第7回もちつき大会及び自主防災(炊き出し)訓練報告1(平成28年12月11日)

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当日は晴天で、多数の参加者で大盛況でした
前半(午前9時30分~10時45分)・後半(午前11時~午後0時30)の
2グループに分けて、約300名の参加がありました。

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元気にもちつきする子供達

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のしもち・鏡もちづくり体験する子供達

来訪者の皆様へ

今年も、日本文化の継承として、もちつき大会を実施致しました。

日時 12月11日(日) 午前9時~午後12時30分頃迄
場所 野島農園(野島宅)  大門町1-3-19
参加者 約290人+関係者約30名

後援
野島農園、JA東京みらい東久留米駅前支店、神山大橋自治会、下山親睦会、門前大橋自治会、門前会、MOA健康生活ネットワーク、美多摩新聞社、㈱ウェルカムオータ東久留米店、東久留米市町おこし実行委員会市民の会、東部地域ふれあい交流会(自主防災組織)、青少協、東部地域包括支援センター

門前自治会ではこのイベントを通して、未来ある子供達におもちつきの体験・自らついたおもちを食べることで、お米大好きな子になって頂きたいです。
また、イベントに家族で参加することで、ふれあいの一つとなり、思い出づくりの一環となればよいと思います。

もちつきは、地元の農家では師走の行事として、今も引き継がれています。
おもちの原料はお米です。日本は、瑞穂の国として、お米を主食として生きてきました。しかし、現在の日本では 米の消費量は50年前から比べて、日本人一人当たり年間115㎏から60㎏に消費が下がっています。
(1960年114.9㎏、2010年59.5㎏)

おもちは80kgつきました。

当日、関係者は早朝8時に集合し、準備致しました。
段取り良く行うために、8時頃よりもち米を蒸し始めました。
先に来た子供達は竈に薪をくべ、セイロでもち米を蒸す工程にも参加して頂きました。
約40分後、最初のもち米が蒸しあがりました。

開始時間になり、司会の野島武夫氏(東部地域ふれあい交流会事務局)より当日の工程説明がありました。
その後、門前自治会長野島貞夫氏が挨拶を行いました。

蒸したもち米を臼に入れ、最初は数人で小型の杵で、「グイッ」ともち米を押しつぶしていきます。何回かひっくり返し、ある程度行うともち米が一塊になり、おもちのようになります。 その後、大型の杵でもち米の形がなくなるようについていきます。この工程では、臼におもちがつきやすくなるので、約10回搗く毎におもちをひっくり返す必要があるので、つき手と返し手(合の手)が1対1になり、満遍なくおもちをつきます。ある程度つきたら、子供達に順番に杵でおもちをついてもらいました。その後、最後の仕上げとして、大人が搗きあげます。

鏡もち作りコーナーにて、子供たちに鏡もちを作って頂きました。
鏡もちは、2段で、下段は大人の握りこぶしくらいの大きさで、上段はその半分くらいの子どもの握りこぶしの大きさです。
子供達は指導者のお手本を見ながら鏡もちを作りました。鏡もちを作る際、手におもちがつかないように片栗粉をまぶして形を整えます。上段・下段それぞれで、おもちを全体に伸ばすようにしながら球形にしてつなぎ目を下にして形を整えます。それらのおもちを重ねれば鏡もちの完成です。

子どもたちは丸く作るのに苦労していましたが、楽しく作っていました。親御さんは子どもたちが頑張る様子を撮影したり、アドバイスなどしていました。
作った鏡もちは持ちかえり、正月飾りとして、健康祈願して頂きたいと思います。
自ら作ることで日本文化に触れることができたと思います。

また、MOA自然農法実施圃場野島農園にて収穫した野菜(大根、ネギ、人参、サトイモ、カツオ菜)などを具にしたお雑煮を大鍋(450人分)で煮込み試食して頂きました。

多くの方が美味しいいってました。

食後、各自食したお雑煮の器を洗って頂きました。
洗わないでプラゴミとして廃棄するのではなく、洗ってリサイクルに出します。
子供達にリサイクルに出すという教育の一環となればよいと思います。

当日の様子
※各写真はクリックすると拡大されます。
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おもちつきの様子

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お雑煮試食の様子

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鏡もち作りの様子

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ウェルカムオータ東久留米店によるポップコーン配布・マスコットキャラクター来場

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裏方作業

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・前日準備

  • 道具一式の水洗い等
  • 臼をタワシで洗った後、水に浸してしめることで、水漏れ及び割れ防止対策になります。又、杵のもちに当る面の割れ目をグラインダーで研磨しました。割れ目から木くずが落ちないようにするためです。
  • もち米(80kg)を研ぎ、水に浸す。
  • お雑煮に入れる野菜(大根、ネギ、人参、サトイモ、カツオ菜)などのカットや下茹でなどの下準備
  • 竈にくべる薪準備(野島農園の植木等を剪定した枝等を使用)
  • 会場の掃除、案内表示などの会場設営

もちを蒸す竈(釜・セイロ)と臼をそれぞれ2セット用意致しました。 そして、参加した子供達全員にもちつき体験して頂くためにもち米80kg準備致しました。
さらに、未来ある子供達に野菜大好きになって、好き嫌いのない健康的で強い人になって頂きたいので、多種類の野菜入りお雑煮を作りました。

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感想として

多くの方が協力頂きありがとうございました。
また、子供達がもちつき、雑煮の試食などしている、元気な様子を撮影して、多くの皆様に発信することに協力いただき感謝しています。
今回は、もちをつく前の、杵でもち米をこねる作業から挑戦して頂きました。この工程が一番大切な作業であり、もちつきの全工程を任せられる後継者が増えてくる機会になりました。
子供の頃、親子でのふれあいの記憶は、大人になっても忘れられない良いものとなります。
今回の行事で、親子でふれあう機会となればと思っています。
また、古い住民、新しい住民とのふれあう場となり、 家族で参加して、地域との絆作りとなることを念願してい ます。

継続して参加して下さっている方もおり、今後も継続してほしいという意見がありました。
門前自治会として、今後も家族で参加できるふれあい交流イベントを開催したいと思います。

もちつき大会の行事費用は資源ゴミの回収で集めて資金を充当しています。

今回の裏方の分担作業に、多くの団体の協力を頂きました。

野島農園、JA東京みらい東久留米駅前支店、神山大橋自治会、下山親睦会、門前大橋自治会、門前会、MOA健康生活ネットワーク、美多摩新聞社、㈱ウェルカムオータ東久留米店、東久留米市町おこし実行委員会市民の会、東部地域ふれあい交流会(自主防災組織)、青少協、東部地域包括支援センター 等の
皆様のご協力により、今回の行事が行えた事を感謝致します。

更に、参加動員に協力頂いた、第二小学校、第六小学校、神宝小学校、美多摩新聞社、「くるくるチャンネル」等に感謝致します。

門前自治会は行事など見える化に取り組み、参加しやすい環境づくりを推進しています。
開催の際は、自治会掲示板、準公的掲示板及び東久留米のふれあい情報サイト「くるくるチャンネル」等で情報発信致します。
来年度も、学校・家庭・地域で、未来のある子供達を健全に育成するために、『地域の特徴を生かした、体験の場を提供し、全人教育の一環』として、事業を推進して行きたいと、役員一同考えています。
しかし、門前自治会単独では、事業を円滑に推進できないので、今回支援頂きました皆様に、来年度もご協力を宜しくお願い致します。

 ・後半報告

第7回もちつき大会及び自主防災(炊き出し)訓練報告2(平成28年度)

・過去に報告したもちつき大会及び自主防災訓練

文責:
門前自治会会長 野島貞夫
TEL:090-3224-0278
FAX:042-476-2555
mail:nojima.sadao@jcom.home.ne.jp
※写真掲載了承済