子育て集会へのお誘い

いよいよ明日、一年をかけて準備してきました子育て集会の開催を迎えます。

オープニングは、毎年お馴染みの太鼓演舞。

リレートークに続き、記念講演となります。

ぜひ、1人でも多くの方に参加いただき、一緒に子どもたちのことを考えて欲しい。そんな思いでおります。

午後の分科会は、地域の子どもたちの今、そしてこれからにつながり関わる内容で分科会が開催されます。

この会をご縁につながり、またそこから誰かにつながるそんなつながり合い、そこから誰かの居場所がうまれれば!と願っております。

明日、東久留米市生涯学習センターマロニエホールにて、お会いできますことを楽しみにしております。

チラシhttps://drive.google.com/file/d/0B60YITkIpGSaVkZ3VmEzS2JYcVFSVlJtVjRabTN1QzZPZ1lR/view?usp=drivesdk

就学相談に関する学習会のご案内

こんばんは。発達支援サークルで・こぼでございます。
夜分のご案内となり、申し訳ございません。
 
いよいよ、今週末の10月5日(土曜日)に東京都東久留米市の生涯学習センター学習室にて、今年度第一回目の学校制度学習会、「就学相談に関すること」が開催されます。 
 
第一回 就学相談学習会
10月5日 土曜日 13:30開始 16:30終了
参加費 1000円
資料代 1000円※2部希望の方は事前にご連絡ください。
会場  東京都東久留米市生涯学習センター 学習室4
 
小学校への就学相談、中学校進学に向けての就学相談共に、基礎から就学相談の目的や就学相談が持つ意味、そして入学・進学後にどの様に役立つのか・・・など、講師の先生から学んでいきます。
 
また、過去の分を含めて、よくある質問などを取り上げながら、具体的な内容で理解いただけるように、すすめていきます。
 
まだ、少しお席がございます。
催しの多い秋、ご多忙だとは思いますが、お時間にご都合がつくようでしたら、ぜひご参加ください。
 
2回目以降の予約も受け付けております。
初回参加の方のほとんどが、2回目以降の予約もいただいておりますことから、2回目以降に参加を希望される方は、お早めにお申し込みください。
 
詳しくは、チラシのデータを添付させていただきましたので、ご確認いただきますようお願い申し上げます。
 
 
季節の変わり目でございます。
どうぞ、ご自愛ください。
どちらかの会場で皆様とお会いできますことを楽しみにしております。
 
発達支援サークルで・こぼ

今年度の就学相談に向けて

今年度、東久留米市でお子様が就学相談を受けられる予定の保護者さんへ

就学相談は、お子さんをあらゆる側面からみて“どの進路先が、本来持っているチカラを最大限に伸ばし育てていくことができるか”を関わる大人が連携して考えていくための場所です。

東久留米市教育委員会指導室特別支援教育係、医師、スクールソーシャルワーカー、所属先の園長や学校長をはじめとした先生方、進学先の学校長をはじめとした先生方・・・・など多数の方が関わり、お子様のこれからを考えていきます。そして、その先生方と同じ立場に“保護者”も入ります。

保護者は、子どもを看護するだけの立場ではありません。私たちは、子どもをもった瞬間から、色々な方の助けを得ながら保護者の“大切な仕事”を行っています。そして、私たちの仕事の終わりは、子どもたちが成人したところで終了ではありません。お子さんが独立し、一人の大人として歩んでいく姿を見守っている中にも“保護者としての喜びや心配・・・”などの感情を持ちながら寄り添っい、幸せを願いながら続いていきます・・・理想なのは、自分の人生が終わるまで保護者でいられることです。
私たち保護者は、その時々の浮き沈みはありながらも、“保護者業”というものをライフワークとしてつないでいきます。
子ども時代の我が子にとっては、誰よりも一番近くで、誰よりも将来の幸せを願い、心配し過ごしている私たちだからこそ、”保護者”という役割に自信を持ち、先生方と対等に”子どもの幸せ”を考えていくべきだと考えています。

ミスなく行うことや、完璧に子育てをすることが求められているならば、それは“誰かの仕事”を保護者に押し付けられているのかもしれません。「失敗してしまった」、「ちゃんと子育てできていない」なんて思わないでください。
私たちは、子どもたちと一緒に成長していくものです。

母親よりも先に、一人の人としての歩みも大切です。

就学相談は、私たち保護者が私たちを助けてくれるコミュニティを探す場でもあります。
誰を頼りに子育てをしていくのか、自由に考えていい場所です。

就学相談では、お子さんに関する“大変だと感じているところ”、“発達が不安なところ”、“この先の見通しが持てない辛い部分”など、「苦」に関するところにフォーカスを持っていくことが多いです。それが数か月継続します。予想以上に嫌な経験として記憶されることも出てくるかもしれません。
この感情は、同じ思いを経験した、同じ状況にあった保護者の方にしか理解できないかもしれません。その感情を「知りたい!」と努力いただいている先生も沢山いらっしゃいますが、100パーセントは分からないかもしれません。

分からないから知りたいと思い、知ることで私たちへの理解が広まっていきます。どうか、この先に出会う方を、あなたの子育てに巻き込んでください。

そして、周りに同じ経験を“先に”されている方、その様な方に手を差し伸べていて一緒に考えて少しだけ寄りかかれる方とつながれるとよいと思います。

この選択をしたとき・・・何が起こるのだろう?
こんなこと話してしまったけれど・・・悪く取られないだろうか?
決定された進路に従わないとどんなことがあるのだろうか?

みんな、どこかのタイミングで同じような気持ちを抱えてきました。

もしも、周りにさがせなかったら、どうぞ私たちにそんな不安や辛さをシェアしてください。
一緒に考えて、そしてそのつらい期間をその先につなげるお手伝いをしたいと思っています。

連日、学校の中での出来事の相談をいただきます。
話し合いの中で、まずは何をすべきか?そのあとどうしていこうか?・・・一つ一つを形に変えるお手伝いをしています。

入学後、進級後に環境整備を図れていくことは、就学相談からはじまった学校との会議の結果が大きいと考えています。

就学相談を就学相談で終わらせないことは重要です。

そして、就学相談も保護者やお子さんに合わせてカスタマイズできます。

就学相談の申込用紙に
「保護者の希望する進学先」という欄があり、特別支援学校・特別支援学級・通級/特別支援教室・通常の学級 と〇を付けるようになっています。
それが分からないから就学相談を受けるわけですから、わからない状態でとりあえずの選択はしなくて大丈夫です。わからなければ○をしない、または全部に〇をしてしまってください。
そして「あらゆる検査の結果や見解を報告いただき、その時点で希望を伝えます!」と伝えてください。

医師診断・・・どうぞ、お子さんの主治医がいらっしゃれば、主治医に診断してもらってください。

最終的に出される就学先決定、どうか納得のいく進学先であっても「その判断に至った根拠」を具体的に示してもらってください。それが進学後に配慮がすすまない際に活用できることがあります。

通常の学級で判定が出たとしても、進学先の学校との面談機会を必ず就学相談係に調整してもらってください。

「個人的に学校へ連絡してみてください」では、そのやり取りは“就学先決定・進学先決定”を伝えた場面で、相談係のお役御免になります。それでは、進路先の学校と「入学前の合意形成会議」が持てにくくなります。

就学相談における就学先・進学先の決定は「お子さんの状態に応じた就学先の学校での合意形成が行われることを前提とした決定」です。そのためには、“”“合意形成会議”“”が必要です。

東久留米市では、診断名を持つお子さん(診断名を持たないが障害を疑う状態のお子さん)について、教育の場面で合理的配慮が得られない、または理解が得られないなどの問題が発生した際には、障害福祉課が窓口となり、教育部との話し合いに場合によっては同席していただけることを確認しています。

「読み書き障害のお子さんに対して、タブレットの使用やそれに代わる代替え案の提案が得られない」、「読み上げの配慮が得られない」・・・など、で・こぼに相談をいただくことの多いものについても、障害福祉課が窓口となり、配慮が得られるように働きかけてくれるという話をいただいています。

引き続き、私たちも相談いただいた場合には、冷静に対応させていただきますが、もう一つの窓口として利用されても良いと思います。

今年度も、就学相談に関する学習会などを行う予定で準備しております。
不安や疑問はお気軽にお尋ねください。
関係している各所に確認などをとりながら、正しい情報をお伝えできるように努めていきたいと思います。

夏の講座案内

うっとうしい季節を迎えましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?
 
さて、過日ご案内させていただいた、夏講座の詳細などが決定しましたので、改めて案内させていただきます。
 
① ★7月21日(日) 10:30~12:00
東久留米市 生涯学習センター 集会学習室5 
 
「学校対応」
~学校とスムーズに話していけるためのプログラム~
発達障害などを持つお子さんの保護者の方にとって、保育園・幼稚園からはじまる集団の場では、その施設や学校との話し合いの機会も多いです。
特に急を要する話し合いの機会もあることでしょう。
インターネットなどでは、お子さんの困っていることに対しての支援策の紹介はたくさん見つかりますが、それを実際にご自身のお子さんに当てはめようとした時、学校にお伝えする際の表現方法が見つからなかったり、違う方向に進んでしまったり・・・そんな経験を経て、我慢することや子どもに我慢させることが一番という、”我慢”の選択をされている保護者さんも多いです。
 
お子さんへの具体的な支援は、配慮を求めるところからはじまります。関わる大人同士の連携も必要です。
どの様な内容を、どの様な形式で、どの様な立場の方に伝えていくと良いのか?
また、その先をどの様につないでいけたらいいのか?
学校側も保護者側も、何よりもお子さんのこの先をどの様に支えて行くと、お子さん自身がチカラの獲得をしていけるのかが考えられるのか?
そうした話し合いができるような方法を、この会ではお話しさせていただきます。
 
講師は、発達支援サークルで・こぼ代表が担当します。企業のクレーム対応や新人教育など”話し合う業務”を長年務めてきた経験を持ち、で・こぼでは”学校対応”についての相談を担当しています。
相談内容から見えてきたもの、言葉をどの様に使っていくのかなど、具体的な内容で会をすすめて参ります。
どなたも参加いただける会です。事前の申し込みをお願いします。会場の規模により定員に達した時点で受付を終了しますが、その際はご相談ください。
 
講 師:発達支援サークル で・こぼ代表 
参加費:無料
定員:20名

申し込みは、

 
 
❷ 笹田哲先生講演会
★ 8月24日(土) 13:30~16:30
東久留米市 生涯学習センター マロニエホール
神奈川県立保健福祉大学 リハビリテーション学科教授
学科長 笹田 哲 氏講演会
清瀬市のAAO!さんとの共催で、「NHKストレッチマンファイブ番組企画委員」、指導アラカルトシリーズなど人気著書を多数執筆されている笹田先生をお招きし、学齢期のお子さんを中心とした「カラダづくり」のことをお話しいただきます。特に、今回は現場の先生方に活用いただける情報をお伝えしていき、教室の中で理解されにくさに苦しんでいる子どもたちへの支援や配慮につなげていきたいと考えております。
※この講演会は、東久留米市障害福祉課より東久留米市障害・難病等啓発事業補助金事業としての補助金を一部開催費用に充て開催いたします。一定数以上の方に参加をいただいた場合は、収益をあげないために、参加者の方へ一部参加費の返金を行います。
 
ぜひ、日程のご都合をつけていただき、ご参加いただけると嬉しいです。(定員100名)
詳細・申込はこくちーず・・・。
 
電子チラシを添付いたします。お近くで興味のある方がございましたら、シェアにご協力いただけますと助かります。

 

 
 
③  座談会
7月は、夏休みの宿題どうする?  を開催します。
量の調整方法や工夫の方法…など、一緒に考えていきます。
 
よろしければご参加ください。
申し込みは不要です。
直接会場にいらしてください。
 
日時  7月23日  10:00〜12:30
会場 東久留米市 生涯学習センター地下調理室
費用 500円(軽食付)
※不明な点などございましたら、で・こぼ宛にお問い合わせください。
 
 
④ おすすめ講演会
 
で・こぼにいただいた案内をシェアいたします!
で・こぼからも参加いたします。
 
日時 :  6月23日 日曜日 13時15分〜受付開始
会場 :  東村山市 市民センター
申し込み不要です。
講師  :  田中  哲先生
「子どもの登校拒否 不登校をどう理解するか」
 
詳しくはチラシをご覧ください。
 
講師紹介
田中哲(たなか さとし)先生
1953 年東京都生まれ。北海道大学医学部卒業後、同大医学 部精神科に入局。1983 年市立札幌病院静療院児童部を中心 に児童精神科医としての活動を開始。元東京都立小児総合医 療センター副院長。 著書「育つこと育てることー子どもの心に寄りそって」「発達障害とそ の子らしさ」「自閉症スペクトラムのある子を理解して育てる」など
 
チラシは下記の通りです。
 
では、長くなりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。
 
発達支援サークルで・こぼ

 

 

 

 

保護者の悩み、学校との話し合い

気が付けば、もうすぐ6月です。
1学期、子どもたちは新しい環境に慣れてきていますでしょうか?

我が家の子どもたちも、色々な壁にぶつかりつつも、その度に、色々な方法を試したりしながら、少しづつ進んでいます。

学校の中で困ったことが起きた時、保護者は学校に相談をするのですが、この相談の前提となるのは、ネット上や書籍などで目にした、同じような困難さを持った時の他のお子さんの前例です。

「他校では〇〇してうまくいったケースがあるようです。この学校ではそれをしてもらうことはできますか?」・・・そんなふうに伝えることが多いのではないでしょうか?

それに対して、「管理職と検討してみたのですが、それは行えないということになりました」

・・・そんな答えをいただくことも。

その時、どうしていますか?
“うちの学校では無理ならしょうがないな・・・”となっていませんか?

学校に“こんな困難さがあるのでなんとかしたい”と伝えるだけでも、かなりの勇気が必要だったり、うちの子だけ特別扱いして!とお願いしているみたいで・・・。と感じながらだったり、保護者の一歩一歩は本当にしんどいものです。

だからこそ、検討してくれたけれど、ダメだった・・・で終わらせずに、提案した配慮と同等の意味を持つ配慮の代案を学校側に提案していただいてください。

「うちの子の困難さに対して、この学校で、この教室で出来そうな配慮はありますか?」・・・と。

そして、同時に先に提案した配慮の申請が却下された・・・つまりは“行えない”となった事由を確認して記録してください。それが次のヒントにつながります。

本来、保護者からの申し出も”お子さんがその配慮を必要とする根拠“が必要です。でも、保護者にはそれがよくわからない場合や、“できるようにするために”とできることだけを考えてお願いをしている場合もあるかと思います。

だからこそ、学校側も、お断りする際は、「その方法よりも〇〇さんの場合は、△△が原因にありそうなので、××でやってみた方が学年が上がった時に良いと思うのですが・・・」・・・と、丁寧な説明をする必要があります。

できないから・・・ではなく、できないとする理由が必要です。

その理由を持ち帰った保護者さんは、その理由に当てはまらない配慮の情報を得ようとできるかもしれません。

工夫もあるかもしれません。
学校の中だけで解決しようとせず、周りからの情報にも助けてもらってください。

そんな、今までの困った!をどうしていこうか?!と、7月21日に、「学校対応」という学習会を開催します。
で・こぼオリジナルの資料を使用して、会をすすめます。

保護者が学ぶことは必要ですが、それだけでは学校とスムーズに話し合えないことも多いです。

一歩でも前進し、それがお子さんの環境整備に役立つように、一緒に考えさせてほしいと願っています。

参加費は、無料です。
どなたも参加できます。

今年は、“ハズレ”・・・なんて諦めませんように。
もしかしたら、ハズレではないかもしれませんよ!

https://kokucheese.com/event/index/565765/

お子様が就学を迎える保護者の方へ

就学を迎える保護者の方へ

いよいよ、お子様が学びの場へ入る時となりました。
就学の準備が終わっても、あれやこれやと心忙しく、慌ただしい日を過ごされていることと存じます。

で・こぼから毎年この時期に送る“入学後の情報”をお知らせしたいと思います。
すでに文具などについては、幾度か案内をさせていただいておりますので、その情報は過去の投稿を見ていただければと存じます。探せないなどがございましたら、遠慮なくで・こぼにお尋ねください(decobo2014@gmail.com)

<服装のこと>
入学式に向けて子どもたちは不慣れな服装を身に着け、保護者から離れた時間を過ごします。
どうぞ、当日着用する服装は、事前に着用するだけでなく、着用してトイレに行ってみるなど”学校ごっこ”として準備させてあげてください。どんなことが起きても、笑い飛ばす余裕をもって、最後に「楽しかったね!!」と楽しくないことが起きても「これって楽しかったの???」と勘違いさせることも、当日の朝の準備の練習です。
そして、皮膚に過敏のあるお子さんについては、襟元、袖など服の着用を嫌がる原因が出てきます。“きちんとした服装でないと・・・”という保護者の気持ちが痛いほどわかるのですが、どうか無理をさせないでください。作業療法士の先生などに助言をいただくのもありだと思います。

<入学式の会場見学>
入学式の会場は前日につくるわけでなく、卒業式からそのままで維持している学校も多いです。就学相談を受けていない!中断した!ということがあったとしても、後ろ向きにならなくて大丈夫です。「入学式の会場を見学したい」と事前に副校長先生宛に連絡し、叶えてもらってください。その際は、入学式会場の見学を行う理由を伝えるとスムーズです。「音の過敏があり、会場にか不安があります」、「新しい場所が苦手で、事前に歩く場所や全体の様子を知っておきたいです」などです。障害名などを伝えたりすることは求められません。不安に思うことを伝えれば大丈夫です。
会場見学に限らず、事前に保健室やトイレなどを見せていただくことも可能です。
知っておくことで不安が少なるお子さんも多いです。
ただ、それが当たり前のことではなく、それに付き添い時間を割いていただける先生への感謝も「嬉しいね」、「ありがとうって言おうね」と親子で話せたらよいと思います。
今後、学校生活の中では様々な立場の先生方に支えられていきます。感謝の気持ちを毎回伝えていくということも忘れないでおきたいことですね。
<入学式前夜>
ハンカチ、ティッシュ・・・持ち物の確認をもう一度しましょう。
持っているものリストを作って、探せなかったときに備えてもよいかもしれません。

保護者の準備が忙しくても、一緒に眠るまで付き添い安心した環境で眠れるとよいですね。

<入学式当日>
早めに起きて、時間に余裕をもって過ごせるとよいと思います。
何が起きても、決して叱らず、大人が慌てずに過ごせるとよいと思います。

入学式の入場では、アイウエオ順で男女が組み会場へ入ってくることが多いです。このタイミングでの撮影以外、学校内での撮影はできなくなりますので、すべてのお子さんの撮影をしておき、お友達のアルバムをつくられるとよいと思います。写真のデータ管理は厳重に行ってください。※1
教室に入ると、着席する席が決まっています。助けていただくことが想像できますので・・・隣の席の子、近くの席の子など、今後接する機会の多いお子さんを確認しておけると、何か起きた際に役立つと思います。
※1 写真がなぜ必要かというと、トラブルの多いお子さんがお友達の名前を憶えられていないことが多々あります。お友達の名前を覚えることで、お友達を呼ぶ際に体にタッチしたりせず、名前で呼び反応してもらい、トラブルが減るという姿が期待できます。
お子さんが帰宅して、○○君が教えてくれた~という話をした際には、アルバムを一緒に見て「このお友達?○○が得意なんだね!いいところアルバムに書いておこうね」と○○が得意とアルバムに書き加えるとお友達の良いところがお子さんの目に触れやすいです。絶対に、他のお子さんの悪口や苦手なことを書くことはしないでください。(悔しい思いを抱いた際に書かれていることを他のお子さんに話してしまう可能性があり、トラブルの原因になります。)

入学式当日は、お道具箱や教材などいろいろなものが配布されます。翌日の登校日にお子さんが持ってくるものもあります。
名前シールやサインペンを持参して、翌日持ってくるものなどはその場で記入し机に戻して帰ると、体の小さなお子様などは翌日の負担が少ないです。
翌日からは学校にさえ到着すれば、世話係の6年生が教室で朝の支度を手伝ってくれることが多いです。
お子さんの状況にもよりますが、「迷惑をかけるかも・・」と気になっても、できるかできないかを確認するチャンスかもしれません。我が家では「失敗してそこから学ぶチャンスを奪うから」と先回りすぎる手助けはしないようにしています。失敗から時間をかけてでも、一緒に一歩ずつ進んでいくことが後に大切になるので、見守りで見に行く際は、お子さんに悟られないなど保護者側の配慮も必要な場合があります。お子さんの姿に合わせ、各家庭で調整できるとよいと思います。

失敗は成功の元です。
不安感が強いお子さんには、不安のある取り組みを行わせない!ではなく、保護者の失敗経験を話したり、失敗してリカバリーする姿を見せたり、失敗しても一緒に考えるという安心できる素材を用意しながら、小さな一歩でも取り組めるとよいと思います。
小さな一歩とは、周囲の持つ小さな一歩のイメージではなく、本人の持つ小さな一歩のイメージです。周りに伝わらない小さな一歩もあります。考えるだけ、思うだけ・・・・これも小さな一歩です。どうぞ、温かく見守り、周りの助けを借りながら時間をかけてお子様のチカラを育めますように。

発達障害についての学びの会 学校制度について

発達支援サークルで・こぼです。

週末に予定されております、文部科学省初等中等教育局特別支援教育課特別支援教育調査官田中氏を招いての学習会のご案内をいたします。

日時 2019年3月30日土曜日 13時30分より14時30分
受付は13時より行います。

学習会内容 学校における障害のある子どもの教育と基本的な考え~合理的配慮提供と新学習指導要領を中心に~

参加費 1000円、別途1000円の資料代がかかります。
今までの学習会に参加いただいた方も資料を改めて用意させていただくため費用が発生いたします。

申込方法 メールにて申し込みください。①名前②お子様の所属またはご自身の所属③田中氏に聞きたいこと④連絡先メールアドレス

お願い
現段階で10名の申し込みをいただいております。まだお席に余裕がございますが、資料の印刷と準備の都合上、参加希望の方は早めにご連絡ください。
資料が100ページを超えており、手作業での印刷となりますため、即時対応できないため、ご協力をお願いいたします。
今回は、未就学児保護者さん限定ではなく、お子様の進路について不安があったり、学校との対応や保護者さんとの話し合いに不安がある場合、知識を深めたいなど参加の理由はお尋ねしておりません。
質問に十分のお答えいただく機会ですので、ぜひご参加ください。

尚、質問の内容によって開催時間が前倒し、または後ろに延長される場合もあるかと存じます。何卒、ご承知おきください。

発達支援サークルで・こぼ
decobo2014@gmail.com

勉強会への振り返り

過日「子どもの偏食勉強会」を皆様のおかげで、無事に終了いたしました。
会の中では、一見偏食とは関係のない、誕生から通常食を食べることができるようになるまでの口に関連するカラダの成長を中心に、話しがすすみました。

とっくに過ぎてしまった、離乳初期から後期、そして発達の話しを我が子に当てはめるのに苦労された方も多いかと思います。

しかし、ここの『食べる』につながる機能の獲得がとても重要です。

高学年のお子さんでも、その機能を獲得しないまま成長している子どもたちが多くいます。

我が子は後期の際に獲得するべき機能が備わっているのだろうか?から始まり、獲得できていないならば『なぜ、獲得できなかったのだろうか?』と疑問をつなげていくと、実はそこにお子さんの発達の姿が見えてきたりもします。

食の困難、学習の困難、生活スキルの困難・・・と一見重なり合わない困難の種類ですが、時に一つの原因に行き当たった時に、ピッタリとつながり合うことが多いです。

テーブルの上には、『叱られる』経験につながる要素が沢山あります。

水をこぼす
コップを倒す
箸を落とす
椅子から落ちる
食べ物をこぼす
食器に衣服が入る(袖を汚す)・・・・・などなど、食事の場面で注意されることは多く、またそれを同時に言われることの多い場面です。

水をこぼしてから、どうしたらこぼさなかったか考える。
コップは倒してから、次にどうしたら良いのか考える。
・・・・周りの大人は、起きないように事前にアレコレ注意するのではなく、起きてしまってから(子どもが起きたことを実際に経験してから)次にどうしたらいいのかを一緒に考えて欲しいと思います。

そして失敗は成功のもと!!!
そのように思えるよう、どうぞ時間をかけて経験や学習を重ねていただきたいと思います。

基本的に子どもは注意されたことを次に覚えていることはできません。
むしろ、自分を責めるような反省をお子さんがしているのならば、その苦しさこそ、何とかできる方法を早急に探す必要が出てきます。

私たちにできること…何か起きた時に、一緒に考え、一緒に悩み、一緒に「何とかなるよ!」につなげていく。
ゆっくりと問題と付き合うことを、教えてあげることなのだと思います。

話は戻りますが、今回の勉強会の中で、お子さん自身にとっての一口サイズの量感獲得につながる”手づかみ食べ“の未学習について話しが出ました。気付いて欲しかったのは、一口サイズの量感を獲得できないことは、後々の「丸のみ」などの問題につながってくるということでした。

噛みちぎって食べる大切さ。これを大切に育てていく必要があります。

就学後のお子さんにとって、離乳まで話を戻すことは、難儀ではあるかと思いますが、それでも『今なら間に合う!』という、で・こぼからのメッセージをおくりたいと思います。

口一杯に頬張り、飲み込む。
その解説もありました。

ストローを使った体験が、それにあたります。
食べ物は、舌の中央よりも奥に行った時、前にださなければ、左右の奥歯まで口の中で送り出し、しっかりと”噛む“に繋がらない・・・そこにつながっています。

こまごまとした振り返りになりましたが、内容は口腔部位についての成長からの発達の話でしたが、全てのお子さんの「食べる」への困ったに必要な内容でした。

あっという間の時間で、偏食部分の充実した話が少なかったことは、一部の方からご指摘をいただきました。

この投稿を読んでいただき、「これが聞きたかった!」という方、どうぞで・こぼ宛にご相談ください。その答えに近づけるように、サポートできればと存じます。

今後も、定期的に東久留米市さんにご協力をいただきながら一緒に子どもたちのために学ぶ機会をつくっていきたいと思います。

閉会後、参加することができなかった方々から、私たちのアドレス宛に相談をいただきました。
そうして御縁がつながったことだけでも、私たちはうれしく思います。

私たちの身の丈に合った活動を一つ一つ重ねていきたいと強く思います。

子どもの偏食勉強会開催のご案内

いよいよ、来週12月6日に東久留米市地域自立支援協議会、東久留米市障害福祉課との共催で開催する学習会「子どもの偏食勉強会」が行われます。

講師の白鳥先生より資料が到着いたしました。
全ページシェアをしたい程、充実したものとなっており、今からワクワクしております。

念願の白鳥先生をお招きして、とことん“子どもたちの食べること”に向き合う時間を過ごせることを嬉しく思います。

保護者の仕事「衣食住」と言われるほど、食べることにつまずくと、保護者共々苦しんでしまうことも多いです。・・・ただ、大人だから苦しむ姿を見せないことも。

そして、原因を知らずに子どもの偏食などに向き合おうとすると・・・「こんなに頑張って作ったのに、一つも食べてくれない・・・」そんな切ない結末に出会ってしまったりもします。

ちょっと肩の荷を下ろして、一緒に考えてみませんか?一緒に学んでみませんか?

初めて白鳥先生の話を伺った際、「乳児期のうちに知っておきたかった・・・」と少々衝撃を覚えました。

「他の発達がゆっくりなのに、食事だけがみんなと同じな方がおかしいでしょ?無理に勧めなくていいのよ。むしろ、無理に進めてはならないのよ!」優しくそんな言葉をいただきました。

この勉強会は、未就学児の保護者さんはもちろんですが、“丸のみ”、“流し込み”・・・など「食に困っている子どもたち」を支える大人の方すべてにご参加いただきたい会です。

食は、人生を色付ける大切なものです。

資料は58ページ。それなのに費用は無料です。
予約も不要です。

直接、会場へお越しください。
東久留米市では、チラシを全小学校の一年生には全家庭配布、幼稚園保育園では、配布や設置に承諾いただいたほとんどの園で年長クラス配布にご協力いただきました。

皆様のお知り合いで、お子様の『食』に苦労している方がおりましたら、ぜひ情報をシェアお願いします。

11月11日多様なニーズを持つ子どもたちを支えるための「学校制度」学習会開催

★11月11日 13:30〜16:30

文部科学省 初等中等教育教育局特別支援教育課

田中裕一氏から学ぶ学習会(一般非公開)

「学校制度を知る①前編」※全2回の初回

※会場は東久留米市立第三小学校

※参加費:保護者1000円、先生方1500円

★先生方については、過去にで・こぼ講演会や学習会に参加されたことのある方、または、東久留米市在住(勤務地でも可)の方々のみ、受付いたします!

※別途資料代(1〜3回通しで使用予定)を請求させていただく予定です。金額は実費となります。(カラーのため1000円を予定)160ページを超える資料です。何卒ご理解ください。

※申込は、でこぼGmail宛 decobo2014@gmail.comに下記の要領で

件名:11月11日、1月20日学習会参加←このままでお願いします。

内容:

❶参加者の名前 

❷お子さんの所属(年長◯歳など)※保護者でない場合は、職業所属を簡単に記入ください

❸学校制度について知りたいこと。今困っていること。

(なんでも構いません)

※一言で構いませんので、必ずお書きください。ない場合は「なし」とお書きください。

※保護者の質問が優先となりますが、できるだけ回答していただく様に田中氏に質問内容を事前にお渡しいたします。

❹連絡先のメールアドレス

※で・こぼからのメールが受信できる様に設定お願いいたします。

尚、田中裕一氏から学ぶ学習会は、11月(11/11)と1月(1/20)の全2回開催予定です。この2回は連続編で学校制度を学ぶ予定です。どちらかの参加も受け付けますが、どちらか欠席された回の補講などはございません。

尚、その場合の参加費用は参加した回の分だけです。申し込みの際に、その旨お書きください。