来訪者の皆様へ
門前自治会主催の日帰り研修旅行を行いました。
日頃より、地域の親子農業体験、もちつき大会などにて後援して頂いている東京みらい農協の窓口を通して、農協観光の協力により、地元から往復バスを利用して、気軽に参加できる工夫を致しました。
そのため、多くの方が参加して頂き、良い思い出を作ることが出来ました。
- 日時:平成27年1月22日(木) 午前7時30分~
- 見学地:富岡製糸工場、こんにゃくパーク、上州御用鳥めし登利平南部店、JA高崎ハム、たのふじ観光いちご園
- 参加者:38名
- 交通手段:往復大型観光バス
・世界遺産「富岡製糸工場と絹産業遺産群」
群馬県では古くから養蚕、製糸、織物といっった絹に関する営みが盛んで、絹産業に関する文化遺産が数多く残っています。これらのうち富岡製糸工場、田島弥平旧宅、高山社跡、荒船風穴を構成資産とする「富岡製糸工場と絹産業遺産群」は平成26年(2014)のユネスコ世界遺産委員会で世界遺産一覧表に記載されました。
世界遺産として、どんな価値があるのか?
富岡製糸工場ではフランスの技術導入から始まり、日本独自の自動繰糸機の実用化まで、製糸の技術革新が絶え間なく行われてきました。
「富岡製糸工場と絹産業遺産群」は、高品質な生糸の大量生産に貢献した、19世紀後半から20世紀の日本の養蚕・製糸分野における世界との技術交流と技術革新を示した絹産業に関する遺産です。日本が開発した生糸の大量生産技術は、かつて一部の特権階級のものであった絹を世界中の人々に広め、その生活や文化をさらに豊かなものへと変えました。
感想として、富岡製糸工場を見学していて、祖母の話を走馬灯のように思い出しました。
私の家(東久留米市大門町)では、明治5年頃にお蚕を飼って、繭の生産を行っており、周辺で一番大規模な生産を行っていたと聴きました。
そのおかげで自宅の建物が総2階になっておりました。2階の建物内ではお蚕を家族と同じように大切に育成していました。お蚕が24時間クワの葉を食べさせるために、お蚕がクワの葉を食べている音を聞いて育成するのが、一番良い繭を作る秘訣だと聴いていました。
この生産した繭の糸を東京に出荷するために、神藤家と一緒になって、自宅の近くに武蔵野鉄道(現在西武鉄道)を誘致致しました。繭の生産が、この地域の発展の原動力になったと聞いています。
・「こんにゃくパーク」
こんにゃく芋の収穫量9割のシェアを持つ群馬県。
そんな群馬県の甘楽町には、こんにゃくのテーマパーク
「こんにゃくパーク」があります!
日本最大級のこんにゃく製品生産量を誇る「ヨコオデイリーフーズ」が運営しているこの施設は、多くの人々にこんにゃくの文化とおいしさを伝えたいという思いから、2011年6月に「こんにゃく博物館」としてオープンしました。
さらに2014年4月26日に規模を拡大して「こんにゃくパーク」としてグランドオープンしました。
施設内は、見学コーナーとして、こんにゃく・白滝製造ラインやゼリー製造ラインがあり、お土産コーナー、バイキングコーナーに分かれており、楽しく、美味しくこんにゃくについて学ぶことができます。
お土産コーナーではこんにゃくやゼリーはもちろん、こんにゃくパンやこんにゃくアイスなど普段見かけない商品がたくさん取り揃えてあります。
バイキングコーナーでは、こんにゃく料理やゼリーが食べられます。
味噌田楽や玉こんにゃく、さしみこんにゃくなどスタンダードなものから、
こんにゃくラーメンやマカロニ風こんにゃくなど、様々なこんにゃく料理がずらりとありました。
どれを食べようか迷ってしまいます。
美味しいだけでなく、献立の参考にもなるバイキングです。
さらに、このバイキングが無料で提供しているから驚きです。
こんにゃくのおいしさを多くの方に知っていただくためだからそうです。
こんにゃくパークは、おいしくて食物繊維豊富なヘルシー食材のこんにゃくについて、その魅力を、見て、味わって、体験できます。
感想として、観光客に人気があるのには、仕掛けが有りますね。
土産を売るのではなく、工場見学をして頂き、その後、試食して頂き、工場で生産している商品を購入して頂くのです。
見学者は、喜んで購入していきます。これからの地域の再生は、このような仕組みを、いろいろな分野で活かしていくべきですね。・・・皆さんどのように思いますか!
・いちご狩り(たのふじ観光いちご園)
イチゴは15個食べるのが精一杯でした。
自分でイチゴを摘んで食べるのが受けているのですね!
30分食べ放題!1500円(団体1400円)。
感想として、体験型観光資源がこれから、地域再生の仕掛け作りになると思います。
最後に今回の日帰り研修旅行は、自治会会員、高齢者元気長生き体操参加者等の方が参加して下さり、地域の絆作りを行うことが出来ました。
当日の様子
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富岡製糸場見学
こんにゃくパーク
昼食
(上州御用鳥めし登利平南部店)
高崎ハム工場見学
いちご狩り(たのふじ観光いちご園)
文責:
門前自治会会長 野島貞夫
TEL:090-3224-0278
FAX:042-476-2555
mail:nojima.sadao@jcom.home.ne.jp
※写真掲載了承済