春の全国火災予防運動(3月1日~7日)の始まる前日、2月29日(土)氷川台自治会館において「消火器・火災警報器・防災用品展示販売会」を開催しました。
「春の全国火災予防運動」ポスター・自治会4か所の掲示板にも掲示しました。
昨年、東久留米消防署警防課長と面談した際“氷川台自治会の災害時の一番の課題は火災の延焼対策”と話した時、「各家庭に1本の消火器を備えることが一番の対策」とアドバイスを受けました。現在自治会エリア内には、市が設置した街頭消火器の他、自治会独自で街頭消火器を設置し12世帯に1か所の割合で街頭消火器を設置して火災予防対策を講じています。さらなる火災予防策の推進は「各世帯に1本の消火器設置運動」の展開です。
今回の企画は、各家庭に1本の消火器設置に目標設定。「使用期限が切れた消火器はどうすればいいの」「火災警報器の使用期限が間もなく切れそうだ」との声にこたえ、昨年商工会と締結した「住環境維持に伴う適正工事推進に関する協定」の一環で商工会加盟業者の中から八幡町の佐藤電気システム㈱を紹介してもらいました。消火器の有効期限はおおむね5年、ついつい期限切れを忘れます。火災警報器は家庭自宅内各室への設置が義務付けられて、間もなく10年になり、こちらの有効期限は10年なので、なおさら忘れがちです。そんな期限切れの確認をしてもらうための今回の開催となりました。
会場を訪れた自治会会員
会場の自治会館には、家庭用消火器・火災警報器が展示され、社員によってそれぞれ説明が受けられます。合わせて保存食や防災機器も実演・展示がされました。開始とともに多くの会員が自宅の消火器を持って参集し、24世帯の方が使用期限切れ等で新しい消火器を購入交換されました。皆さん口々に「これでひと安心」と感想を漏らしていました。
家庭用消火器の展示
保存食・保存飲料の展示
防災備蓄トイレの展示
自治会・防災会では、これまでも防災グッズの展示・販売会を開催。また、通電火災防止に感震ブレーカーや家具転倒防止器具の展示・販売会と取り付け支援を実施。さらには地域コミュニティ放送局「FMひがしくるめ」との提携により、緊急告知ラジオでの災害時緊急避難放送を実施してきています。今回の消火器販売会により、有効期限のある消火器のような防災用品販売・交換は、点検の意味も兼ねて定期的に実施する必要性を感じさせました。氷川台自治会にとって、最も恐ろしい災害は、火災なのですから。
氷川台自治会は、火災予防対策に一番重要なのは“各家庭が1本の消火器を設置する”の運動を順次展開していきます。
氷川台自治会