東久留米西団地は自治会の慣例の夏祭りを新型コロナウイルスのために中止。
代わって手作り風鈴を黒目川の提に釣り、川面の風を呼び、散歩の人達に涼しさをおくろうと「夏まつ鈴(りん)」を8月8日から16日まで催した。
場所はしんやま親水広場(同団地24号棟から柳窪方面の黒目川沿い、約260風鈴が黒目川の川面の風に短冊をひらひらひらめかし、涼をさそう。風鈴は、プリンやゼリーのカップ、ペットボトル、鉢などをカサの部分にし、短冊をつるして作る。中にはカサの部分に画を描き、回り灯篭のようにした風鈴もあった。
幼稚園児から高齢者まで、それぞれ工夫をこらした楽しい風鈴が約50mにわたりつるされていた。周りの住人を配慮してか風鈴は鳴らさない。風にひらめく短冊は楽しい幼児の画、「サッカーせんしゅになりたい」「けいさつかんになりたい」等々、将来の夢を書いたもの、また「コロナウイルスの一日も早い終息を願う」ものなど。
散歩する人達もしばし足を止めて眺めていた。ミンミンゼミ、アブラゼミの声を間近に聞きながら!
(東久留米 いち)
夏まつ鈴(りん)会場の風鈴
楽しい幼児の画の短冊が風にひらひら
願いごとを書いた風鈴も
散歩の人もちょっと足をとめて