来訪者の皆様へ
自然農法において、土づくりを行うことは重要な1つです。
植物の根を最大限に活用するためには、耕して、土を柔らかくすることが重要です。
深く耕すことにより、根伸びがよくなり、より多くの栄養を吸収することができます。
また、土中の微生物の効果も期待できます。
畑に生えた雑草は根本から抜かずに、根から上を取ります。
根を残しておくことで、畑の水分を保つことに役立ちます。
また、取った雑草も土を隠すように置くことで、直射日光を防ぐので、こちらも畑の水分を保つことに繋がります。
畑には、必要以上の栄養を与えないようにします。
栄養過多になると、植物にとって害虫発生・増殖させるなどの要因となります。
なので常に植物と対話(観察)して、育てることが重要です。
土づくりについての詳細は過去の記事をご参考下さい。
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・第1:土のもつ力を引き出す
・第2:植物の持つ能力を最大限発揮させる
・第3:土の力を生かす基本
しかし、土づくりだけをしっかりすれば良いではなく、
植物が本来持っている能力を引き出すための仕掛けづくり、トータルコーディネートすることが大切です。これは、実践し、経験を積み重ねることが大切です。
共同作業日様子
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最後に、現在、野島農園は自然農法の野菜を育成、生産、収穫体験等を行っています。そして、門前自冶会より委託された、市民のための親子農業体験、高齢者長生き体操の一環として、地域包括支援センターとコラボレーションし、『癒しのための』旬の野菜の収穫体験等を行っています。
今後、内容の充実を図るために、お花・果物等を加えて行きたいと思います。
又、総合医療の一つとして、自然農法の実践体験施設として、設備の充実を推進していきたいと思います。(『食』は、『人』を『良く』する。医食同源)
先日、MOA東京療院で統合医療について、研修会を受けてきました。
今後の医療は、治療から予防へギアーチェンジすることが、大切だと言われています。
これを成し遂げる為には、今後の医療方針を統合医療に切り替えることが重要であると言われています。
MOA健康生活(自然農法)ネットワークの指導の下、自然農法を通して、統合医療の推進に協力して行きたいと思います。
統合医療の目指す方向性
- QOLの向上を目指し、患者一人ひとりに焦点をあてた患者中心の医療
- 近代西洋医学及び伝統医学や相補・代替医療従事者による共同医療(真のチーム医療)
- 身体、精神のみならず、人間を包括的に診る全人的な医療
- 治療だけでなく、疾病の予防や健康増進に寄与する医療
- 生まれてから死ぬまで一生をケアする包括的な医療
- 「尊厳ある死(Death with Dignity)」と、患者だけでなく残された遺族も満足できる
- 「良質な最期のとき(QOD:Quality of Dying and Death)」を迎えるための医療
文責:
門前自治会会長 野島貞夫
TEL:090-3224-0278
FAX:042-476-2555
mail:nojima.sadao@jcom.home.ne.jp
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