秋野菜の準備2(自主防災炊き出し訓練用 平成25年9月)

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自然農法は野菜の根が最大限に伸びるように、土を深さ約60cm耕します。
野菜の根は毛細血管のように伸びることで、微生物から成長に使うエネルギーを作り出しています。耕された土(生態系が豊かな土壌)は野菜にとって最適な肥料です。

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子供達のために、お母さん達が愛情を注ぎ、熱心に土づくりに励んで、頂いています。免疫力が豊かな、美味しい健康的な野菜が育つでしょう。

来訪者の皆様へ

東久留米市内において、秋野菜の時期になりました。
東久留米は平成の名水百選100選に選ばれており、恵まれた環境にあります。

野島農園はMOA自然農法ガイドラインに基づき、自然農法で野菜づくりを行っています。
詳細は、MOAガイドライン講習会体験報告 を参照して下さい。
(↑リンク先は新しいウインドウで開きます)

夏野菜(ミニトマト、ナス、ピーマン、ゴーヤ、葉物野菜など)の収穫が7月初旬から9月末頃まで継続して収穫しています。
並行して、秋野菜の土づくり、種作り、苗作りなど農家にとって忙しい時期です。

また、門自治会より委託された、野島農園で模様される、親子農業体験サツマイモ掘り及び炊き出し訓練用の種植、苗植えを行い、サツマイモのツルあげ、除草などの育成管理を定期的に行っています。

今年も10月27日(日)に家族農業体験サツマイモ掘り・自主防災訓練を行います。
詳細は、
家族(親子)農業体験サツマイモ掘り、自主防災(炊き出し)訓練のご案内
を参照して下さい。
(↑リンク先は新しいウインドウで開きます)

多くの子供達が農業体験に参加して頂けるので、安心安全、無農薬で野菜の育成管理を行っています。
畑のサツマイモもすくすく成長して、多くの子供達がくることをサツマイモ達も待っています。
詳細は、
自然農法(家族農業体験用サツマイモ)の育成管理報告
自然農法(家族農業体験用サツマイモ)の育成管理報告2 を参照して下さい。
(↑リンク先は新しいウインドウで開きます)サツマイモ兄弟

サツマイモ三兄弟が畑の中で皆さんに会えることを楽しみしています。

来てね! 
   待ってるよ!! 
      約束だよ!!!

 

秋野菜
・土づくりの様子

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土づくり
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土づくり
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土づくり
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土づくり
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土づくり
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土づくり
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土づくり
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土づくり
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純正菜種油粕
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畝づくり
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畝づくり
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畝づくり
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畝づくり
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畝づくり
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畝づくり

 ・農園の除草(草むしり)

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除草
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除草
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除草

・ゴボウの収穫(自然農法ほ場)

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ゴボウの収穫
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ゴボウの収穫
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ゴボウの収穫

・有機農法土づくり (有機農法ほ場)

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畝づくり
H25秋野菜d (2)
畝づくり
 H25秋野菜d (3)
有機肥料散布
 H25秋野菜d (4)
土づくり
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野菜の収穫

 

・農園の様子(自然農法ほ場)

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トウモロコシ
H25秋野菜f (2)
シシトウ
H25秋野菜f (3)
ゴーヤ
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左:葉物野菜 右:ラッカセイ
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クウシンサイ
H25秋野菜f (6)
キャベツの苗
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オクラ
H25秋野菜f (22)
ニンジン
H25秋野菜f (23)
ネギ
H25秋野菜f (12)
サツマイモの成長様子
H25秋野菜f (16)
ミカン
H25秋野菜f (25)
カキ
H25秋野菜f (7)
堆肥入れ
H25秋野菜f (14)
育成管理
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スイカの試食
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カマキリ
ほ場は生態系が豊かで、カマキリさんが登場し、害虫駆除に活躍
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セミの抜け殻
ラストステージを謳歌
優雅なセミの合唱に鑑賞
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お花
早朝来訪者を優しくお迎え
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お花
日中来訪者を優しくお迎え
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バケツで稲作り
高齢者生きがいづくり
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サトイモ
高齢者元気長生き体操に参加賞として配布予定

・農園の様子 有機農法

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カボチャ
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メロン
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ヒマワリ
夏の太陽のごとく大輪です
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クウシンサイ
H25秋野菜g (6)
葉物野菜

 ※各写真はクリックすると拡大されます。拡大後戻る場合はブラウザ左上の「⇐」をクリックして下さい。

秋作について
MOA自然農法の指導書に基づき、自らの経験と自分の頭で考えて、逐一改善し、地域の特徴を生かして最適な育成管理を実施しています。
具体的な内容を記載致します。

 秋作の、野菜は、8月下旬から9月にかけては種し、11月から年末、もしくは越冬して春に収穫するものを差します。
発芽時期が虫の活動時間と重なるため、防虫対策が必要だったり、越冬する野菜については寒さ対策も必要となります。
しっかりと土づくりをして、栄養豊かな大きな野菜を育てましょう。まず植付け時の留意点について述べます。
基本的に定植が多かった夏野菜に対して、秋作野菜は、は種から始める場合がほとんどです。
それだけ、種が育ちやすい条件が揃っているということです。
ただし、種の蒔き時期を間違えると影響が大きいのも特徴です。は種適期が1日遅れると生育が1週間遅れると考えて下さい。
尚、9月前半、厳しい残暑の場合は、適度な水やりと敷草で土の湿度を保つようにします。

 一方、定植するキャベツやタマネギは越冬させて春に収穫します。この場合、定植時の苗の茎の太さがその後の収量と品質に大きく関わってくるので注意が必要です。
キャベツやタマネギの苗は細すぎると霜の害を受けやすく、逆に7mm以上だと冬の低温に感応してしまい収穫間際にトウダチしやすくなるので要注意です。
一般的には茎の太さが6mm位がよいとされています。

 季節が初冬に近づいてくると気温が下がる日がおおくなります。
そうなると寒さに備えることが必要です。特に冬期に収穫をしたい場合は、寒さに強い品種を選ぶことが大切です。
次に、軽い霜害なら裾空きトンネルで効果があります。作物別には、ハクサイは下葉を持ち上げながら頂部に新聞を掛けてヒモで縛ります。ダイコンの場合は、白首ダイコンを栽培し根部を土寄せします。またゴボウやニンジン、ダイコンなどは、水はけの良い場所に深さ30cmの穴を掘り20cmほどの山を盛るように土をかけ保存すると、春先まで貯蔵できます。
 秋に収穫した場合、翌年の植付け時期までしばらく畑を休ませますが、この時期は畑の土づくりにとって大切な時間です。特に火山灰土では、年内に翌年の畝作りを済ませて土を落ち着かせ、乾燥を防ぐための敷草をして春の季節を迎えるようにします。また、カラシナなどを播いて土を保護しながら根による土づくりを進めるのも一案です。

 虫対策では、羽化した幼虫が食害をもたらすため、産卵を阻止する対策が重要となります。育苗中は卵を産み付けられないようにネットで囲います。
すでに苗に産み付けられている場合がありますので、よく確認してから素早くネットをかけるようにしましょう。
ミズナなどの芯を食害するシンクイムシは、芯に土がかかると産卵しやすいので土寄せは軽く行います。
また、アオムシコマユバチなどの天敵は捕殺しないように注意しましょう。

 

 

最後に、MOA自然農法認定ほ場「野島農園365元気卿」に門前自治会より委託された家族農業体験及び自主防災(炊き出し)訓練用野菜の育成管理に、日々野島農園ふれあい交流会、MOA健康生活(自然農法)ネットワーク、ボランティア、門前自治会有志の皆様が除草、土づくり、育成管理に参加頂き、サツマイモがスクスクと育っています。
10月27日(日) 家族農業体験が楽しみです。
育成管理に協力頂いた皆様に感謝しています。
今後とも宜しくお願い致します。

農園内のほ場は自然農法のため、土壌内に多くの微生物が生息し、生態系が豊かな環境になっています。
この環境を向上することにより、野菜本来の免疫力が向上し、健康的な野菜が収穫できると思っています。
今後、育成管理の向上推進して行きたいと思います。

 

文責:
門前自治会会長 野島貞夫
TEL:090-3224-0278
FAX:042-476-2555
mail:nojima.sadao@jcom.home.ne.jp

※MOA健康生活ネットワーク監修
※写真掲載了承済