東日本大震災被災者復興支援活動  今年も元気にやって来ました寄木の漁師さん♪ 2015年10月5日

       104()9時のサイレンを合図に東久留米市総合防災訓練が滝山球場を中心に行なわれましたが、奇しくも日を同じくして氷川台に、2011311日の東日本大震災で、家も船も漁具も全て高波に浚われた南三陸町寄木の漁師さん家族16名がやって来ました。

 氷川台自治会では、大震災以降、聖グレゴリオの家の皆さんと一緒に宮城県南三陸町歌津の漁師さん達22名の復興支援(ホタテ・ワカメの養殖等)を継続しています。いつもこの時期は養殖ワカメの種付け作業のお手伝いに南三陸町に行っていますが、32526日に養殖ワカメの収穫手伝いに行った際に、昨年都合が付かずに氷川台に来られなかった漁師さん達が、東京話しを聞いて“是非一度行ってみたい、昨年来た人はもう一度氷川台に行ってみたい”との要望に応えて今年も東京ツアーが実現しました。

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氷川台自治会会員と聖グレゴリオの家の皆さん50名弱で迎えました。

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早朝5時に南三陸町をバスで出発した漁師さんが午後2時に到着

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 海で鍛えた元気な顔を見せてくれました。

 

 早いもので震災から4年半を過ぎました。ゼロから復興へ向けて立ち上がった22人の漁師さん達は仮設住宅に暮らしながら養殖業の復興に励み、震災前の状態には程遠い様ですが軌道には乗って来たようです。しかし、4年半の歳月は漁師さん達の体力も確実に奪っているようです。到着するや否や銭湯に行って疲れを癒す人、自治会館に用意した体のケア(整体師や鍼灸師)を受ける人など様々でした。夕方からは、聖グレゴリオの家の聖歌隊の皆さんやパイプオルガン奏者(岩崎真美子先生)のコンサートで心の疲れを癒して貰い、懇親会では80名の方々が集まって漁師さん達を励まして頂きました。自治会では、うどん打ち教室の道場主を先頭に生徒さん10人強が集まって、教室で学んだ腕を振るい60人分のうどんを打って“氷川台手打ちうどん”を味わって貰いました。(腰があって大変美味しいと大好評でした)自治会からも40人弱の皆さんがうどん打ちや懇親会の用意などで支援活動に係わって頂きました。

4コンサートに聞き入る漁師さん

5 心に沁みわたる歌声も

6 会長の歓迎挨拶で始まりました

 

翌日5()はスカイツリー&浅草見物に案内しました。皆さん漁師さんだけあってスカイツリー展望台(450)の高さと漁で流すロープ延長が同じ位の長さらしく、しみじみと漁の大変さを思い出していました。それを聞かされ、一回の漁で450mものロープを流したり、巻き取ったりの作業を想像するだけでも大変さを痛感しました。

???????????????????????????????スカイツリー展望台から寄木浜をしのぶ

??????????????????????????????? 浅草寺で記念撮影

 

 あっという間の2日間でしたが、寄木の漁師さん達は

“来春は待っているから必ず来てくない”

の言葉を残して南三陸へ帰って行きました。

 氷川台自治会が南三陸の漁師さん達の復興に係わり初めて3年半が経ちました。最初に現地に行った時は津波に流された浜(漁港)には何もなく、壊れた岸壁の向こうに難を逃れた小さな漁船が23隻浮かんでいる状態でした。今は、壊れた岸壁の嵩上げ修復も終わり、岸壁には荷揚げクレーンが設置され、漁船の数も増えて復興も進んで来ました。高台移転も始まり23人の漁師さんは仮設住宅から新居に移ったそうです。この様に漁師さん達の生活も震災前の状態に戻りつつありますが、4年半の歳月は漁師さん達の体力を確実に奪っていきます。明るい笑顔を見せながらも、言葉の節々に厳しさが感じられました。復興に向けて、助け合い支え合って必死に取り組む彼らの姿から、地域で暮らし続ける為に一番必要なのは「地域住人の支え合い」だと強く教えられました。

                                    氷川台自治会 殿田俊三