「自治会だより」連載『コラム声』特集5  2015年4月

       20144「第4回養殖ワカメ収穫応援ツアー」に参加して 

3月20日から21日に養殖ワカメ収穫応援ツアーに参加した。このツアーは南三陸町寄木浜のワカメ漁師さんたちの復興のためにグレゴリオが資金援助をしている関係で氷川台自治会も応援しているということであった。氷川台自治会としては4回目の応援ツアーであるが私は初めての参加である。以前南三陸町に行った時にボランティアガイドの方が最後に「来てくれてありがとう」と言われた言葉が心に残っていたのでもう一度行ってみようと思ったのである。

 氷川台自治会からの参加者は11名で、時間通り8時に雨の中総勢44名がバスで新宿を出発した。午後4時前に登米ICに着き、本プロジェクトの受け入れ側の窓口をしておられる畠山鉄雄さんの案内で鉄骨だけの防災庁舎、高台移転の造成工事現場を見学して宿泊地である平成の森に到着した。夕食後は寄木地区の漁師さんと奥さんとの懇談会になった。この地区では思いもかけない大雪のため車が動けない中、10名近くの方々が来られ復興の状況や将来の事について懇談したが、高台移転の宅地造成と桟橋に据え付けるクレーンが今の漁師さんたちの一番の課題であった。

 翌21日は本来ならば浜に出て昨年種付けした若布の収穫のお手伝いをするはずであったが、前日の雪が積もっており、波も荒いので若布の収穫は中止になり、若布の芯抜きのお手伝いを少ししただけであとは野外で殻ごと焼いた帆立、牡蠣鍋、めかぶ御飯の食べ放題となった。そこには漁師さんとその奥さんたちも来てをり、立ったまま食べながら復興の状況や問題点、悩みなど話を聞いたが、皆さん前向きでお元気なのが印象的であった。

午後1時に寄木浜を出発し帰途に就いた。今度は漁師さんたちを東京に招待する計画があるようであるが、その時には氷川台自治会としてもお手伝い出来るのではないかと思っている。【12班 井坂 宏

1  防災庁舎・雪が降り出す

2  2日目の朝・宿舎の窓から

3   ワカメの芯抜き作業

4  帆立の浜焼き 

 ☆東日本大震災から丸2年のこの年、4回目となる「応援ツアー」は10名を超す自治会員が参加するまでに恒例化し、寄木浜との絆が深まりました。筆者・井坂さんが文末に記した「今度は漁師さんたちを東京に招待する計画があるようで・・・」は、半年後に実現しました。

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??????????????????????????????? 聖グレゴリオの家・聖堂で記念撮影の漁師さんと奥さん

 

20145月 大事な自治会と民生委員の連携  ~地域のみなさまに支えられて~

私が氷川台2丁目全域担当の民生委員(正式には民生委員・児童委員)に委嘱されて7年目(13年で3期目)になります。民生委員は厚生労働大臣からの委嘱で、準公務員的な立場になっています。その役割は、地域のみなさまの暮らしや福祉、子育てなどに関連した悩みや相談事に対して、福祉制度や支援サービスを紹介し、必要に応じて行政や関係諸機関に繋ぐパイプ役になるということです。これから私が日々の活動の中で感じた事を書かせていただきます。

 私が住む地区にはしっかりした自治会がありますが、地域によっては自治会がないところもあります。私が民生委員になって強く感じたことは、自治会と民生委員の連携がとても大事だということです。一人の民生委員が担当する世帯は、多い人ですと1,000世帯にもなります。どこにどのような方が住んでおられるのか知ることは、とても難しいことです。そんな時、自治会との連携が緊密になっていると、情報交換もスムーズになります。幸い当自治会では、民生委員を自治会役員会メンバーとして位置づけていただいておりますので、役員会でみなさまとお会いして話をするうちに、いろいろ相談することもでき、地域の様子が少しずつ判ってきました。

 何年か前のことです。自治会の中で高齢の奥さまを亡くされたご主人がおられて、その方のことが気になるので一緒に訪ねて欲しいと、隣に住む方からご連絡をいただきました。お訪ねすると玄関に出られたご主人は、顔見知りの方と私が一緒だったので、すぐに打ち解けられ、ご自分のこれからの事を話されました。お話によるとご主人は、近県の高齢者施設に入居予定ということでした。普段から親しくしている隣の方がいたからこそ、初対面の民生委員に個人的な情報まで話してくださったのだと思いました。

 また最近では、『広報ひがしくるめ』を見たら、地域担当の民生委員があなただったので、一人暮らしをしているので、挨拶だけでもとお電話をくださった方もおられました。私もすぐにお訪ねして、お困りのことがないかお聞きして帰りました。さらにある方は、民生委員に関する新聞記事をコピーして届けてくださいました。民生委員の活動に理解と関心を持っていただいていることが判り、多くの自治会のみなさまに支えられて活動しているのだと実感しています。こうした連携が、私の民生委員としての活動の大きな励みになっています。 まだまだ至らないことが多々あると思いますが、地域のみなさまのサポートにより、民生委員の役割を果たしていければと思っていますので、よろしくお願いいたします。5組1班 島崎 幸子 氷川台2丁目担当 民生・児童委員】

7島崎さんに届いた「民生委員に関する新聞記事」

 ☆自治会では2カ月に1回の定期役員会を開催しています。4年前からは民生委員2名と主任児童委員の3名が参加しています。氷川台2丁目担当の島崎さんと主任児童委員は当自治会員です。氷川台1丁目担当の民生委員は自治会地区外ですが、参加してもらっています。情報共有・連携した活動等両者にとって大きなメリットを生んでいます。

 

20146毎朝のラジオ体操を ~健康になります~

一昨年の夏より自治会館横の小山台遊園でラジオ体操が、近隣の皆様のご理解とご協力により始まりました。私は一昨年12月会社を退職し、参加するようになり、すでに1年半が経過しました。現在は家族で参加しておりまして、1日の決められたリズムの一つとして定着しております。寒い冬の早朝も身体を動かすことで暖かくなり、少しばかりの雨の日でも?数人で公園内のどんぐりの木の下で元気に楽しくやっております。雪の降りしきる中、長靴を履いて夫婦たった2人でしたこともあります()。冬季は10名前後、現在は20名前後の方々と、アイドル犬のワンちゃん2匹と毎朝元気に挨拶することが日課となっております。常連の方々が欠席の場合、定位置におられない場合、皆さん寂しい気分になっておられると推測され、数日来られないと本当に気になって、必ず声掛けをするようになっています。参加の条件は何も無く、入会金なし、会費無し、老若男女制約なしの自己責任による自由参加の同好会です。一応、名前を登録し出欠簿はつけております。

お陰様で私も全くの健康体になりまして、風邪知らず、体重も数キロ減とスリムになりました。このまま継続し、年齢を重ねると、何時どこでどのように、膝痛・腰痛・肩こりなどが出るのか、老化がどのように進むのか?自分自身で見極めたいと思っています。

NHKのラジオ体操ですので、毎朝6時半から10分間です。場所は遊園のどんぐりの大樹の下、毎朝皆さんの笑顔が集う・・・これは何よりうれしく、健康に感謝しております。是非、皆さんも自然体で参加してみませんか3組1班 小池 睦彦

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 毎朝、630お早うございま~す」の明るい声と共に、自治会会員や近隣住人の皆さんと子犬たちが小山台遊園に集まってきます。体力向上と健康の維持や増進を目的としたラジオ体操は、氷川台自治会では「見守り」の一手段にもなっています。集まってくる20人前後の中には、86歳の男性や近隣新座市の人・隣自治会の人・犬の散歩の途中に立ち寄る人等様々です。第1・第2ともに315秒程度のラジオ体操ですが、皆さんの合言葉は「一日の始まりがすっきりする」、「体が何となく丈夫になった」です。

氷川台自治会のスローガン【安心・安全で暮らしやすいまち「氷川台」、元気で明るい活力ある自治会をみんなでつくろう】が実践されています。

 

青空野菜市大盛況♪ 2014年4月22日

 青空野菜市大盛況♪  空き家の有効利用:空き家前スペースを利用2015.04.22青空市

 氷川台自治会では、3年前から氷川台農園(自治会運営)で育った地場野菜を「道の駅ひかわ台」で販売して地域の高齢者に喜ばれていました。現在も会員農夫さん達が汗水流して野菜の栽培に携わって頂いています。また、自治会会員は「道の駅ひかわ台」に新鮮野菜が並ぶのを心待ちにしています。

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この度、縁あって西東京市の自然農業生産農家の高橋雅弘さん、都築則幸さんの協力を得て青空野菜市を開催して貰えることになり、両農家さんが朝採れ野菜を持って来て22()13時から小山台遊園隣りの元新城酒店前スペースをお借りして販売開始しました。当日は、会員さんの期待が想像以上のものがありオープン後15分で新鮮野菜は完売してしまいました。

 新鮮野菜がテーブルの上に無くなった後も1516名の会員が手提げ袋を持ってやって来ました。完売の知らせに落胆の色は隠せず皆さん今日の新鮮野菜の種類を熱心に聞いていました。また、野菜を持って来てくれた高橋・都築さん両氏も余りにも早い売れ方に驚いておられました。早い売れゆきに品物が無くなり、隣の自治会農園から春菊を採ってきて一緒に販売しました。(笑う)

 青空野菜市をオープンした新城酒店前は10数年前までは氷川台住人にとって貴重な食料品を販売する売店でした。今は店主が高齢になられ空き家になり一抹の寂しさと住人は不便を強いられていました。今回、家主(新城)さんに快く承諾していただき、まさしく20数年前まで野菜を販売していたコーナー(VEGETABLEの看板も残る)での野菜市オープンでした。当時を知る会員さんは昔にタイムスリップしたかの如く楽しそうに野菜を手にしていました。

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今回、空き家前スペースを利用した「青空野菜市」は大変好評だったため、生産農家の高橋・都築さんの橋梁を得て来月から毎月第2・第4水曜日13時から継続開催することになりました。

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自治会だより」連載『コラム声』特集4 2015年4月

       20141月 心の思い出

昭和35年頃の東久留米、駅の西側は畑が一面に広がり、風景は最高でした。ホームから上り線路を渡り、木造の駅舎・木の改札口、2両編成の電車が走り、今では想像がつかないと思います。駅前の記憶はあまりありません。踏切から自宅までの道は、砂利道で、雨の日は大変でした。今の成美会館・学芸大は、当時池と田圃でした。池には鯉や鮒などがいました。台風シーズンは黒目川が氾濫し、池の魚が川に流れていきました。坂の途中、たけの子ひろばを右に折れ50m行った左に防空壕があり、中で遊びました。夏は涼しく冬は暖かの天然空調で最高の場所でした。線路向こうの史跡公園には線路を渡って直接行くことが出来、道の両側は崖で、掘れば縄文土器が出てきました。その史跡公園は広く、夏は手作りのソリ、雪の冬はスキーで遊びました。

住宅街には空き地があり、よく蛇を見ました。家では小鳥を飼っていました。ある朝、玄関に置いた鳥籠の小鳥が蛇にのまれているのを見ました。また、当時の氷川台には医院(耳鼻科)・食堂(ラーメン店)・新城酒店(食料品店)などがあり、大変便利でした。50年前の思い出話でしたが、今、皆様には、自治会の行事に参加し、親睦を深めることをお勧めします。私も、そうして充実した日々を送っていますので。【43班 福田 寛成】

 ☆黒目川を望む、氷川台・小山・下里へと続く台地は、2万年前の石器時代から現代にいたるまで、常に人が居住していたと言われ、優れた自然環境に恵まれたところです。人が住み、暮らしていくためには、自然環境もさることながら、人と人のつながりが何より重要です。いま、氷川台の住人の多くは、それに気づいています。

???????????????????????????????   氷川台出土の縄文土器破片

 

20142月 高齢化の進む氷川台の今後について

東久留米で生まれ(途中2年ほど名古屋に引っ越したものの)、ずっと氷川台に住み続けて、はや50年以上が経ちました。そんな私が最近感じることは、『むかし悪さをしたときに叱ってくれた当時の大人の皆さんが、ずいぶんとご高齢になられたなあ』ということです。昔は見晴らしが良いと自慢の高台も、今では駅から歩いて帰るときに、その坂が大きな障害になり、酒屋さんや八百屋さんパン屋さん食堂があった氷川台公園の周りは、タバコ屋さん1軒だけとなり、車の運転ができない高齢者にとっては買い物も不便になりました。また、なりすまし詐欺や悪徳商法、空き巣など高齢者を狙った犯罪者も横行しています。お世話になった氷川台の方々が安心して住み良い街にどうすればいいのか。予算に限りがある以上、即効性のある方策などはたぶんないでしょう。ただし氷川台の住人皆がお互い助け合おうという気持ちになれば、少しでも違うのではないかと思います。荷物を持って坂道を登っている高齢者がいたら、少し持ってあげる。車を出すときに同乗を誘ってみる。近所どうし付き合いを深め、何かと相談しあう等々。たいしたことないことからはじめてみてもいいのではないかと思います。

なんとなく取り留めもなく書いてしまいましたが、氷川台住民の絆を深め、今後の高齢化に備えていくよう皆で知恵を出し合えればと思います。ご意見のある方は積極的に自治会に参加して述べていただければ幸いです。43班 佐藤 健治

 ☆このコラムを書いた佐藤さんは、現役サラリーマンの働き盛り世代です。防災会役員も引き受けてくれており、自治会の高齢化問題にも積極的に発言しています。現在、自治会の高齢化率(35) は市内でも群を抜く高さです。自治会では様々な取り組みによって、お年寄りが家に籠らないよう働きかけています。

見守りネットワークの一環として、週1回の健康体操を開催。65歳を境に上下2クラスに分け、インストラクターが指導しています。いつも定員をオーバーしています。

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 健康マージャン教室にも多く参加し、頭と指先の運動をします。

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2013年秋には、「スカイツリーに行きたいが、一人ではなかなか・・・」というお年寄りの要望で、スカイツリー見学と浅草散策バスツアーを実施、好評のため定例化し、翌年は世界遺産富士山5合目へ出かけました。

???????????????????????????????   スカイツリー入り口

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20143月 楽しいですよ‼ 参加しませんか

現在の氷川台自治会の、地域に根差した活発な活動を、誰が想像していたでしょう・・。

組の班長として係ってから「3匹のおっさん」?いやいや「4匹のおっさん」諸々・・に引きずられ、楽しく・愉快に・どっぷり3年過ごしました。

自治会の行事も、新年の賀詞交換会に始まり、餅つき大会・夕涼み会、その間に、楽しいイベント(スカイツリー&浅草散策)、勉強会(消費者被害・認知症)、災害時要援護者避難訓練などなど・・地域ならではの手作り感(と言っても素人離れ?)も親しみが持てる要因でしょう。数少ない小さな子供たちも地域の大人に見守られ、楽しい子供時代を過ごせるのではないでしょうか。何はともあれ、今、この時期(時機)この場所に出合った人達で、小さな輪が今では大きな和になっているように思います。まだ、一度も参加したことのない方々も、一歩踏み出してみませんか?肩ひじ張らず、気楽にのぞいてみてください。きっと楽しい?未来が広がります。(^o^)42班 木村 良子

 ☆このコラムを書いた木村さんも、現役の働き盛り世代です。たまたま役員当番の年の班長になり、その後、庶務・会計と三役を引き受けてくれました。冬眠時代の自治会では、班長に当たった年は、早く過ぎ去るよう願う会員が大半でしたか、役員として働くことを楽しんでくれる会員が増えつつあります。

???????????????????????????????  賀詞交換会

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自治会総会 2015年4月12日

  412()130分 聖グレゴリオの家 

自治会総会は、例年通り「聖グレゴリオの家」をお借りして開催されました。今回は橋本所長のご好意で、聖堂を使用させていただきました。総会は、神山さん(43)を議長に選出して議事が進み・活動報告・決算を承認、新年度の活動計画・予算を決め、新役員を選出しました。

 新三役    会 長  殿田 俊三 (31班・六選)

                  庶 務       高田 秀之 (3組1班) 

                  会 計       中野 博晋 (32班)

 会長は、殿田さんが六選。庶務の高田さん・会計の中野さんは、新年度役員選出組の3組から選任されました。自治会総会直後の防災会総会も、同様に進み、新役員1名を含む17名の役員が選任されました。

特に今年度は、半世紀を超える氷川台自治会の歴史の中で初めて外国出身(アメリカ出身のホーランド・クリストファさん)の方が役員として参加していただけることになりました。大きく変貌する氷川台自治会に新たな活動が展開できるのではないかと期待しています。

国際色豊かになった新役員の先頭に立つ殿田会長は新年度の抱負を次のように語りました。

安心・安全で暮らしやすいまち氷川台、元気で明るい活力ある自治会をみんなでつくろう‼』をスローガンにこの5年間、様々な取り組みをしてきました。今後はそれらの取り組みをさらに発展継続するために、骨太のものにしていかなくてはなりません。そのためには、より多くの会員の皆様の参加・協力が不可欠です。継続は力です。

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3   六選・殿田会長

自治会だより」連載『コラム声』特集3 2015年4月

          201310月『あいさつと 地域で守る 未来の夢』

これは、平成25年度「愛のひと声運動健全育成標語」選考委員会で優秀賞に選ばれた、41平田雄大君(第六小学校5年生)の作品です。

ここ1年間、早朝6時から氷川台通りを清掃する時間に児童が毎朝ランニングをしている姿に遭遇しています。ある時、名前を聞いたら平田君でした。以来、私の後ろから追い越して行くときも「お早うございます」と挨拶をして駆け抜けて行っています。先日開催された青少年健全育成協議会の席で、六小5年生平田君の作品が優秀賞に選ばれました。と報告があり標語を聴いたとき、この様な声の掛け合い、触れ合いを表現した内容から、もしあの平田君なら、特別考えなくても日常の生活の中から自然に出た標語だろうと思いました。31班・殿田俊三:自治会長】

???????????????????????????????  たけの子広場のポスター

地域は学校と違った部分で毎日の生活の場であり、友達や大人達との触れ合いを通して社会のルールを学ぶ場でもあります。従って、子ども達が親しみを感じるような地域をつくることが大人の責任です。氷川台も以前は「子どもの姿が見えない」「外で遊んでいる子どもの姿を見かけない」等の話を良く耳にしましたが、氷川台自治会の活動が活発になるにつれて、住人の「顔」が見え「会話」が弾む様になると共に公園等で楽しそうに遊ぶ子ども達の「姿が毎日の様に見えるようになりました。このように子供たちを守り育てるには魅力ある地域社会でなければなりません。その為には、まず日常の挨拶が大切です。大人も子供も挨拶は人の心を和ませ、地域の繋がりを密にし、魅力ある地域づくりの基盤になります。地域に暮らす大人達が、自ら魅力ある地域づくりをしていけば必ず子ども達は学んでいき、善悪の判断ができる立派な大人に育つものと思います。

 ※氷川台自治会では、子ども達と大人のふれあいの場の提供や大人と共生する楽しさを学んで貰うために、自治会農園を利用した野菜の収穫祭、夏祭り、餅つき大会等のイベントや氷川台会館では子育てサロン、子ども書道教室などを開催しています。

???????????????????????????????  イモ掘り大会の子供たち

3 子育てサロン氷川台

4 子ども書道教室

 

201311月 氷川台で生まれ育った私

 祖父も両親も自治会役員を務めましたが、私自身が直接自治会行事に拘わり始めたのは、つい数年前のことです。きっかけは「バザー」と「餅つき」のお手伝いからでしたが、その後は縁あって「氷川台くらぶ」に籍を置くことになり、現在は微力ながら氷川台くらぶの会計を任せてもらっています。

 昨年末からは、見守り隊員にも参加していますが、担当しているのは、子供のころからお世話になっている方々ばかり。時間の許す限りお訪ねして、近況・安否確認・・というより昔話に花を咲かせています。311の震災をきっかけに、「遠くの親戚より近くの他人‼」・・地域・ご近所の方々との繋がりがどんなに大切であるかを強く感じています。生まれ育った地であるから尚更、氷川台は、だれとでも挨拶を交わし、お互いを労わっていける居住地であってほしいと願うばかりです。

 ちなみに、最近めっきり視力が落ちました、もし道で会ってご挨拶できなかった場合はお許しください。【33班 雨宮 裕子】

 ☆氷川台自治会設立58年の歴史を物語る「声」である。親子3代に渡って氷川台に暮らし祖父、親は輪番制の自治会役員にかかわり、本人はちょっとしたきっかけで自治会活動にかかわり「地域のつながり」の大切さを実感する。生まれ育った氷川台を更に住みよいまちにしようと様々な活動に参加し地域に貢献する喜びが溢れています。

 20125月に「見守りネットワーク委員会」を設立し見守り活動を開始しました。現在、見守り希望の人は30名が登録、24名の見守り支援隊員が、21組で2~4名の見守りをしています。また、作業隊が、希望者の「庭の草取り」「家具の移動」等の軽作業を請け負っています。見守り支援隊員による「見守り報告会」を3ヶ月に1度開催し、情報の共有と、活動の発展に努めて「安心・安全な町づくり」を目指しています。

??????????????????????????????? 第10回 見守り報告会

??????????????????????????????? 見守り作業支援(草取り)

 

201312月 安心・安全な氷川台へ・・避難訓練開催

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20131117日 災害時要援護者支援避難訓練実施

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☆【安心・安全で暮らしやすいまち「氷川台」、元気で明るい活力ある自治会を皆でつくろう‼】 の活動方針を掲げて、20112月に防災会を設立しました。設立直後に発生した東日本大震 災では災害の恐ろしさを教えられました。以降災害に強い町づくりを目指して、高齢者の「見守り」活動や防災訓練等を実施して会員に災害に対する備えの大切さを訴えてきました。

 201311月には災害から身を守る一番の重要課題である「地域の支え合い」「絆」づくりに向けた要援護者避難支援訓練に辿り着きました。一自治会単位で実施した訓練にもかかりわらず200名弱が災害弱者を守る訓練に参加し「支え合い」の大切さを確認しました。