高齢者長生き体操(平成26年5月2日(金))報告

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来訪者の皆様へ

本高齢者長生き体操は、東部地域包括支援センター、マザアス氷川台及び民生委員などの協力により行われています。
参加者は、大方35名前後です。

今後、平成26年10月より、自主化するための体制づくりが求められています。
体操指導者の育成、受付、会計、会場の段取り等の作業者の確保です。

東部地域包括支援センターが中心になって、この行事が順調に自主化できる体制づくりを支援して頂けるという力強いアドバイスを頂きましたので、我々各自治会の役員一同、その指導に基づき頑張って行きたいと思っています。

今後共、月2回の体操を通して、地域の高齢者の見守りができることが大切と思っています。

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受付などは民生委員の方が担当
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東部地域包括支援センター施設長の説明

当日の体操の様子
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マザアス東久留米入居者の作品
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マザアス東久留米 体操当日に立て看板でご案内。
本立て看板は、開催日以外は月2回設置場所を変えて、地域全体に告知できるように工夫しています。

 

最後に最近思うこと!

活用の仕組み作りが求められています。

・共助の環境作り
日本の社会問題!認知症徘徊!。行方不明者、年間1万人。
社会保障が充実し、地域の助け合いが必要が無くなり、人間関係か、地域に対する親近感の希薄化、近所の人々の親交を深める機会不足、他人の関与を歓迎しない雰囲気になっている、社会の状況です。

認知症になると、家族の方が、隣近所の方、知人等へ、公にしないのが、手遅れになる要因があると言われています。

『共助』は、自ら自分の悩み事を公開しないと、知人、隣人等は助けることができないと言われています。
特に、個人情報の取り扱いの見直しが求められています。自分の悩みを公開するのは『恥ずかしいと言う』ことを乗り越える、ちょっとした勇気の意識の切り替えが、求められています。

これは、日本の社会道徳、学校の教育に起因していると言われています。
大切なのは、些細なことでも、家族、知人、友人、隣近所の方に相談する、個人の心構えが求められています。

これからの時代、70歳以上なると、大方の人は、認知症になる可能性(50%以上)があり、 日頃から、自分の健康情報を、気軽に、知人、隣人等に公開するのが、自らの安心を守ることができると、危機管理の心得だと言われています。

現在、日本の社会福祉寄付は、年間110兆円。国民負担60兆円、国家負担50兆円。青天井!・・・いくいく消費税30%!
経済成長の恩恵により、公助が充実し、さらに個人情報の弊害が影響し、公助が、共助の役目を奪い取り、社会において、共助の活躍する環境が消えかかっている現状です。 

今後、認知症患者800万人!NHKが、行方が分からなくなったことがある120人余りの家族にアンケートした結果、行方不明になった回数は平均で6.3回に上り、何度も繰り返されている実態が明らかになりました。
認知症の方が、家に帰らなくなると、警察、消防署等の方が、半径6キロ迄、調査致しますが、現状発見するのが困難な状況です。
その為、現在、約1万人の方が行方不明で、家族の方が探しています。親が行方不明であると、子供に取って、日々浮かばれない心境になっている状況です。
この解決策の一つとして、隣人、地域の方の助け合いの見守りが求められています。
日頃より、友人・知人・家族などに気軽に悩み事を相談するクセ(習慣)を付けておくことです。
又、何人でも悩み事を相談できる知人などを作っておくことも大切であると言われています。

あるアンケートで『自分の悩み事を相談している方は、誰ですか』と質問したところ、自分が生活している地域の人より、市外の方が多かったようです。
これからわかることは、自分の悩み事は、隣近所に話しにくいということです。
しかし、高齢者になると、隣近所、地域の方の助けが一番大切だと思います。
・・・皆さんどのように思いますか?

門前自治会は、高齢者長生き体操を昨年度10月より始めています。
これは、足腰を強化運動と、気軽に悩み事を相談できる仲間づくりの良い機会になれば良いと思っています。
今後、いろいろな行事を組み入れて交流内容の充実を図っていきたいと思っています。

①8月1日(金) ゴーヤの収穫体験
②10月10日(金)お茶会と一輪花の観賞とフルート演奏の観賞等
③11月7日(金) サトイモの収穫体験
④1月16日(金) ネギの収穫体験

 

文責:
門前自治会会長 野島貞夫
TEL:090-3224-0278
FAX:042-476-2555
mail:nojima.sadao@jcom.home.ne.jp
※写真掲載了承済