「自治会だより」連載『コラム声』特集8 2015年5月

 20151月  要配慮者支援避難訓練に参加

昨年に引き続いての本格的な防災訓練でしたが、やはり第2回目ということで、昨年に比べ進行がスムースで極めてまとまりのよいものでした。しかも参加者が理解を深めやすい、内容の濃い訓練であったと思います。特に昨年の反省会で出た改良点の多くが確実に取り入れられ、スペースの効率的利用、高齢者への配慮、各訓練の事前説明、時間配分等に顕著な改善が見られたと思います。

今回、訓練の成功も殿田自治会長の強力なリーダーシップと、全面的協力を惜しまなかった各役員や支援隊員の熱意の賜物であり、深い敬意と心からの感謝を申し上げます。

今後も皆さんの努力と熱意で、氷川台自治会のさまざまな活動がさらに発展・活発化し、東久留米市のみならず全国各地の自治体の模範となるような成長を遂げていくことを願うとともに、そうなることを信じています。53班 内田 傳之助

 1避難訓練の写真係として活躍中の内田さん

 ☆内田さんは、80歳の高齢ながら防災会役員・要配慮者支援隊員を引き受けています。自治会ゴルフ同好会の会員としても活躍しています。第1回・2回の避難訓練では、写真係・レポーターとして活躍しました。訓練の様子を冷静に見つめ、的確なレポートを作成してくれました。第2回避難訓練の準備会では、この第1回レポートを参考にし、充実した内容を企画することができました。写真係としても訓練の準備作業から、終了後の撤収作業まで、丹念に撮影してくれました。自治会だより「避難訓練特集号」に載せた写真の大半は、内田さんの作品です。

2   テント張り

3    炊出し準備

4  テント撤収

 

20152月  大きな家族としての氷川台自治会

自治会役員および年度途中からはイベント企画・実施委員会委員として、さまざまな自治会の活動に関わらせていただきました。数年前に氷川台に引っ越してきたこともあり、役員になる前までは自治会の活動やイベントにまったく参加したことがなく、自治会費を納めるだけの「幽霊会員」だったのですが、いろいろな活動に参加する中で、氷川台自治会の重要性と地域活動に参加する楽しさを体感することができ、役員になれたことをとても感謝しております。

餅つき大会などのいわゆる大きなイベントを自治会が主体で行っていることは以前にもなんとなく知ってはいましたが、見守り隊や避難訓練、成人・敬老の日のお祝いの配布、資源回収、自治会館の運営など多種多様な活動をしていることを知り驚きました。ふれあいサロンや子育てサロンなど、より生活に密着した活動も昨年から始まり、一般の自治会の枠を超えてますますその役割を大きくしていく氷川台自治会の今後の発展がとても楽しみです。そして、その自治会員としてさまざまな活動に参加できることを大変ありがたく思っています。

高齢者の一人暮らしや核家族世帯の増加により、従来家族がその役割を担ってきた社会・福祉サービスの供給が今後の社会保障制度の課題とも聞きますが、氷川台自治会がそうした従来の大家族が担ってきた社会的な役割を補充するような地域の「大きな家族」として発展していくよう願うとともに、その発展に少しでも貢献できるよう大家族の一員として自分にできることを協力していければと思っています。43班 神山 友宏・自治会役員】

5 賀詞交換会で愛息を抱く神山

神山さんも、このころ顕在化した多彩な才能の1人です、それも最も若い人材です。役員会においてイベント委員の選定が諮られた時、すぐに手を挙げてくれました。そこで、殿田会長が、間近に迫った夕涼み会のポスターを作るように依頼、間もなく素晴らしいポスターが作られました。それまでの自治会のポスターは、でかい文字の色気のないものばかりでしたので、新鮮な驚きでした。以後主要な自治会行事のポスターの担当になりました。

 神山さんは、この年、役員としても積極的に取り組み、そのことに喜びを感じています。このような若い力が増えてきています。

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20153月  不安からの出発 この1年をかえりみて

 「石橋を叩いて渡る」という言葉がありますが、結婚を機に氷川台に越してきた私は新しい環境に慣れず、「石橋を叩いて、でもやっぱり渡らない」状態でした。「自治会だより」で知った行事の予定をカレンダーに記入するものの、参加することはありませんでした。そんな班内の皆さんの顔も名前も知らない状態の私に、1年前、自治会役員の番が来ました。自治会費の集金から始まり、回覧板等を届ける際に言葉を交わすうちに、挨拶だけでなく、趣味の話をし、氷川台の昔話を聞かせてもらい、相談もできるようになり、立ち話がとても楽しい時間になりました。

 そして、自治会の行事に参加し、こんなに子供が多いのだと感じ、「子育てサロン」の企画がでたとき、担当することを申し出て、今では月2回のサロンで子どもたちと思い切り遊んでいます。また、「防犯ウォーキング」にも、出来るだけ参加するようになりました。そんなある日、小学生の女の子がウォーキングに参加しました。その子が、人やワンちゃんに会う度に「あっ、Aさんだ!」「Bさん~」「C(犬の名)がいる~」と言いました。これを見て、もしもの時に名も知らない大人に助けを求めるのは難しいけれど、自治会行事で会ったことのある大人ならば安心して頼れるなと感じました。

 不安から出発したこの1年、多くの人と知り合うことができ、楽しい年になりました。

12班 遠藤 京子・自治会役員・子育てサロン担当】

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 ☆なんとなく引きこもりがちだったと思われる遠藤さんは、自治会役員になったことにより、近隣との交流が始まり、それが楽しい日常になりました。そんな折、「子育てサロン」が立ち上がることになり、子供好きの遠藤さんは迷わず担当者に名乗りを上げました。その後、「子育てサロン」での活躍にとどまらす。自治会のイベントには積極的に参加し、はつらつとした姿を見せています。もちろん遠藤さんも最も若い人材の一人です。

??????????????????????????????? 子育てサロンで子どもと遊ぶ遠藤さん

13 社協の歳末助け合い募金にも参加(写右)