全会員を対象に「救急医療情報キット」を導入♪ 2016年3月28日

住み慣れた氷川台にいつまでも“安心・安全に暮らし続けるために…”

   氷川台自治会では、平成23年度に「緊急時ネットワークシステム」導入、平成24年度から高齢者の「見守り」活動開始、平成25年度から「災害時要援護者支援希望登録」と「要援護者支援避難訓練」、「災害時支援隊員の組織結成」と会員が「安心・安全に暮らしていくため」の手段を段階的に講じてきました。今年度は更に一歩進めて全会員を対象に「救急医療情報キット」を導入し、全会員に配布しました。また、情報シートは家族全員が記入して保管容器に入れられるように全住人分を配布しました。

1  氷川台自治会オリジナル「救急情報キット」

   高齢化が進む地域住民の安心・安全を守る為の取り組みの一環として、一人暮らし高齢者世帯を対象に「救急情報キット」を採用されている自治体が多いようです。氷川台自治会では、一人暮らし高齢者に対する様々な「安心・安全対策」を講じてきましたが、2世帯同居であっても日中は高齢者のみになる世帯の安心・安全確保が課題になっていました。

   高齢者世帯に限らず若者世帯であっても、救急車を要請するような緊急時には、意識混濁や気が動転して必要な医療情報を救急隊に伝えられないことが考えられます。そういった時にも、必要なことがきちんと救急隊員などに伝わるよう、普段から用意しておくための「救急医療情報キット」を導入することにしました。

   もしもの時に備え、かかりつけ医療機関や持病等、救急医療活動に必要な情報をシートにまとめ、冷蔵庫に保管します。必要時には、救急隊員がキットの情報をもとに医療機関などと連絡連携し、スムーズな救急医療活動が行われることを期待します。(冷蔵庫に保管するのは、冷蔵庫はどこのご家庭にもあり、救急隊員が探しやすいため)冷蔵庫内部に保管したくない場合は、シートなどを保管容器に入れずに、専用のマグネットシートで冷蔵庫扉の外側に貼ることもできます。

   自治会会員が氷川台に“安心・安全に暮らし続けるために”安全対策をより推進する目的で「救急医療情報キット」を会員全世帯に配布しました。

                                                                    氷川台自治会