【高齢者対策・環境美化対策】“見守りネットワーク委員会”に届いた「コメリ緑資金財団」からのクリスマスプレゼント♪2016年12月24日

    氷川台自治会「見守りネットワーク委員会」宛に、1215日開催の審議会委員会で審議した結果、貴団体に助成が決定したので「コメリ緑資金」により、活動を更に充実させて頂きたい”と、公益財団法人コメリ緑資金財団から「第27回 コメリ緑資金」助成金決定通知書が22日に届きました。

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    「コメリ緑資金」とは、公益財団法人コメリ緑育成財団が、コメリの利益の1%還元事業として1990年より毎年地域の緑化活動に助成を続けてきた「コメリ緑資金の会」と園芸農業分野の研究開発交流事業を支援する「財団法人緑育成財団(1996年設立)」の事業を統合し、2012年、新たにスタートしたものです。花や緑に囲まれた美しいふるさとづくりを進め、地域産業の振興並びに地域社会の発展のために取り組まれている事業です。

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 一昨年12月に、平成24年から「見守りネットワーク委員会」を中心に取り組んでいる高齢者「見守り」活動の一つとして、「住み慣れた氷川台にいつまでも安心・安全に住み続けられる町づくり」を目的に、高齢者の行動を制約していた氷川台通り坂道に花壇を造り四季花で飾れば、家に閉じ籠もりがちな高齢者が歩いて出掛ける気持ちにならないか。歩いて行動範囲を広げることで健康維持にならないか。綺麗な町になれば住み続けたくなりはしないか。また、氷川台から通勤する人たちが路肩に咲く綺麗な花々に見送られ、勤め帰りに花に迎えられる環境に元気づけられ、将来は地域に貢献する気持ちになって貰えるのではないか。などの思いを込めた応募申請が認められて「第25回 コメリ緑資金」助成金(40万円)を頂き、氷川台通りの路肩(支援学校前~読売新聞販売店まで)に花壇を造成して沢山の花を植えました。

3  花壇と「コメリ緑資金財団」の看板   交通障害にならない路肩側溝蓋の上を有効利用して花壇を造成しています。(道路の景観向上のため、道路占用許可書受領済)

    今年度も「第26回 コメリ緑資金」助成金を受けて、従来の氷川台通り花壇植栽に加えて、西武線盛土擁壁天端に芝桜を植え付けました。また、花壇には数百個のチューリップ球根を植えていますので来年春には見事なチューリップの帯も出来るものと思います。さらに、通りに面した会員の家入口には植栽されたプランターが置かれて通りを行き交う人々を癒しています。自宅の前に置かれたプランターの水やり管理は夫々の会員が行っています。

4   今年は新たに芝桜を植えました。擁壁天端に植えられた芝桜が見事なピンクの帯をつくりました。

5   擁壁天端の芝桜の帯と花壇に咲く花の帯は見事でした。

6   氷川台通りに面する会員宅前に置かれたプランターの花

   氷川台通りに花壇を設けて四季花で飾ることで自治会の高齢者だけでなく、通りを行き交う会員や朝夕の通勤者の皆さんから数多くの感謝の言葉を頂きました。また、氷川台自治会会員だけでなく黒目川を散歩される皆さんからも花を観るのが楽しみだとか、花は好きだけど団地住まいで花壇が無いので一緒に手入れをさせて欲しいと、毎日曜日の早朝に見える黒目川下流域の高齢者の方、ご主人を車椅子に乗せて花の成長を楽しみにして観に来られるご夫婦など、花壇を媒体として氷川台自治会の枠を超えた地域コミュニティが構築されてきています。

    このように、自治会会員だけでなく多くの皆さんに愛されるようになった氷川台通りの花壇には、「コメリ緑資金財団」の支援で来年度も花が植えられ、氷川台の高齢者を元気づけるとともに、通りを行き交う皆さんの心を癒してくれるものと思います。(事業期間は平成2941日から平成30331日です。)

                                                                 氷川台自治会 殿田 俊三