【空き家対策】よろず相談引き受けます!「空き家の庭」の植木伐採も‼ 2017年9月8日

氷川台自治会、よろず相談引き受け部隊出動!

  平成29年8月24日(木)氷川台自治会内の一軒の「空き家の庭」に茂った植木等を、「見守り支援隊」の作業支援隊員5名が伐採・片づけを行いました。

 殿田会長が「空き家」になっている元自宅を片づけに来られた持ち主さんと遭遇し、立ち話の中で、現在の氷川台自治会の活動や20日の夕涼み会の様子などを話し、高齢者も氷川台に住み続けられるように様々な手助けをしている話をしました。「空き家」の持ち主さんは、現在の氷川台自治会の噂は良く聞いてご存知でしたが、自分たちも高齢になり庭の手入れもままならない状況に陥り、家も荒れ放題になり、庭の植木も業者に頼むと高額で頼めないとの話がありました。会長は、「見守りネットワーク委員会」で困っておられる高齢者の支援をしている話をして、会員ではないけど「空き家」が荒廃すると自治会も困るので、宜しかったら自治会の「見守り支援隊員」が庭木の伐採片づけをやりましょうか。で、依頼を受けての作業になりました。

庭木が大きく育ち隣地・道路上まで覆い被さっています。

庭も植木が茂ってうっそうとしています。

軒先も朽ちて、庭とは思えない程植木が茂っています。

  氷川台自治会には防災倉庫以外に、資機材シェリング事業を展開していますので資機材占用倉庫があります。中には、会員へのリース用の資機材が保管されています。人材も事欠きません。植木の剪定から電気工事、機械修理、家屋の補修までプロに引けを取らない人が腕前の会員がいます。現役時代はその道のプロだった会員がゴロゴロいます。

どこから手を付けようか思案中です。

チェンソーや剪定ばさみ、ノコギリを駆使して伐採が進んで行きます。

熱中症に掛らないように休み休みの作業、夕方からのビールで喉を潤す打合せもぬかりなく。

茂った立木も伐採され陽射しがさして明るくなりました。

 今回の「空き家の庭」伐採片づけは、地域の安心・安全につながるだけでなく、「空き家」の持ち主さんの困りごとの相談に乗ることも出来ました。いろいろな事情で「空き家」にされていても過去に住んでいた我が家が荒れるのは忍びないようです。今後も、「空き家」の持ち主さんとお話しして片づけの支援が可能なら続けていきたいと思います。

                                                                         氷川台自治会 殿田 俊三

【安心・安全対策】「認知症を正しく知って地域で見守ろう!」講座に参加して‼ 2017年9月7日

    9月3日(日)13:30~15:00東部包括支援センター主催の「認知症を正しく知って、地域で見守ろう!」と題した認知症サポーター養成講座が聖グレゴリオの家で開催されました。

認知症サポーター養成講座  認知症を正しく知って、地域で見守ろう!

 氷川台自治会では、平成23年から“安心・安全で暮らしやすいまち「氷川台」、元気で明るい自治会をみんなでつくろう‼のスローガンを掲げ、地域の課題解決に取組んできました。大きな課題の一つが高齢化率37%強の自治会の現状でした。高齢者対策として様々な手段を講じる中で、平成24年10月から始めた「見守り」活動も5年になろうとする中で、新たに認知症問題という大きな課題も見えてきました。

    認知症予備軍と認知症患者が2025年には1300万人、65歳以上の高齢者の3人に一人が認知症、および予備軍となる「認知症社会」がやってくると云われています。

    認知症は、誰でもかかる可能性のある脳の病気で高齢者だけがかかる病気ではありません。認知症を患った方の徘徊による行方不明者が1万以上、高齢者ドライバーの交通事故、認知症患者が線路に入り起こした鉄道事故では遺族(長男と妻)が見守りを怠った過失責任が問われ2007年12月のJR東海共和駅事故(91歳男性)では720万円の賠償と出ていましたが、昨年3月1日の最高裁で長男は20年以上同居しておらず、妻も要介護1の状態で遺族に賠償責任は問えないと結審しました。但し、健常な家族が同居していたら…の課題も残りました。認知症だからと云って閉じ込めておくことは出来ません。多くの眼で見守ることが必要になって来ます。特に氷川台自治会は、西武池袋線踏切に接しており他人ごとではありません。

東部包括支援センター職員の方から、認知症を正しく理解するための知識を学び、地域で支えるための地域コミュニティの大切さを再認識しました。

 認知症患者への接し方は、映像を通して分かり易く説明されました。(街並みが氷川台自治会と間違えるほど似ているのに(@_@))

認知症予防で指を使った体操では、面白おかしく盛り上がると同時に、ぎこちない自分の動きに認知症予備軍かと心配にもなりました。

    「住み慣れた地域に安心・安全に暮らし続けるためには…」、何があっても自宅で暮らし続けられる環境が無ければなりません。そのためには地域の受け皿、仕組みづくりが必要との認識に立ち、平成25年3月から認知症サポーター養成講座や地域の連絡体制の整備等「地域で見守る体制づくり」の構築に努めて参りました。更に26年7月から「ふれ合いサロン氷川台」を開設して、高齢者の「居場所づくり」にも取組み、先月、8月3日(木)に認知症予防対策カフェ『氷川台のえんがわ』を氷川台会館でオープンしました。月に1回の開催ですが、これから認知症の人を地域で支えていくための拠点となることを期待しています。

 今回の認知症講座を聴講して強く感じたのは、25年3月に氷川台自治会で東部包括支援センターの協力で「認知症サポーター養成講座」を開催した時と比べ講座資料がすごく充実して分かり易く解説されていることです。この4年間で認知症に対する調査研究が進み認知症に対する医療・介護システムも整備され大きく前進しました。しかし、ソフト面の整備が整っても地域の受け皿づくりも並行して進めないと“安心して住めるまち”にはなりません。

  認知症の人も“安心して暮らせるまちづくり”には、地域に住む人の協力なくしては成り立ちません。そのためにも、地域に住む多くの人が認知症を正しく理解しなければなりません。今回の「認知症を正しく知って、地域で見守ろう!」の講座参加者を見てみると、28名の参加者のうち氷川台自治会会員が25名を占めていました。東部包括支援センター主催「認知症サポーター養成講座」は東部地域の皆さんにもポスターやチラシ等で広報されていたと思いますが、氷川台自治会会員以外の参加者が3名しかおられないのに驚きました。「地域で見守ろう!」の言葉の裏には、地域コミュニティの構築が必須条件となります。地域活動の充実度によってこれほどの温度差が出るものか、他人ごとでなく自分のことと捉えて一歩踏み出して欲しいと強く感じました。認知症対策も災害対策と一緒で「自助・共助」なくして安心・安全な地域はつくれません。“支え合うまちづくり”は一長一短では出来ません。今から出来ることから一歩踏み出して見ましょう。

                                                                                      氷川台自治会 殿田俊三

【空き家対策】地域コミュニティ構築の“媒体”氷川台農園が閉園し再出発します♪2017年9月4日

   平成29年8月末で氷川台自治会の「空き家の庭」を利用した氷川台第1農園、「空き地」を利用した氷川台第3農園が閉園となりました。第1農園は平成23年5月から6年3か月、第3農園は平成27年3月から2年5か月の間、氷川台自治会会員のコミュニティ構築の“場”として大きな働きをしてくれました。残念ながら、この度持ち主さんの意向で売却されることになり、地域のみなさんに親しまれてきた氷川台農園は新しい住宅に生まれ変わることになりました。

 氷川台第1農園は、平成23年5月に当時荒れ放題だった「空き家」を持ち主さんと交渉して氷川台自治会が無償で有効活用させて頂くことになり、自治会農園として地域の方々に長らく親しまれてきました。

2011年4月 宅地に茂った笹の根やドクダミの根を根気よく取り除いていきました。

2011年5月 根気よく開墾を続け畑に変えていき、野菜を植え付けて農園の形が出来てきました。

「氷川台農園」の看板が掛けられ本格的に地域デビューをしました。

毎日、人海戦術で開墾している姿を見かねた会員さんが、別荘に所有しておられたミニ耕運機「こまめ君」を寄付して下さいました。以降は「こまめ君」が大活躍で高齢者でも親しめる農園になりました。

広い敷地は、野菜栽培をしながら開墾も続けていましたら、様子を知った会員さんがミニショベルを搬入して根こそぎ掘り起こして開墾の応援をしてくれました。(会員さんの無償協力で開墾)

2012年7月(第1回ジャガイモ堀大会) 春のジャガイモ掘り大会は毎年大勢の子どもたちが集まって泥だらけになって掘り起こしていました。自治会にこんなに沢山の子どもたちがいたのかとびっくりしたものです。 

 氷川台第3農園は、平成23年9月21日に関東地方を通過した台風15号の強風で空き家のトタン屋根が剥離し飛散したのがきっかけでした。放置すると危険なため現状写真を市役所を通して持ち主さんへ送り対策をお願いしました。早速、確認に見えた持ち主さんが対策手段は家屋解体しか方法はないとの判断で解体されました。更地になった宅地の管理を自治会に委託され、氷川台第3農園として野菜を栽培して芋掘り大会等で子どもたちに親しまれてきました。

2011.9.21関東地方を通過した台風15号の強風でトタン屋根が飛ばされ電線に掛かっている。

 2014年7月 解体後は空き地のまま放置され草が繁茂していました。

2015年4月 持ち主さんから管理を委託されて徐々に畑に変わっていきました。

2017年7月 農園にお別れのジャガイモ堀大会に大勢の子どもたちが参加しました。尚、この模様は、「ふるさとづくり大賞」総務大臣賞受賞団体の活動として撮影されました。 

 氷川台自治会の地域コミュニティの原点は「空き家の有効利用=氷川台農園」にあったと云っても過言ではありません。“安心・安全で暮らしやすいまち「氷川台」、元気で明るい自治会をみんなでつくろう‼”のスローガンを掲げて取り組んだ地域活性化対策の一つが空き家を利用した“ふれあいの場”つくりでした。自治会内に放置してある空き家や空き地の所有者と交渉して、自治会が管理することを条件に無償で借り受け、会員が協力してササなどの雑草を取り除き、重機や小型耕運機を使って畑(氷川台農園)に変えて、住民が食べたい20種以上の野菜を育ててきました。会員有志がほぼ毎日、農地を見回り、育成や収穫に励み、道路に面した棚「道の駅ひかわだい」に置き、一袋100円で無人販売もしてきました。また、春には「ジャガイモ掘り大会」、秋には「サツマイモ掘り大会」などのイベントを行い、地域の子どもたちに「土にふれる楽しさ」を体験させたりしました。

 空き家の庭や空き地を利用した農園は、高齢者から子どもまで幅広い層の「ふれあいの場」となってきました。氷川台農園や「道の駅ひかわだい」に集まる住民、芋ほりイベントに集まる親子の交流など、住民同士が顔を合わせる機会が増え、地域のコミュニティ構築に寄与してくれました。

 またこの間、自治会の活動は先進事例としてマスコミに取り上げられたり、学会誌から活動状況の投稿依頼がきたり、他県他市の多数の自治体から視察研修に見えたりしました。

2014.9.15 読売新聞に掲載されました。

2016年7月 日本都市計画学会誌で「空き家の有効利用」として紹介されました。

「都市計画」掲載の論文

2015.10.29 栃木県日光市役所の視察状況

 2015.11.15  千葉県市原市の広報で「氷川台自治会の活動」が紹介される。

  この様に、地域コミュニティ構築に多大な貢献をした「氷川台農園」は姿を消して新たな家主を迎えて再出発します。氷川台自治会会員一同、新たな家主さんとのふれ合いを楽しみに待っています。

                                      氷川台自治会 殿田 俊三

【安心。安全対策】「第八方面区内警察署合同救出救助訓練&パートナーシップ研修会」を実施! 2017年8月31日

    8月30日(水)9:00~12:00 氷川台自治会の「空き家」を利用した警視庁「第八方面区内警察署合同救出救助訓練」が第八方面区内11警察署の参加で実施されると同時に、警視庁では「パートナーシップ研修会」と称して、平成23年3月11日の東日本大震災を経験し、「災害に強い街づくり」を合言葉に、地域の方々と合同研修会・災害訓練などを行うことにより震災に備えるとともに、大震災発災時には「自分の身は自分で守る。」という災害時の基本事項を提唱し、自助・共助の精神を育むお手伝いを推進しています。今回の訓練と共に、田無警察署警備課・東久留米市防災防犯課・西東京市防災防犯課・氷川台自治会で「パートナーシップ合同研修会」を実施しました。

第八方面区内警察署合同救出救助訓練に参加した、昭島・小金井・小平・立川・田無・調布・東村山・東大和・府中・三鷹・武蔵野警察署の皆さんと警視庁警備部災害対策課特殊部隊の指導官

  この日も氷川台自治会のイベントは天気に恵まれるジンクス通り、「第八方面区内警察署合同救出救助訓練&パートナーシップ研修会」を実施中の午前中は、熱中症を危惧するほどの天気でしたが、午後からは突然の豪雨(午後2時半までの1時間に東京都が東久留米市に設置した雨量計で68m/mを観測:NHK首都圏ニュース)に襲われ、住宅内の路肩排水溝は排水能力を超え、住宅内道路全面が水路と化してしまいました。

特殊部隊指導官を挟んで、「パートナーシップ研修会」に参加した田無警察署・東久留米市役所・西東京市役所・氷川台自治会の関係者

  午前8時半頃から、氷川台自治会住宅地域内に各方面からの警察車両が続々と集まって来ました。駐車場にお借りした(聖)グレゴリオの家駐車場で入りきらず近くの会員の家の駐車場も借りて対応しました。

午前9時前に警視庁第八方面区内11警察署から集まった30名弱の救助隊員

 救出救助に入る家屋(空き家)の前で、侵入前の注意事項に耳を傾ける救助隊員

 救出救助レスキューセットを背中に注意事項を聞く隊員(レスキューセットは結構の重量がありました)

   今回の訓練の特色は何と言っても実在する家屋(空き家)を使っての「救出救助訓練」にあります。災害時に家屋内に取り残された被災者の救出救助を目的に、警視庁警備部災害対策課特殊部隊指導官の指導で行われました。救出救助に掛る前にガスは都市ガスかプロパンか、電気は通電中か停電中か、扉や外壁を壊して侵入時の注意事項、部屋の間仕切りを壊して隣室に移動や内装を壊すときの電気配線への注意事項などを多くの確認が必要になります。

各警察署の救出救助レスキューセットが並び ます。

警視庁レスキューセットの道具

ガラスを破って侵入する時の指導を受ける救助隊員

玄関ドアからの侵入を図ります。

大ハンマーで間仕切り壁の破壊に挑む三鷹警察署の女性署員(腰が入った見事な姿勢です)

ガラスを壊す訓練はガムテープを貼った場合とテープを貼らなかった場合のガラス片の飛散状況

間仕切り壁の中に隠れた電気配線に注意しながら作業を進めます。

壁の中には補強用の斜材、断熱材、電気配線などいろいろ隠れています。

屋内では様々な実践訓練が行われ、災害時の貴重な体験ができました。

 氷川台自治会では、地域特性(高齢化率33%、堅固な地盤、戸建て住宅、高台、地域コミュニテェイの構築等)を加味した新たな防災対策を講じて“誰もが安心して住める氷川台”を目指して、地域住民の「支え合い・助け合い」をベースにした「在宅避難体制」の構築を進めています。352世帯の会員で組織された自治会には、災害時に率先して住民の避難救助に当たる「災害時支援隊」が組織され、現在60名の支援隊員が登録し災害時要援護者支援避難訓練の技術習得に努めています。今回、警視庁「第八方面区内警察署合同救出救助訓練&パートナーシップ研修会」に参加し実際に家屋(空き家)を使った救出救助訓練を体験出来たことは、「自助・公助」をベースにした在宅避難体制の構築を進める自治会の大きな財産となりました。

             氷川台自治会要援護者支援隊員

  この様な貴重な訓練が実現できたのは、今年3月29日(水)17:00~実施された氷川台自治会と青少年健全育成協議会の「愛のひと声運動合同パトロール」に田無警察署警備課の小野田さんが参加され、自治会内をパトロール中の会話から実現しました。

田無警察署 小野田さんと氷川台自治会防犯ウオーキング参加者と青少協愛のひと声運動合同パトロール参加者(3/29)

住宅内をパトロール中の会話がきっかけに・・・

  警察署の警備課は災害対策を担っており、震災時の警備や災害対策、救出救助訓練を実施出来る空き家を捜している。との話から、「警察署が災害時の救出救助訓練を実施するにあたり、家屋の破壊も可能な空き家を捜しているので該当(売却・解体)するようであれば連絡して頂きたい。」と氷川台自治会の空き家所有者に投げかけていました。氷川台自治会の「空き家」は普段から持ち主と連絡が取れる体制にあり、地域住民と空き家の持ち主との「支え合い・助け合い」が構築出来ていますので、実施した家屋持ち主が不動産業者への売却が決まり、不動産業者は解体して更地にするとの連絡から実現しました。

 氷川台自治会では平成25年3月から「空き家の有効利用」に取り組み、空き家の庭を農園に変えて地域の活性化(野菜栽培・販売・子どもの芋ほり大会など)を図ったりしてきました。今回も「空き家」は「第八方面区内警察署合同救出救助訓練&パートナーシップ研修会」の訓練実施場所として地域に大きな貢献をしてくれました。

 「空き家」が地域のお荷物ではなく、管理された「空き家」が地域の資産と化した好事例と思います。

                                       氷川台自治会 殿田 俊三