10月11日(日)、さつまいも掘り大会を自治会農園で開催しました。
ポスター
氷川台農園が再開して8か月、子供たちのための芋掘り大会の再開が待たれていました。そして、6月末にジャガイモ掘りが企画されましたが、残念ながら雨で中止となってしまいました。こんどはサツマイモ掘りを企画しましたが、台風14号が接近し、前日まで毎日雨が降り続きました。前日の農夫の皆さんの打ち合わせでは、中止に傾いたようですが、「子供たちの楽しみ」ということもあり、林自治会長が、開催したいと申し入れ、準備が進められました。開始1時間前に林会長・農夫の皆さん・担当役員が集まって、天を見上げます。台風は、Uターンして南に遠ざかるようですが、30分前には小雨がぱらつき、みなをやきもきさせましたが、開始10分前には何とか止んでくれました。
事前に刈り取ったサツマイモの蔓・サトイモの葉を始末する農夫
最初の参加者、お父さんが受付を済ませます
ついに薄日が差しこんできます、蔓ものの支柱には赤とんぼが
集まった子供たちは食い入るように土をにらみます
農夫が子供たちの掘りやすいように鋤を入れます
お父さんに子供用の軍手をつけてもらい準備します
林自治会長の開会宣言
早速大物を引き抜きました
こちらも負けずに
皆夢中で土をかき出します
今回は、サツマイモの作付けが少なかったので、隣の畝のサトイモを3株掘り出しました。
皆で取り囲み、イモの取り方を教わります
株に手を突っ込んでサトイモを取り出しました
収穫したサツマイモ・サトイモは、ほぼ均等に10組に分けられます。
その間、参加者親子は農園内の見学です
収穫物の分配です、参加10組の代表によるじゃんけんの勝ち抜き戦、勝った組から好きな山を選びます
この日は、雨が続いたにもかかわらず、畑はぬかるむことがなく、気持ちよく掘ることができ、子供たちの笑顔と歓声にあふれ、親御さんたちも、わが子の姿に目を細めていました。参加者は10家族(大人12名・子供13名)をはじめ農夫・自治会役員・大泉から取材に来たライター等々、総勢37名でした。
自治会の空き地対策として、かつて3つあった氷川台農園も、すべて宅地となり消滅しました。それから3年、新たに100坪の氷川台農園が誕生し、この「サツマイモ掘り」が実現しました。かつての農園では、「ジャガイモ掘り」・「サツマイモ掘り」がそれぞれ4回実施され、子供たちのお楽しみだったイベントが3年ぶりで復活しました。
これらのイベントは、自治会活性化の一環として「子育てに優しいまちづくり」を目的としたもので、その復活が、コロナ禍で沈みがちな自治会に元気を与えてくれました。
子ども達には、自分が生れ育った氷川台でジャガイモ堀りやサツマイモ掘りを体験できる素晴らしい環境に感謝して育って欲しいと願っています。
氷川台自治会