「土星博士」めざそう!!~「環のある景色、土星のあれこれ」~

10月18日東中で東中地区青少年健全育成協議会(青少協)主催の「天文教室」に、くるくるは今年も取材をさせていただきました。


東中は、都内でも珍しい天文観測ド-ムをもっていますから、土星博士をめざす恰好の場です!

近隣地区の小学生4・5・6年生と中学生が対象、保護者も大勢集まりました。
 
講師は、多摩六都科学館の柴崎勝利先生、天文観測は東中天文部のみなさんの協力で行われます。

実は今日の天気予報は、雨または曇りでしたが、見事に外れて薄暮の空に月や星が見えだし、井部青少協会長のスピ-チも快調です、「まずは土星の勉強をしましょう、そして心を落ち着かせて土星を見ましょう」


土星博士に向かっての「旅」のスタ-トです、講師は柴崎先生ですね。


「土星は地球と同じ太陽の惑星、太陽系では2番目に大きく、太陽を一周する周期は30年、ということは同じ位置に再び見えるのは30年後ということですね」ちなみに地球は1年で太陽を回りますね。

地球からの距離は15億6千万km(最速の太陽光でも約80分)だから今見えている土星は80分前のものです、太陽までは1億5千万km、月は38万km!

「環」をもつことでも有名ですね、数ミリから数センチの細かな氷や石のつぶでできていて太陽光で光って見えるのです。


この「環」を傾けながら30年かけて太陽をまわるわけです、ということは….15年に一度は真横から見ると「環」は、一本の線に見えるのですね!

水素、ヘリウム、メタンと気体のかたまりです、だから「密度」は0.68gと軽い、水は「1.00」ですので、大きな大きな水をいれた「タライ」に土星を入れると、ぷかぷか浮かぶんです!!

大体イメ-ジできましたかね?

ああもう一つ、地球に月という惑星がありますね、土星には53もの惑星があるんです。


さてアメリカ航空宇宙局(NASA)の土星探査機「カッシ-ニ」のこと覚えていますか?
「カッシ-ニ」は1997年に打ち上げられ


途中、木星に接近し写真をとり、土星付近からの地球の姿を送ってくれました。


更に土星最大の衛星タイタンに着陸して、素晴らしい写真を地球に届けてくれました。
タイタンは、火山を包む地表の氷を溶かして水を噴き出しているようで、生物がいる?という「説」もありますよ!

   
カッシーニは1年間土星の周りをまわって1万枚以上もの貴重な写真を送った後、使命を終えて去年(2017年)9月15日に、計画通りに土星の大気の中に突入して燃え尽きたのです。

カッシーニ本体に付着している可能性のある微生物を衛星等宇宙に持ち込まないための処置であったのだそうです。

「もったいない!」「かわいそう!」ため息が、叫び声が上がりました。

もう十分「土星博士」になったかな、大丈夫ですね!

 
屋上へ!いよいよ観測タイム
東中天文部のみなさんがすでに観測準備をしてくれています
月も、スカイツリ-も田無タワ-も見ました!

 


「星座早見板」が今日の「土星博士証明書」です。   

 

広大無辺な宇宙ショウ、今夜は夢でもう一度楽しめそう!?

 

(写真は関係者の許可を得て掲載しています)

~~ 2017年 東中天文教室 ~~


雨の日続きの日々、実施に不安もあった10月26日は見事な好天に
恵まれました。

 

 

昭和41年に完成した天文観測ド-ムは都内中学校でも数少ない施設です。

東中青少協は、毎年このド-ムを活用して天文教室」を行っています。

今年の愉しみは今話題の「土星」観測です。

 

 



まさに “天文日和”ですね。

 夕焼けを背に富士山もくっきり!

屋上からの周囲は緑がいっぱい。

観測ド-ム設置には最高の立地であることが分かります。

 

まずは多摩六都科学館の雨森先生による「土星」の話が始まりました。


「土星」の魅力からでしょうか50名を超える小学生に同数近い保護者の皆さんが部屋を埋め尽くしています。

土星の英名はサタ-ン、太陽を約30年かけて一周します。

 

 

土星は美しい輪を持つ惑星として皆さん良く知っていることと思います。そして、数多く(59~60個)の衛星を持つことがわかっています。1997年に打ち上げられ、2004年に土星に接近した土星探査機は、その衛星の一つ「エンケラドス」に、生命体存在の可能性を示す現象の写真を送ってきています・・・送られてきた莫大な量の写真解析の今後に期待がかかります。

 
ついに屋上へ! 「土星」はどこだ!!

西の空、月の右下地上近くに肉眼で見えていました。

観測ド-ムの望遠鏡で土星の「正体」にアタック!!

 

 

 

ド-ムの中に入るとブ-ンと音が響いています。月や土星、星々は地球の自転によって東から西へ動いていきます。その動きを追いかける自動追尾装置がこの望遠鏡には組み込まれていて、これはその音なのです。この音が緊張感を高めます。

残念ながら、ド-ム内の様子も、輪っかの土星の姿も撮影は不可能・・・!

しかしこの目で見た土星は“この世の姿とは思えぬ”美しく神秘的なものでした!

太陽から約14億Kmの距離にある土星!(月は地球から約38万Km)

どんなに遠くても“この世の”すがたですね、そう考えるとば頭の中が混乱してきそうになりました・・・。

ド-ムから出てきた人みんなマジックから醒めきらぬ感じです。

 随所で土星をはじめ天文の説明をしてくれた東中天文部の皆さんに感謝ですね。


東中に入学したら天文部にぜひ入ってね!
このようなPRなどの甲斐もあって昨年倍増の24名の部員がいるのだそうです、皆さん張り切っていました。

 

 

雨森先生と一緒に記念撮影

 

来年は何を観測できるでしょうか?

小学生はもちろん保護者のみなさんも期待いっぱいでした。

 

 

 

(写真は、関係者のご了解のもとに掲載しております)

宇宙には尽きない「夢」がある 東中学校での「天文教室」

 

      宇宙には尽きない「夢」がある    

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東中の屋上の天体観測ド-ムをご存知でしょうか?

昭和41年につくられましたが、東久留米では唯一
東京都内でも殆んど例を見ない施設です。

②   ????  

天文台を持つ東中ならではの行事「天文教室」が毎年この時期に行われています。

12月2日、東中学校地区青少年健全育成協議会(青少協)主催により
地域の100名近くの4・5・6年の小中学生や保護者の方々が
澄みきった夜空を見上げ、天体観測を満喫しました。

東中、校区の6小、神宝小の先生方も多く参加されました。

 今日の天体観測の説明役は、東中天文部の6名です、
さらに宇宙についての興味深い話を多摩六都科学館の雨森先生から聞きます。

 

④

 

 

 

 

 

 

開始前、小学生と一緒のお父さんは

「自分もわくわくして来た、去年は天候の関係で十分に観測できず、
スカイツリ-だけに終わった、今日は期待です!」

 井部青少協会長のスピ-チが、益々その期待を膨らませます。

 2班分けして、1班はいよいよ屋上へ、もう1班は雨森先生のお話です。

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 暗がりの階段を、恐る恐ると歩き行きついた屋上からは、

西の空に月と金星が・・
今日の観測対象です。

そして見渡せば闇夜に360度の夜景!遠くの明かりの中にスカイツリ-があるのでしょうか。

 

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 今日一番のお目当て天文台は、目の前に迫まっていますが、10人程度づつの観測のため、屋上に置かれた10台ばかりの望遠鏡で、「眼慣らし」? もうみんな興奮気味。

 

 

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天文部の中学生が、懸命に説明してくれています。

今日の月齢は2~3日だそうです。

 

 

 

⑧

 

 天文台に気持ちが急ぐ・・・

でも順番待ちは仕方ないですね。

 

 

 

 

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いよいよ天文台に入場です、狙いは金星

天文部員はまずは金星に焦点を当てますが、地球は自転しているので焦点を固定するための調整が必要です。ブ-ンとうなりだした音は、この調整が終了し「自動追尾」開始のモ-タ-ドライブが動き出した音なのだそうです。

 

 

 

でもでも、今見えたはずの金星がよく見えない?

 初めて金星を見たはずなのに、リアクションがよくない・・歓声が沸かない。

そこへ下から部員から「薄い雲が出てきた・・」との報告が。

でも大丈夫です、部員の皆さんの奮闘もあり、いよいよ金星を目にすることができました!

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歓声をあげるひとあり、声もなく見とれるひとあり。

 

 

 

 

 

 

 

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「梅干し見たい」「しわしわ」「赤色や茶色っぽい」どれが本当の金星の姿なのかなあ。

 

 

 

 

 

地球から遠い遠い金星の間には、複雑な気流の変化があり、このためになかなか一定には見えないのだそうです。

「季節によっては、土星水星もみることができます、これ以上知りたい人は、
東中入学後天文部に入ってください」PRもしっかり!!

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心配していた寒さも感じることなく終了し、戻った教室では、雨森先生の楽しい講義が聞けました。

 

 

毎年12月13日頃に「ふたご座流星」がみれるそうです、多摩地区でも漆黒の夜空は期待できないけど、「1時間で10個くらいは見つけたことがあります」

「流星は、宇宙のたった数ミリのゴミが地球上100キロくらいに突入するときの摩擦で
燃え尽きますがこの光なんです、ということは大気のまったく存在しない宇宙は
約100キロより外・・といえますね」

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「地球から月までの距離は約38万キロ、新幹線で行けば2か月以上かかる・・距離です」

とても分かりやすく面白い話がきけました。

 

 

最後に、きっとみんなが知りたいこと・・・

 

宇宙に生物がいるのか・・?!

宇宙には、太陽のように超高温で運動しない「恒星」が無数にありますが、
この恒星の中で太陽のように「惑星」を持つものが最近の天文技術でどんどんわかってきています、その惑星の中で地球のように偶然に生物を生める条件があれば・・・
ヒョットして、でも今はまだわかりません」

「宇宙人で有名な火星には、現在5台の探査機が活動していますよ」

 

みんなもっと天文に興味をもって、将来研究者になるっていうのは如何でしょうか?

そんな「夢」を持てたでしょうか?

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 2時間は、本当にアッという間のことでした。

青少協の皆様、東中の先生方のご協力で、くるくる発信をすることができました。

感謝申し上げます。

 

                (写真は、関係者のご了解のもとに掲載しております)