来訪者の皆様へ
平成28年2月16日(火)に柳泉園クリーンポート(焼却炉)を見学に行きましたので概要を報告致します。
平成25年度の可燃ごみは65,280トン、不燃ごみは7,112トン処理されました。
炉は約850℃のガス火力で燃やしており、ダイオキシンが出ないように工夫されています。可燃ごみの中に、人体に害があるものを入れて捨てる人がいますので注意して頂きたいですね!
年に数回、回収された可燃ごみの中に入れられているもの調査しているそうです。
特に、可燃ごみの中で、生ごみは水切りをすることが燃やすのに効率が高まることを感じました。
その他、燃やしたゴミの火力で蒸気をつくり、発電機のタービンをまわして、発電をしています。その電気を売電しており、年間約1億2千万円になるようです。
現場で24時間作業している方は、業務を委託した会社の方がやっているそうです。これは大変効率が良いと役員一同思いました。
ごみは指示道理に分別すれば資源です。
以下、柳泉園から頂いた資料から抜粋して記載致します。
「生ごみの水切り」
家庭から出されるごみに含まれる水分を減らすだけで大幅はごみの減量となる。
柳泉園組合で処理している生ごみは年間10,118トンあり、その80%(約8,094トン)は水分量であり、その量は25メートルプール約32杯分になります。
・生ごみを三角コーナーに捨てる前にしっかり水を切る。
・飲んだ後のお茶柄やコーヒーかすは乾燥させてから捨てる。
・野菜を洗う前にまず皮をむいて水分を含まないようにする。
これらの簡単にできる「一工夫」の積み重ねが大幅なごみ減量へとなります。
「ごみの4R」
ごみの3Rが非常に有名です。
・Reduce(リデュース)「発生抑制」
・Reuse(リユース)「再使用」
・Recycle(リサイクル)「再生使用」
近年あらたに
・Refuse(リフューズ)「拒否・拒絶」
が加わった4Rの取り組みが自治体などで推進されています。
リフューズとは、ごみになりそうなものを「いりませ!」とことわることです。
例えば、買い物にマイバックを持参して、レジ袋を使わなくてすみます。
物を長く大切に使うことも大切ですが、それ以上にまず、ごみになりそうなものを断れてば一番のごみの減量化になります。
当日の様子
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文責:
門前自治会会長 野島貞夫
TEL:090-3224-0278
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