氷川台通り花壇ものがたり‼ 2017年2月2日

         氷川台自治会は、高台で自然環境に恵まれている反面坂道があり、公共交通機関が無いため高齢者には住みにくい地域となっていました。高齢者の行動を制約していた坂道に綺麗な四季花が咲き誇っていると、花を観ながら歩く気持ちになりはしないか。家に閉じこもりがちな高齢者が、歩いて出掛ける気持ちにならないか。歩いて行動範囲を広げることで健康を維持しいつまでも暮らしつづけられる町になるのではないか。通勤者が路肩の花に見送られ気持ちよく出勤できるのではないか。将来は地域に貢献する気持ちになって貰えるのではないか。の思いを込めて氷川台通りの路肩に(特に坂部)花壇を造り四季花を植え付け始めて3年半になりました。 

  路肩に植えられた花(2014年7月)

 側溝上部に植えられた花(2014年12月)

   2014年12月には、自治会の環境美化活動が評価されて「第25回コメリ緑資金」助成金を得て2015年度から本格的な花壇を造成しました。以降、毎年「コメリ緑育成財団」から助成金をいただいて花を絶やすことなく植えています。今週4日(土)にも、新潟市で開催される「第27回コメリ緑資金」贈呈式(2017年度活動資金)に招待されています。

氷川台自治会が管理して、花が絶えることながない氷川台通り花壇(2015.09.03)

  花壇に花が咲き続けるにもいろいろな出来事があります。綺麗に咲いてきたな~と思って喜んでいると、ある時ポッコリと穴があいて花が無くなっていたりします。「花泥棒は罪にならない」というのは、花の美しさに引かれてつい花を持っていってしまう、という気持ちは理解できなくはありませんが、法律的には窃盗罪なのです。残念なことですが、花壇を造って3年半の間に花の持ち去りは繰り返され後を絶ちません。  昨年12月に植えた葉牡丹(ブーケ仕立て)、ビオラが既に6株も行方不明になりました。歯抜けのままでは花壇が寂しく、花を楽しみに通られる皆さんの心も痛むと思い、その都度花を補充して元の姿に戻しています。

持ち去られた葉牡丹の跡(2017.01.25)

葉牡丹を補充しました(2017.02.01)

  これから気温が上がってくるにつれ、葉牡丹やビオラも成長し多くの花を付けて楽しませてくれます。花壇の花は見て癒されて下さい。一日一日大きくなっていくのが分かります。

現在の花壇の様子(2017.02.01)上段の芝桜も狂い咲きでちらほら花が見受けられます。下段の葉牡丹・ビオラは段々と勢いが増してきています。

4月になると上段の芝桜、花壇のビオラが満開になります。(2016.04.16) 

 春の訪れとともに氷川台通りの花壇の花が咲き揃いますので、黒目川遊歩道を散歩される皆さんは是非ご覧ください。 

                                                                                        氷川台自治会