「自治会だより」連載『コラム声』特集7  2015年5月

          ☆今回の特集は、201410月~12月の3回分ですが、たまたまこの年の自治会三役が並びました。下の写真はこの年の「富士山バスツアー」の申し込み受け付けをする三役です。左から会計・中村さん、庶務・福島さん、会長・殿田さんです。自治館内で撮影しました。

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  201410月 『子育てサロン』 楽しい!

企業内の保育所に勤務をして、もう、10年になります。もと、保育園があった跡地にできた公園まで、10分ほどかけて、子供たちと遊びに出かけます。でも、この公園にはジャングルジム・鉄棒等と多くのタイヤがあるだけです。それも、ガラスの破片や大きな石などの危険物だらけで、タバコの吸い殻も散乱しています。子供たちがケガをしないように遊ばせるために、常に気を使わなくてはなりません。

今年、自治会の役員となり、小山台遊園を抜けて自治会館に行くことが多くなりました。改めて遊園を見ると、いつもきれいに整備され、ここで遊ぶ子供たちは幸せだなと感じました。殿田会長をはじめ会員の方々のおかげと感謝しています。そんな折、会長から『子育てサロン』の話があり、世話人としてお手伝いすることになりました。この10年の保育所での経験が役立つと思ったからです。現在は、月2回ですが、楽しく子供たちと遊んでいます。【21班 中村 和子・自治会会計】

2 「子育てサロン」

??????????????????????????????? 子育てサロン」で紙芝居を見せる中村さん 

小山台遊園に隣接する自治会館を地域活性化の活動拠点として238月に自治会館をリニュアールオープンしました。高齢化率35%の高さが自慢()自治会もここ数年若い世代の方々の転入によって子育て世代の会員が増えて来ました。小山台遊園は天気の良い日には、子育て中の会員や近隣(小山・新座市)のママさん達て賑わい、休みの日にはイクメンも多く見受けられるようになりました。会館の有効利用を検討する中で「子育て世代同士の情報交換や交流ができる場がない、子育てに追われて息抜きが出来ない」等の声に応えて、親子で楽しく遊び、交流する場を提供するとともに情報交換・悩み・不安解消を図れる場として「子育てサロン」が企画されました、この「子育てサロン」の開設が、2014年度の最初の役員会で決まりました。席上、その担当者をどのようにするかの話になったとき、新三役・会計の中村さんが「私がやります」と手を挙げました。それに続き同じ新三役・庶務の福島さんが、さらに12班新役員の遠藤さんが名乗りを上げ、世話人に決定しました。その後、3人の世話人は、社会福祉協議会(ミニデイサロン立上げ資金助成)との準備会に参画し、サロンに備える玩具・布団・便座等々も自ら選定・購入し開設に備えました。そして、6月下旬「子育てサロン」は開設されました。

 子育てサロン設立に携わってくれた3名は、役員任期が終わった現在も引き続き子育てサロンの中心メンバーとなり子育てママさん達のよき理解者となっています。

201411月  開かれた自治会館

今年、2組の役員が三役を担当するということで、庶務を引き受けることになりました。その庶務の仕事の一つとして、自治会館の管理に携わることになりました。現在の会館利用状況は、運動系では、健康体操教室・太極拳・フラダンスなど、文科系では、健康マージャン教室・パソコン教室・麺打ち道場など、カルチャーセンターさながらの内容です。さらに、喫茶型の「ふれあいサロン」や「子育てサロンひよこの会」など、地域の方々の交流を深めるための場も増えました。最近では、小学生の「習字教室」も始まり、習い事やパーティーなど、お子さんの利用も盛んです。

定期的な利用だけでなく、空いている日に催し物をするのも可能です。皆さんが、会館で生き生きと楽しいひと時を過ごしているのを見るにつけ、カーテンが閉まってひっそり佇む会館よりも、毎日使われている会館は、ほんとうに地元の会員のために開かれた、有意義な会館だなとつくづく感じている今日この頃です。【22班 福島 真由美・自治会庶務】

??????????????????????????????? 麺打ち道場・うどん踏み‐自治会館にて

☆昭和31年に西武住宅入居と共に建築された井戸水揚水ポンプ管理小屋は、昭和45年に一部増改築され自治会所有会館として利用されて来ました。自治会の歴史を支えてきた自治会館(氷川台会館)老朽化が進み、屋根瓦は既に破損個所も多く早急な修繕が必要な状況となり平成21年度に立替が決定されました。建て替えが決定されても役員1年交代の当時では計画は一向に進まず、建築資金も市の補助金(当時350)に頼るだけの曖昧な計画でした。平成22年度に会館建て替え計画を引継ぎ、設計・見積もり・資金計画に着手しましたら、市の補助金は大幅に減額(35)しかも1/年とのことでした。その後各機関への補助金要請をしましたが土地所有権の問題で不調に終わりました。そこで建替えから改築へ方向転換して手持ち資金内で着手しました。外装をはがした骨組みは、まだしっかりしており、倒壊等の心配がないことも判明しました。工事は、高齢者の利用しやすいバリヤフリー化を取り入れた設計で進み、平成248月に見違えるようになって完成しました。

福島さんが言う「カーテンが閉まってひっそり佇む」旧会館でしたが、改装後2年を過ぎ、空いている日を探すのが一苦労という状況になっています。まさに開かれた自治会館になっています。 

役員の継続により事業が進んだ良い例です。1年交代・輪番制の役員のままでは恐らく現状の姿は無かったものと思います。

??????????????????????????????? 改装直前の旧自治会館

??????????????????????????????? 改装なった自治会館(20128)

 

201412月 要配慮者支援避難訓練を終えて・災害につよい地域づくり

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☆平成24年の「災害時要援護者支援避難訓練」から、昨年は256月・災害対策基本法の改正により災害時要援護者を要配慮者と変え「要配慮者支援避難訓練」と名を改めました。名称の変更だけでなく第1回避難訓練を踏み台にして訓練内容の充実を図りました。要配慮者の登録受付(85)や要配慮者支援隊組織(54)の強化を図りました。特に災害時に避難行動要支援者の要となる要配慮者支援隊員には自治会名入りのジャンパーを揃え意識の向上と組織の強化を図りました。第2回避難訓練は実践に即した訓練を目的とし、各家庭に用意されている避難グッズを持っての訓練参加や避難行動要支援者宅への支援隊員による安否確認、この年購入のスタンドパイプの操作訓練、自治会独自に各処に設置した街頭消火器を集めての消火訓練等を行い、より充実した内容で実施することができ、訓練の重要性を実感できました。

 ☞避難グッズを用意されている家庭がまだまだ少ないのには驚きました。“備えあれば憂いなし”  まず、基本に戻って、避難備品の備えの拡大を図ることから出発です。

7支援隊勢揃い 

9街頭消火器の取り出し

8要配慮者宅への支援隊による安否確認

10タンドパイプの操作訓練