来訪者の皆様へ
大根収穫の時期になりました。野島農園でも大根収穫を行いました。
400年前より、東久留米では保存食として漬物を作っていました。
春まで野菜が食べられるように保存食としていました。
また、冬場のビタミン、ミネラルの補給として、重宝してきました。
漬物は各家庭により漬け方が異なるので、味が違い、家庭の味となります。私は漬物を食すと祖父の思い出が一気によみがえります。みなさんも漬物を作って頂きたいです。
4年前より野島農園で収穫した大根をたくあんづくりを行っています。農園に併設されている調理室でたくあんづくりを行いました。
今回は、青首大根とおふくろ大根の2種類を使って作りました。大根は1週間天日干ししました。そうすると、大根がしなるようになります。
たくあんづくりで使うのは、できるだけ野島農園でとれたものにしました。
味付けとして、干したミカンやリンゴや柿の皮を使いました。
色つけとして、クチナシの実を使いました。
糠は玄米から出た糠を活用しました。塩は海から取れた天然物を使いました。高齢者が食べれるように少なくしました。
漬けて10日間で試食してみました。良い味がしておいしかったです。
一番おいしいのは20日漬けたものと言われています。
共同作業日の休憩時間に参加者に食して頂きました。
おしること大福を食べる合間にたくあんを食し、皆さんがおいしいといってました。
希望者にはお分けして、自宅で白いごはんと一緒に食して頂きたいです。
また、作り方を教えて、自宅で作って頂きたいです。
これから、正月となり、おせちやおもちなどを食べますので、塩分の少ないたくあんを食べ、たくあんに含まれる消化酵素(アミラーゼ)があり、食欲増進になります。胃もたれなくして、健康増進を図って頂きたいです。
畑にはまだ大根が残っています。寒波にさらされると甘くなると言われているので、またたくあんを作っていきたいと思います。
農作業の休憩のおつまみとして、食して頂き、風邪予防、体力増進して頂きたいと思います。
また、野島農園では聖護院大根、赤大根、聖護院カブ、京カブが収穫できるので、農作業の休憩時に食して頂きたいので作っていきたいと思います。
たくあんづくり工程
材料
干し大根 、米ぬか、干した果物の皮(みかん・リンゴ・柿など)、クチナシの実、赤唐辛子、粗塩(干し大根の5%の量)、ザラメ砂糖、昆布
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米ぬか、干した果物の皮、クチナシの実、赤唐辛子、
粗塩、ザラメ砂糖、昆布(ちぎった)を混ぜる
以後同じ作業を繰り返す。上にいくほど混ぜ合わせた米ぬかが多くなるように調整する。
大根収穫・大根干し作業
・野島農園の様子
・野島農園おもてなしのお花
文責:
門前自治会会長 野島貞夫
TEL:090-3224-0278
FAX:042-476-2555
mail:nojima.sadao@jcom.home.ne.jp
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