【安心・安全対策】「自助・共助」による「要援護者支援避難訓練」のお知らせ! 2017年11月11日

    氷川台自治会では、11月19日(日)9:00~12:00 小山台遊園を中心とした自治会エリア内で「第5回要援護者支援避難訓練」を実施します。ここ数年若返りつつある氷川台自治会ですが高齢化率はまだ33%を超えています。“安心・安全で暮らしやすいまち「氷川台」、元気で明るい活力ある自治会をみんなでつくろう”のスローガンの基で、行政や会員の協力を得て「要援護者支援避難訓練」を平成25年から毎年実施し、高齢者・災害弱者等の支援を目的とした「地域ぐるみの支援体制構築」へ大きく踏み出し、4月には「第6回東京防災隣組」に認定されました。しかし、災害時要援護者や関係者の防災意識はまだまだ希薄で、きめ細やかな内容での防災意識を高めることが喫緊の課題になっております。

    今年度は、過去4回の訓練を踏まえ「公助」に頼らない「自助・共助」をベースにした実践訓練に一歩踏み出すことにしました。要援護者情報の把握と情報管理、地域独自の支援体制(自助)、避難誘導の方法(自助・共助)、在宅避難体制の確立(共助)へ向け「第5回要援護者支援避難訓練」を2段階で実施致します。

・第1段階:防災会役員、災害時支援隊員及び自治会の主要ポジションに係る会員の実践訓練

       平成29年11月19日(日)9:00~小山台遊園にて

・第2段階:2次避難所での避難生活想定訓練

       平成30年1月7日(日)10:00~聖グレゴリオの家にて

  災害時に可能な限り自治会会員の「支え合い・助け合い」をベース(自助・共助)にした避難体制構築を目指します。従って、訓練のための訓練から脱皮した訓練を目的に、「公助」に頼らず、訓練に参加して見学でなく、スタッフとして多くの会員が係わり、個々人が災害時に氷川台で生き延びるために“出来ること、やらなければならないこと”を実践します。完璧な訓練は求めず、今回の「自助・共助」による“訓練から見えてくる課題”を見つけることに主眼をおきます。

    尚、今回の要援護者支援避難訓練は、「東京防災隣組」認定団体(246団体)の中から10団体を対象に実施される「平成29年度自主防災組織活動支援事業」に認定されて、東京都及び防災コンサルタントの派遣を受けて実施します。

 皆さんの地域での避難訓練の参考になるかも知れません。興味のある方はご参加下さい。

【注】「東京防災隣組」とは

 都内の先進的な取組を調査、発掘し、意欲的な防災活動を行う団体を「東京防災隣組」として認定し、その活動を広く紹介することにより、都内の各地域のさらなる取組を促すとともに、新たな防災活動を誘発していき、都内の他の地区での共助の取組につなげていく。さらに、いくつかの地区をモデル地区として選定し、専門家を派遣することにより、地域の特性に合った具体的なアドバイスをするなど、活動の活性化を支援していく事業です。今年4月に、氷川台自治会が地域の「支え合い・助け合い」に基づく要援護者支援避難訓練の実施や災害時避難体制の構築に向けた継続的な活動が評価させて「東京防災隣組第六回認定団体」と認定されました。平成24年の第1回認定団体から今年度第6回認定団体まで246団体が認定を受けています。

                 氷川台自治会 要援護者避難支援委員会

                                      殿田 俊三