東久留米駅は、1915年(大正4年)4月15日、池袋~飯能に開通した武蔵野鉄道の12の停車場の一つとしてスタ-トしました。当時はまだ、隣のひばりが丘駅、清瀬駅はありませんでした。
その記念の式典が、ちょうど100年目の4月15日北口広場で行われましたのでレポ-トします。
当時の東久留米村は、交通の便が悪く、文化に取り残された僻村の感がありましたが、発起人の中心として、3000坪を超える土地を提供し、開設に向けて奔走した神藤庄太郎氏の尽力の賜物なのです。
東久留米から池袋まで、約45分、運賃は22銭・・東久留米の人口は、4519人で汽車の乗降人は一日80人程度であったそうです。(現在は、一日50、000人をこえています)
現在の東久留米駅です。
1994年に、東久留米市・西武鉄道および市内在住の画家・写真家を含む市民グル-プ共同で完成しました。この市民参加による、モダンでユニ-クなデザインが評価され、1999年に「関東の駅百選」に選ばれています。
また正面に富士山の威容を見ることができる「富士見テラス」は、「関東の富士見百景」のひとつにもなっています。
百年後の今、大いに自慢したい駅ではないでしょうか。
昨年東京駅が一足先に、百年記念イベントを行いました、また「関東の駅百選」には東久留米駅の2年前に選ばれています。
東久留米駅の「兄貴?!」とも言えましょうか。
市民レポ-タ-:球歩