指導者の模範演技に基づき、参加者が楽しく運動をしている様子
みんなと一緒にやると楽しくできます。誘い合って最後まで、継続をお願いします。
東部地域包括支援センター長(米澤千加氏)の説明
東部地域の高齢者整形外科疾患が37%であり、この予防対策として、足腰強化体操教室を企画致しました。
来訪者の皆様へ
高齢者にとって、一番大切なことは「自分の足で、自由に気ままに歩ける」ことです。
高齢者が日々元気で、明るく、前向きに楽しく、生き生きと過ごすために、健康増進元気長生き体操(足腰強化体操など)を実施致しました。
多くの方が参加し、和気藹々と楽しく運動する様子を報告致します。
日時:平成25年10月4日(金) 午前10時~11時30分
会場:福祉総合施設マザアス東久留米 地域交流ロビー(3階)
(住所:東久留米市氷川台2-5-7 電話:042-471-7261)
主催:門前自治会
共催:下山親睦会
協力:東部地域包括支援センター、福祉総合施設マザアス東久留米
後援:門前会、東部地域ふれあい交流会(東部地域自主防災組織事務局 野島武夫)
JA東京みらい駅前店支店、MOA自然農法ほ場野島農園、
美多摩新聞社、近隣自治会等
参加費:無料
持ち物:運動靴(室内用)、シャツ、長ズボン、タオル、飲み物
最初に、この企画のきっかけは、東部地域包括支援センターが主催した地域ケア会議に自治会代表として参加した際、東部地域包括支援センターが「高齢者あんしん生活調査」で75歳以上の一人暮らしの高齢者世帯へ訪問し、聞き取り調査により、「坂があり、足腰が弱ってくると外出が困難になる。」というお話を聞きました。
第1回ケア会議の内容報告を役員会で行った時、高齢者のための健康増進をするための行事を議論しましたが、うまくまとまりませんでした。
第2回ケア会議にて、松ヶ丘自治会、上の原・金山地区の自治会で、東部地域包括支援センターの指導の下、足腰強化体操を行っているという報告がありました。
この報告を元に、高齢者の要望に叶った行事だと思い、防災福祉ネットワークの立ち上げに協力して頂いた下山親睦会と一丸となって行事を企画致しました。
また、東部地域包括支援センターに協力を仰ぎ、足腰強化体操を開催することになりました。
当日、小雨が降り、申込み参加者が、何人集まってくれるか心配致しましたが、約30人参加してくれました。
この企画は平成25年10月から平成26年3月末迄、毎月第1・第3金曜日に実施予定です。
継続して運動を行わないと効果が出ないので、継続して参加頂けることを願っています。
主催者として、継続して参加してくださった方に、参加賞として、MOA自然農法認定ほ場野島農園にて育成した里芋・柿を予定しています。楽しみしていて下さい。
(里芋には脳を活性化すると言われています。
詳細は サトイモエキスの脳活性化について を参照して下さい。
また、人間の自然治癒カを高める統合医療があります。
詳細は、滞在型健康プログラム体験報告 を参照して下さい。
※別ウインドウで開きます。)
当日の様子
(※各写真はクリックすると拡大されます。拡大後戻る場合はブラウザ左上の「⇐」をクリックして下さい。)
・主催者の挨拶と行事企画説明
主催者挨拶 門前自治会会長
普段やってないことを皆でやると楽しくなります。人の体は、毎日約3,000個のガン細胞が生まれていると言われています。これを多くしないためには、体を動かして、旬の野菜を食して、笑うことです。「笑う門には福来る」と言うことわざがあります。
また、「医食同源」長寿食の6つの食材があります。詳細は、元気で長生き百歳食~食に勝る薬はない~ご覧ください。
トレーニングを行うときのポイント
・自分のペースで無理をせず体の声に耳を傾けましょう。
・目的を常に意識して行いましょう。
・体調が悪い時や痛み、疲れ、違和感を感じたら、すぐに中止しましょう。
・呼吸を止めないようにしましょう。力んで息を止めると血圧が上がって危険です。
はじめのストレッチ
1.深呼吸。
2.肩:肩をゆっくり上下。
3.肩と肩甲骨:上下と回旋。
4.首:右、左、下へ倒す。
5.背中:胸の前で組んだ手を前方へ出す。腕の輪の中に頭を入れるように、背中を丸める。
6.:胸:胸を張る。
7.体側:片手を斜め上方に伸ばす。
8.大腿部(裏):片足を伸ばす。腰から前に上体を倒す。
筋力トレーニング<セラチューブトレーニング>
1.胸部:正しい姿勢を維持する。
2.背中・上背部:円背・猫背を予防し、正しい
3.大腿部(前):立ち上がり動作、立位、歩行の安定を促す。
4.腹部・腰部(腸腰筋):安定した歩行姿勢を保つ。
5.臀部・中臀筋:歩行時のふらつきを解消。
終わりのストレッチ
1.大腿部(裏):片足を伸ばす。腰から前に上体を倒す。
2.お尻周り:片足を太ももの上にかけ、上体を前屈させる。
3.腰周り:背筋を伸ばし体を回旋させる。
4.背中:胸の前で組んだ手を前方へ出す。腕の輪の中に頭を入れるように、背中を丸める。
5.体側:軽く組んだ両手を頭上へ伸ばす。
6.肩:肩をゆっくり上下。
参加者の感想として、
「農作業を行うとき、同じ姿勢での作業やシャベルで土を掘り返すときに腰を使うため、腰痛になりやすいです。
この運動を通して、深呼吸で体をリラックスさせ、肩や大腿部、腰など、日常で使わない筋肉なども使ったことにより、2~3日後は体が軽い感じがした。
今後も継続してやりたいと思いました。」
という意見がありました。
最後に現在、糖尿病で足が壊疽(えそ)し、世界で約20秒に一人、足を切断していると言われています。
高齢者が、自分の足で、気ままに好きなところに、歩けることが、元気で、楽しく長生きの秘訣です。
現在、医療費等は年間約38兆円です、毎年、約1兆円増加しています。
これを増やさないために、地域の福祉・医療等のネットワークと連携し、行政、包括支援センター、福祉総合施設マザアス等の協力を頂き、健康増進企画を推進していきたいと思います。
日本は、今後、治療医学から予防医学に力を入れることが、多くの国民から求められるようになると思います。
大切なのは、毎日食事を美味しく食べて、自分の足で歩いて、日々の生活を楽しく、年を重ねることだと思います。
特に、野菜・果物等は、健康に良いと思います!!
☆食事は、食べ方として、野菜、たんぱく質、炭水化物等を順番に食していると語っていました。
そして、季節感を五感で感じて、毎日、楽しく、前向きに、気軽に誰とでも、会話し、生きている喜びを感謝して、過ごしているようです。
足全体の筋肉を使用しているそうです。
人間の筋肉は、約60%足(下肢部・脚部)にあるそうです。
そして、足は、第2の心臓と言われています。
- アンチエイジングと食事法。
- 食事の際、先に野菜を摂取する。
・急激な血糖値の上昇を防ぎ、余分な糖の吸収を防ぐ。
・糖尿病の治療にも採用される方法で、ダイエットにも効果があると言われている。
・・・皆さんも、長生きをしたい方は、長生きをしている方から、ヒントを学ぶことも大切だと思います。
簡単な方法は、掃除(家の中、庭、トイレ、玄関等)です。
やればすぐ結果が出るし、気分爽快になります。
また、幸福を招くと言われています
以上、いろいろなことを書いてきましたが、一番大切なことは、一つのことに拘らず、柔軟性をもって、自分の体にあった、健康増進を継続してやって欲しいです。
今後、行政、東部地域包括支援センター、社会福祉協議会、民間等に協力いただき、高齢者の方が、住み慣れた地域で安心して生活していくために、どのような支援、仕組みなどをしたら良いかを推進して行きたいと思います。
開催にあたり、東部地域包括支援センター、福祉総合施設マザアス東久留米、マザアス氷川台職員の指導者の皆様に行事の段取り、会場設営、資料作成、模範演技指導等して頂き大変感謝致します。
参加者が和気藹々と時間を経つのを忘れ、気分爽快、リフレッシュして頂けたと思います。
また、関係者、参加者の方々には当日の内容を発信することに協力頂きありがとうございます。今後とも、ご協力お願い致します。
このような行事を周辺自治会、各種団体等で開催して頂きたいと思います。
参加できる機会や場所が増えることで、より多くの方が元気で、明るく、楽しく長生きできる地域になれば良いと思います。
文責:
門前自治会会長 野島貞夫
TEL:090-3224-0278
FAX:042-476-2555
mail:nojima.sadao@jcom.home.ne.jp
※写真掲載了承済