【第6回自治会バスツアー】遂に実現! 国宝・赤坂迎賓館本館及び主庭見学♪

11月13日(火)第6回自治会日帰りバスツアーを実施しました。人気の高い赤坂迎賓館見学は、自治会内でも希望する会員が多く、昨年、企画しましたが、残念ながら予約が取れませんでした。今年は運よく実現することになりました。

 

  毎年秋に実施するバスツアーは、5年前に「スカイツリーに行きたいが、個人ではとても無理・・」とお年寄りの会員が殿田自治会長に訴えたことから実現しました。スカイツリーに続いて、富士山・房総半島・国会議事堂と、主として高齢者の会員のため平日に実施、自治会のイベントとして定着、地元出発・帰着のバス旅行を楽しみにされています。今回も、複数の90歳代の方たちをはじめ40名の会員が参加者しました。

自治会隣接のスーパーオザム駐車場で自治会旗を掲げて参加者を待つバス

  出発したバスは一路「赤坂迎賓館」へ向かいます。車中を取り仕切るのは、自治会役員の太田さん。ガイド用の赤い帽子をつけて、当日限定のバスガイドをつとめます。

板についたバスガイド・・・太田さん

  車中では、まず、5日後(11月18日)に迫った「第6回要援護者支援避難訓練」の内容予告を林 防災会長が説明し、参加を促します。そして、全員がマイクを持っての自己紹介。お楽しみタイムはガイド出題のクイズ対抗戦。準備万端のガイドさんは、早押しボタンや「ピンポン・ブー」のチャイムを用意、左右座席の対抗戦で次々に出題します。いつの間にか皆さんはクイズに夢中になり、和気あいあいのうちに、迎賓館に到着しました。

バスを降り、迎賓館(右)に向かう参加会員

迎賓館正門

  迎賓館は、明治42年(1909年)に東宮御所として建造されたネオバロック様式の西洋風宮殿建築です。戦後、国立国会図書館等に使用され、その後、5年をかけて修理し昭和49年(1974年)に「迎賓館」として生まれ変わりました。10年前には明治以降の建造物としてはじめて国宝に指定されています。
 一行は拝観入り口へ。さすがにセキュリティーは厳しく、空港と同様の厳重な手荷物チェックを受けます。自治会旗を付けていた竹棒も没収です(後で返却されました)。また、建物内は壁にも窓にも触れてはいけません。つい廊下の壁に寄りかかり、注意された人もいました。もちろん撮影も禁止ですので、公開されている写真を1枚紹介します。

見事なシャンデリアの「羽衣の間」

  会員たちは、部屋ごとに異なる装飾や調度に見とれ、感嘆の声を上げていました。館を出て庭を自由見学、本館前で記念撮影。

 迎賓館を後にし、次は別のお楽しみ、昼食。築地「すしざんまい」のにぎりセットです。

  美味しいにぎりに舌鼓を打ち、食後は、築地場外市場の自由散策です。本体市場はすでに豊洲へ移転しましたが、場外市場は以前と変わらない賑わいで多くの人が行き交っていました。会員たちは、買い物を楽しみ、マグロの解体ショーを見たり、なかには築地本願寺にお参りに行った人もいました。
  最後の見学地は、有明の「東京都水の科学館」です。

  入館して、まずは地下の給水施設「有明給水所」を見学する「アクアツアー」に参加、つぎに3階のシアターで「アクアトリップ水の旅」を左右・天井までを画面とする大映像で鑑賞しました。

  展示・体験コーナーでは、「東京水」の冷水器で水を味わう人、発電機のペタルを踏みながら東京水の水源紹介の映像を見る人など、それぞれ楽しんでいました。

漕ぐのをやめると画面に催促のメッセージが、休んでいると画面は消えます。

 館の裏庭には広場があり応急給水栓(災害等で断水の時の給水施設)がありました。これを見た会員の1人が「5日後の自治会避難訓練に参加しなければ・・」とつぶやきました。

 水の科学館を出ると、あとは帰路につくだけです。バス中ではビデオの放映をします。内容は、この8月に実施された自治会イベント「夕涼み会」の記録です。会員の中島さんが自治会の「夕涼み会」「避難訓練」等のイベントを毎回4Kの最新ビデオカメラで記録、他の会員の撮った写真を交えてDVDに編集、参加した会員に配ってくれています。今回は、このバスツアーのために「夕涼み会」と「あしたのまち・くらしづくり大賞 内閣総理大臣賞」受賞を報じたNHKニュースを編集した1回限りの限定盤を作成してくれました。

  ビデオを鑑賞しながら、自分の映像や我が子や孫の夕涼み会のスイカ割りの映像に話が弾みました。

  今回のツアーの半数の参加者は、初参加です。それぞれの座席が隣り合わせになったり、クイズで話が弾んだり、新たな絆がいくつも生まれたようでした。

                                       氷川台自治会