12月16日(金)に東京都庁で開催された「第65回 東京都社会福祉大会」に於いて、氷川台自治会に「東京都社会福祉協議会 会長感謝状」が贈呈されました。
東京都社会福祉大会は、東京の社会福祉の発展に功績のあった社会福祉関係者を表彰し、優れた活動内容を紹介することにより、福祉活動の普及・促進を行い、誰もが安心して暮らせる社会の実現を図る目的で開催されています。
この度、東日本大震災(2011年)や大島町土石流災害(2013年)被災者(地)支援活動を続ける団体を対象に選考され、多くの活動団体の中から氷川台自治会と聖グレゴリオの家で取り組んでいる「寄木復興支援活動」が評価され、「東日本大震災等被災者(地)支援に対する特別感謝」として東京都社会福祉協議会 会長感謝状を受賞しました。表彰式には、氷川台自治会の会員でもあり、自治会を被災者支援活動に導いて頂いた聖グレゴリオの家の橋本周子所長と一緒に出席して栄えある感謝状を頂きました。
感謝状を手にする会長と聖グレゴリオの家 宗教音楽研究所 橋本所長
震災翌年から始めた支援活動も、6回の現地訪問や昨年一昨年と2年続けて被災地漁師さん家族を氷川台に招待したりして交流を図っています。氷川台を訪問してきた時には、聖グレゴリオの家をベースにして、コンサートや食事会で懇親を図り、一昨年は柴又帝釈天・虎さん記念館の見学、昨年は、浅草寺・スカイツリー見物などで気分転換を図ってもらいました。その他、支援物資を会員から提供してもらったり、養殖ワカメの共同購入も続けています。
今年、被災漁師さんたちは長かった仮設住宅から高台の新居に移り新生活がスタートしましたが、これからが本当の復興へのスタートとなるものと思います。高齢化の波は氷川台も寄木の浜にも同様に押し寄せて来ます。津波に流された波辺の施設等の復旧もこれから本格化していきます。今回の感謝状は、今後も変わらぬ支援活動への期待も含めての賞と受け止めています。
氷川台自治会 殿田 俊三