11月4日(土)13:30~氷川台自治会として誇るべき方々を視察研修にお迎えしました。迎えた方は、8月25日(金)に市民プラザホールで開催された、東久留米市社会福祉協議会ボランティアセンター主催の「平成29年度第1回防災情報交換サロン」の講師として講演されたHITOTOWA.INGディレクター防災士 葛西優香さんと日本DMAT登録会員・看護士 佐藤 純さん2名が氷川台自治会の活動及び要援護者対策等のヒヤリングに見えました。
後列右端が葛西優香氏 前列中央が佐藤 純氏
葛西 優香氏は防災情報交換サロンで「在宅避難も安心な地域づくり~ゆるくつながる仕掛けのヒント」と題して、災害に対して最も大切なのは、日頃からの「人と人のつながり」、有事の際、直ぐに助けてくれるのは、遠くの親戚ではなく近所の方々と訴え、そんな近所の繋がりを日頃から構築しておくことが「災害への備え」につながると強く語られました。
二人は現在「人と人との繋がり」が自然と生まれるような地域づくりを目指して活動されています。その活動の情報収集を目的に氷川台自治会が築いた「地域のつながり」「地域コミュニティ」「支え合い・助け合い」「要援護者対策」「高齢者の見守り」等の実態や仕組み・仕掛けづくり、地域コミュニティが構築されるまでの活動経緯、会員の自治会に対する期待度の変化等をヒヤリングに見えました。今回の視察研修には市役所防災防犯課、社会福祉協議会、東部包括支援センターから生活支援コーディネーターの皆さんも参加され意見交換をしました。
“有事の際に、道具の備えも勿論大切。でも最も大切なのは、日頃からの「人と人の繋がり」”と防災講座、ワークショップを展開するEme-Ima( えまいま)を立ち上げ、地域の防災意識の向上を目指して活動する女性活動家に感銘を受けました。東久留米市でも男女平等推進センターが、平成29年度「男女共同参画と防災」「をテーマに様々なイベントを開催して災害への取り組みを推進しています。
平成28年度「ふるさとづくり大賞」活動ビデオで氷川台の活動を視聴して氷川台自治会の活動を知ってもらう。
氷川台自治会をモデルに「人と人とのつながり」について意見交換する出席者 正面左:佐藤さん、右:葛西さん
氷川台自治会では、11月19日に開催する「第5回要援護者支援避難訓練」に於いて、東京都総務局防災対策部から「平成29年度自主防災組織活動支援事業」で防災コンサルタントの派遣を受けて課題の抽出や分析を行い更なる活動の活性化を図ります。更に、来年2月24日には、東京都生活文化局民生部から「平成29年度地域活動支援アドバイザー派遣事業」により、地域活動支援アドバイザーの派遣を受けて、氷川台自治会の「高齢者の見守り」や「防犯」に関する課題に対して、専門的な知識や効果的な取り組みのアドバイスや意見交換を通じて解決を図ります。
氷川台自治会 殿田 俊三