平成29年度定期総会開催! 殿田会長の続投(9期目)が決定‼ 2018年4月8日

   平成30年4月8日(日)13:30~平成29年度氷川台自治会定期総会を「聖グレゴリオの家・聖堂」をお借りして開催しました。当日は、穏やかな小春日和と相まって総会参加者数が84名、委任状での参加者214名、実に85%強の会員が参加しました。

総会会場「聖グレゴリオの家」

聖堂は84名の参加者の熱気で溢れました。平成29年度の活動報告を聞く参加者。

  会長は、殿田会長が引き続き務めることになり(9期目)、他の3役(庶務・会計)を含めた15名の役員の内14名が新任、1名が留任となりました。平成22年から自治会活性化に着手し、様々な改革を実施、会員の活動参加を促し、地域は見違えるように明るく元気になりました。役員の顔ぶれも年々大きく様変わりして、若い世代(現役世代)が積極的に就任して活動に関わるようになりました。昨年度から大きく若返った役員の顔ぶれは今年も10名が現役世代(15名の内)という陣容になりました。恐らく平均年齢は50歳代と思われます。

  現在の氷川台自治会の諸活動は、年度役員以外の会員がリーダーや委員となって企画・運営されています。従って、年度役員が全て交代しても活動が停滞する心配は全くありません。役員会も2か月に1回の開催のため役員だから負担が増えると云うこともありませんし、現役世代役員が忙しければ周りの会員がフォローしています。このように「支え合い・助け合い」が当然の如く行動する会員が溢れる氷川台自治会の姿こそ、8年間で培った氷川台自治会の“そこ力”です。

  今回の総会では新たな趣向が導入されました。従来の口頭での活動報告をやめて動画・静止画にて一年間の活動を報告しました。

パワーポイントを使って一年間の様々な活動の様子が映され、出席者は改めて自治会活動の楽しさを感じていました。

 殿田会長は活動報告と新会長挨拶で次のように語りました。

『この8年間、「高齢者の見守り」「防災・防犯」に力点を置き、会員の皆さんと一丸となって様々な取り組みをしてきました。昨年末には、高齢者の足として「移動お助け隊」も発足でき、「オレンジカフェ-氷川台のえんがわ」も予想以上に順調です。また、サークルも増加して、会館の使われない日がなくなるほどです。これらの様々な活動を通した「つながり」の構築は、図らずも「まちづくりとして、これからやらなければならないこと」の先進事例として各方面から評価されています。そして他府県の自治会・行政・大学等々からの視察や講演依頼が多くなっています。私たちはそれに奢ることなく、さらに、高齢者が住みやすい町づくりに向けた対策を進め、会員の皆さんの「団結力」で進んで行きたいと思います。誰かに頼るのではなく自分のことと捉えて諸活動への参加をお願いします。』

会員に、より一層の団結を訴える9期目の殿田会長(中央には、入学式を終えたばかりの新一年生も熱心に会長の言葉に耳を傾けています)

平成30年度新役員の皆さん

 平成30年度の重点活動施策として二点報告されました。

  一点目は、高齢者対策、活性化対策、安心・安全対策の目玉として「緊急告知ラジオ」導入の説明が会長からされました。

 今春、コミュニティ(地域)放送局 FMひがしくるめ が成美会館1階(喫茶店跡)にスタジオを開局します。氷川台自治会では、「安心・安全な地域づくり」に欠かせない情報の受発信を検討してきました。現在、掲示板・回覧・自治会だより等でイベント情報をお知らせしていますが、タイムリーな情報を発信することに限界がありました。この度、ラジオ局開局に伴い、FMひがしくるめと氷川台自治会が提携し、ラジオ局電波を使って自治会ニュース、会員へのお知らせ、緊急のお知らせなどを流し、会員はFMラジオやスマホで聞けるようになります。定期的な情報伝達だけでカバー出来なかった「緊急のお知らせ」が可能になることで、氷川台自治会の「安心・安全なまちづくり」が大きく前進します。緊急告知ラジオを自治会で購入して会員に貸与する方式で進め、購入資金は極力補助金を活用しながら順次対応していきます。平成30年度は、75歳以上の一人暮らし世帯、75歳以上の夫婦世帯、75歳以上で日中は一人の世帯、障害をお持ちの世帯等、緊急時に何らかの支援が必要な世帯約80~100世帯を優先に貸与していきます。

 平成30年度 緊急告知ラジオ購入資金                                 8,000円 × 100台 = 800,000円

  二点目が氷川台自治会の歴史編纂の件です。

 昭和31年に西武鉄道が開発分譲した西武住宅も歴史を重ね62年が経過しました。入居当時は上水道がなく、現小山台遊園に設置された大型井戸から揚水して各戸に分配していました。停電や井戸の故障に備えて各戸から代表を選出し順番で緊急時に備えるためにできた組織が氷川台自治会の発祥のようです。氷川台自治会も60有余年が経過し、1期・2期入居者の皆さんも高齢化されてきており、皆さんが健在のうちに自治会の歴史を纏めたいと思います。新年度「氷川台自治会白書編纂委員会」を設けて今期中に取り纏めることになりました。

 平成28年度総会(自治会・防災会)は、多くの会員が出席して全ての議案が承認されて滞りなく終えました。

 総会終了後、自治会館に移動して新旧役員懇親会が行われました。旧役員はそれぞれ一年間を振り返ったり、新役員へのアドバイスなど賑やかな会となりました。一年の任期を終えた役員さんが一様に口にされたのは、役員を務めたお陰で沢山の皆さんと知り合いになれたとの感謝の言葉でした。

氷川台会館で、一年間お疲れさん、これから一年間宜しくと時間を忘れて歓談しました。

                                       氷川台自治会