来訪者の皆様へ
地域ケア会議に参加致しましたので、その報告を致します。
日時:平成26年10月26日(日)14:00~16:00
会場:東部地域センター1階講習室
参加者:各自治会長、自治会役員、民生委員、認知症サポーターフォロー講座修了生代表、体操ボランティア、東久留米市社会福祉協議会、在宅介護支援センター、居宅介護支援事業所代表者、東久留米市役所介護福祉課保健師 等
目的:地域の情報共有を行い、介護状態になることを予防し、住み慣れた地域でいつまでも暮らせる地域づくりをしていくため
内容:
①開催目的の趣旨説明
②各地域の取り組みなどの情報交換
③地域包括からの情報提供
東部地域包括支援センターの関係者、行政、民生委員、社会福祉協議会、各種介護に携わるボランティア、ボランティア事業者が集まり、地域の高齢者に対するケアをどのようにしていくか、相互に意見交換を行いました。
門前自治会単独では、高齢者が25%に増えている中、どのように対応していくか、役員会議でも、どのような施策をとるか思案がなく、具体的な対策を実行できませんでした。
このような状況下、地域包括支援センターの指導の下、議論を交えてネットワークを生かして自治会の高齢者対策ができれば一番良いと思いました。
会議で一番印象的な意見は、
「高齢者が一人住まいなのか、あるいは若い世代と同居なのか、また、介護の程度が大きいのか小さいのかなど、高齢者の生活環境を把握できていない現状」という意見です。
それにより、いざというときに困っている高齢者を助ける(共助する)場合において、より必要としている高齢者を助けることが遅れたり、出来なかったりするためです。
そのため、ある自治会では、会員にアンケートを行い、氏名、住所、年齢、世帯構成、介護の程度などの各個人情報を提供して頂き、いざというとき対応できる体制づくりをしているそうです。
門前自治会でも、同様なアンケートなどを行いたいと感じましたので、役員会議で議論したいと思います。
東部地域包括支援センターは足腰強化運動を各地で行っています。これは外出するのに大きな役割を持っていると思います。また、見守りサービスの一環として、大切であると思います。
門前自治会でも東部地域包括支援センターの全面的な協力により下山親睦会と共催し、高齢者元気長生き体操を12ヶ月(月2回、延べ24回)行いました。
体操指導に関してはマザアスの専任講師が行いました。参加登録者は約50名あり、毎回約35名の参加がありました。
多くの皆様が継続して参加して頂くために、体操に加え、休憩時間にフルート演奏、日本の愛唱歌の合唱などや癒やし体験の一環として、旬の野菜収穫体験(5月スナップエンドウ、8月ゴーヤ)を行いました。
また、体操参加者を対象にした、心身の健康を向上して頂きたいと思い、茶の湯(抹茶)とお花(一輪挿し)で心身健康の癒やし体験セミナーを実施致しました。
参加者各自が頭(心)と体を動かして、相互に抹茶をたて、「おもてなし」を行いました。身近に感じるよう普段着で行うことで、抹茶の志を日々家族・お友達と一緒に出来るような形式で行いました。
日本伝統文化に親しむことで今後の人生をより深く、心身とも美しく元気で健康な生活をおくれることを祈っております。
高齢者元気長生き体操一年間を通して、多くの方がこの行事で交流を図ることが出来ました。また、民生委員、ボランティアの協力に感謝致します。
今後も門前自治会として、地域包括支援センターなどと意見交換して、高齢者のための事行を推進して行きたいと思います。
当日の様子
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ケア会議についての過去に報告した記事
高齢者元気長生き体操にて行った癒やし体験についての過去に報告した記事
文責:門前自治会会長 野島貞夫TEL:090-3224-0278FAX:042-476-2555mail:nojima.sadao@jcom.home.ne.jp※写真掲載了承済