来訪者の皆様へ
地元生産等の旬の野菜を食べることで、元気に明るく、健康生活を送ってもらいため、食育セミナーを開催致しました。
免疫力を高めるため、その調理法を学びました。その報告を致します。
![]() 会場:成美教育文化会館2F料理創作室 |
![]() 下ごしらえ |
![]() 参加者記帳 |
![]() 参加者記帳 |
![]() 料理室内の様子 |
元気になる食事法
日時:平成25年6月13日(木)午前10時~12時
場所:東久留米市「成美教育文化会館」料理創作室
主催:MOA健康生活ネットワーク
後援:門前自治会、東部地域ふれあい交流会(東部地域自主防災組織)、
東久留米市町おこし実行委員会市民の会
1.東京療院とは統合医療施設
西洋医学による予防と治療に加えて岡田式健康法(浄化療法・食事法・美術文化法)によって自然治癒力を高め、こころと体の健康を増進する。
2.自然治癒力を高める食事のポイント
肉を控えて旬の魚や豆製品を
魚>鶏肉>豚肉・牛肉
野菜のバランス 葉菜と根菜
②お米を主食とした「日本型の食事」
一汁三菜 主食・主菜・副菜
③生命力ある「食材選び」
新鮮・旬・地場・自然農法※、有機農法、心のこもった物
※MOA自然農法ガイドラインに基づいて生産された、農薬・化学肥料を使用せず作られた作物
「土の威力」「植物の育つ力」を最大限に生かした栽培
④消化機能を働かせる「調理の工夫」
歯ごたえのあるものを食べさせる
食材のパワーを発揮させる調理法・献立
⑤食事の「リズムと量」
体内時計のリズムに合わせる ・ 食べ過ぎない
⑥“食”を楽しむ 五感の働きを促す 美味しく・楽しく・感謝して
視覚・・・色合い・盛り付け
嗅覚・・・におい・香り・風味
味覚・・・味・あじわい
触覚・・・触感・噛み応え
聴覚・・・噛む音・注ぐ音・刻む音
ポイント
- できるだけ素(材)食
中に何が入っているかわからないものはできるだけ避ける - 日本型食生活を見直す
- “だし”が基本
- 白砂糖と油脂類に注意
3.最近増えている“こどものからだのおかしさ”実感
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小学生 |
中学生 |
高等学校 |
1位 |
アレルギー |
アレルギー |
首・肩のこり |
2位 |
授業中じっとして |
平熱36度未満 |
うつ的傾向 |
3位 |
背中ぐにゃ |
すぐ「疲れた」という |
アレルギー |
4位 |
視力が低い |
夜眠れない |
夜眠れない |
5位 |
すぐ「疲れた」という |
不登校 |
すぐ「疲れた」という |
出典:子どものからだと心・連絡協議会編 子どものからだの調査2010 子どものからだと心白書2011
- 自律神経系の異常 生体リズムが夜型
- テレビ、テレビゲーム、携帯電話、ファーストフード、インスタント食品等
飲み物の内容にも気をつけて!喉が渇いたら水か麦茶を!
清涼飲料水 砂糖(異性化糖)10%含有 ペットボトル症候群
例:入っている角砂糖の個数
・コーラ 14個
・スポーツドリンク 7個
・コーヒー 2個
白砂糖
→精製製造 大切なミネラル等がなくなっている。
砂糖の摂りすぎに注意。
急激な血糖値の上昇。インシュリンの分泌により、低血糖が脳に悪影響を与える。
糖の代謝にビタミンB1やカルシウムを消費し、不足をきたしやすい(これらの不足は、情緒不安定、集中力の欠如などの不適応を起こす可能性も報告されている)。
※本日の砂糖はMOAミネラルシュガーを使用
本日のメニュー(初夏)
- グリンピースご飯
- 旬の野菜のみそ汁
- 冷やしきつねうどん(旬の野菜添え)
色鮮やか旬のグリンピースご飯(4月~6月)
材料(3~4人分)
米2合、グリンピース2/3カップ(約140g・さやから出した状態)
調味料等:塩 小さじ1&1/2、酒 大さじ1、昆布 5cmくらい
準備
- ①炊飯器の中に米2合入れて洗い、米はザルにあげておく。(ご飯はグリンピースの茹で汁で炊きあげる)
- ②グリンピースをさやから取り出す。
作り方
①鍋に水300ccと昆布を入れて火にかけ、沸騰する直前に昆布を取り出す。
②その鍋に塩を入れ、グリンピースを約4分茹で、ザルに上げグリンピースとだし汁に分け、グリンピースはすぐにザルごと水につけて冷ます、水気をよく切る(緑色鮮やかに)。
③炊飯器の中にグリンピースの茹で汁に酒を加え通常の水加減になるように調整して炊き上げる。
④炊き上がったご飯にグリンピースを混ぜる(この時、飾り用のグリンピースを少し残して盛り付け用に使う)。
⑤器に盛り、木の芽があれば添える。※おにぎりにしても美味しい
【前日に漬けておくだけ 簡単だしのとり方】
水500ccを容器に入れて昆布5cm×2枚、煮干5匹位(頭と内臓を除いたもの)を冷蔵庫内で一晩漬けておく。 使用するときザルで漉す。 ※昆布は切って煮物や汁物など料理に使う |
![]() 容器として500mlペットボトルが便利 |
きつねうどん(油揚げの煮含め)
作り方
①油揚げは、熱湯をかけキッチンペーパーで押さえ余分な油を取り除く。
②次の調味料で落し蓋をして煮含める。
(油揚げ 2枚に対して)
- 砂糖 大さじ1(8g)
- 味醂 大さじ1(8g)
- 醤油 大さじ1&2/3
- だし汁 120cc
※冷凍保存が出来るので、多めに煮ておくと便利。
かつおと昆布の合わせだしのとり方
材料
- かつお節厚削り 100g
- だし昆布 15g
- ナチュラルミネラルウォーター 3リットル
★一番だし
- 水3リットルの中に昆布を20分ほどつける。
- 鍋を中火にかけ、表面に小さな泡がぶつぶつと立ち、煮立つ直前になったら昆布を取り出す。
◆昆布は長く煮ると、ぬめりが出てしまいます。 - 煮立ったら少量(さかずき3杯位)の差し水をする。
- 厚削りを加え、ぐらぐらと煮立たないように、静かに約2分ほど煮て火を止める。
◆強火で煮立てると香りがとびアクが出てしまいます。 - 2分ほど厚削りが沈むのを待つ
- 万能こし器などでこす。
◆沈んだ厚削りをそのまま長くおいてしまうと厚削りにうまみが吸収されてしまいます。
![]() 昆布の説明 |
![]() |
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![]() 出しをこす工程 |
![]() 厚削りかつお |
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![]() かつおと昆布の合わせだし |
★二番だし
一番だしで使った昆布と厚削りを一緒に鍋にいれて、水約1.5リットル位を入れて中火にかけ、ふつふつと煮立ってきたら、少し火を弱め、3~4分位煮てうまみをだす。後は一番だしの作り方4~6と同じ。途中新しい削り節を少し足すと深みが増します。
~だしをとったあとは~
だし昆布は捨てないで、細切りか角切りにして佃煮風に!
削り節は味付けしてレンジでチン!
または天日で乾かし、ミキサーで砕いて、ふりかけにする。
とっただしはよく冷ましてから、ペットボトルや製氷皿などに小分けし、多い分は冷凍保存して使う。冷蔵保存の場合、2日間が目安です。(夏場と冬場では多少違いがあります)
![]() 旬のジャガイモを使用 |
![]() 自然農法のタマネギ(野島農園栽培) |
![]() 食材関係 (スナップエンドウは野島農園栽培) |
![]() 彩り良く、旬の野菜を生かしたバランスのとれた食事 素材となる野菜なども自然農法で育てた野菜を使用 左:スナップエンドウの豆ごはん 中:柳窪うどん入りサラダ 右:みそ汁(タマネギ、ワカメ、ジャガイモ) |
感想として
だしのとり方として、ペットボトルでだしを取ることで、手軽にだしが取れるのは関心しました。
旬の野菜をみそ汁などで手軽に取れることで、これから暑い夏を乗り越えられると思いました。
日本食は季節感ある四季折々の野菜を、みそ汁などで使うことで五感で楽しむことが重要だと思います。
しかし、日本食は塩分が多い傾向があるので、にぼしや昆布などのだしが重要だと思いました。
夏に向かって、コーラやスポーツドリンクなどを飲むのが増えると思います。
しかし、それらにはたくさんの砂糖が入っていることが、セミナーでは数値だけでなく目で確かめられたことが目からウロコが落ちました。
糖分の摂取を抑えるためにも、作っておいた麦茶などを飲むのが良いと思いました。
元気になりたい方はこの食育セミナーを参考にして下さい。
また、健康になるアドバイスなどがありましたら、
参考にしたいのでメール(nojima.sadao@jcom.home.ne.jp 野島迄)を下さい。
文責:門前自治会会長 野島貞夫
TEL:090-3224-0278
FAX:042-476-2555
mail:nojima.sadao@jcom.home.ne.jp
※MOA健康生活(自然農法)ネットワーク監修
※写真掲載了承済