首都直下型地震に備えて、行政等と連携し、
住民による災害時避難所実践合同防災訓練報告
地域住民の皆様へ首都直下型地震に備えて、みんなで参加しよう!
住民による実践的訓練を行いました。
周辺14自治会と東久留米市立第二小学校、東京消防庁東久留米消防署・同新川出張所、東久留米市防災防犯課、東久留米市消防第二分団、行政・防災関係機関等が連携して、地域の市指定避難所第二小学校にて、地域の防災力向上のため防災訓練を行いました。
自治会に入っていない方や子供たち、多くの方にお声をかけさせて頂き、約260名の方が訓練に参加して頂きました。
主催:東久留米市消防第二分団地区協議会会長 野島栄治
第二小避難地区合同防災訓練実行委員会
日時:6月2日(日) 午前9時30分~12時30分
場所:市立第二小学校校庭・体育館(新川町1-14-16)
クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパン
参加者:約260名
企画:市立第二小避難地区合同防災訓練実行委員会
実行委員
会長:野島栄治
顧問:粕谷重次、小俣利夫、
委員:木村哲男、早川智、西川保男、西川哲夫、野口明、浅井猛彦、兵藤義哉、野島貞夫、野島武夫、大野孟、大野誠一
事務局:西川保男(事務局長)、野口明、木村哲男、野島武夫、大野孟、西川哲夫、浅井猛彦
参加自冶会名称:
新川町、落合、浅間町、松ヶ丘、門前、大門二丁目アパート、四号棟、神山大橋、スーパーバック、第二公務員住宅、第三公務員、太平洋セメントアサノ寮、サニー大門ハイツ、氷川台一丁目睦会 等
協力:
東久留米市立第二小学校、東京消防庁東久留米消防署、東久留米市防災防犯課、東久留米市消防第二分団、市赤十字奉仕用、田無警察警備課、社会福祉協議会、防災まちづくりの会、大門中学校青少協、一般社団法人クラッシュジャパン 等
当日の概要
8時30分 会場設営。
9時 避難所運営連絡会の立ち上げました。
受付を行い、参加者人数把握(参加者記帳欄に各自、氏名等記載)。
9時30分 開会宣言を行いました。
![]() 会場設営 |
![]() 受付 |
![]() 間近で消防車が見れました |
![]() 実行委員長開会の挨拶 |
![]() 消防関係者挨拶 |
![]() 参加者整列 |
![]() 参加者整列 |
9時45分頃:
スタンドパイプ操法実演
市消防新川出張所による模範演技(道路に設置してある消火栓のフタを開けて、スタンドパイプを使用して、水を放水して消化実演)
小学校に隣接する道路とクリスチャン・アカデミー・イン・ジャパンにて実施
![]() 参加者全員見学 |
![]() クリスチャン・アカデミー看板 |
![]() スタンドパイプの説明 |
![]() 道路に設置してある消火栓 |
![]() 操法実演 |
![]() 操法実演 |
![]() 操法実演 |
![]() 消火するための水確保 |
![]() 放水 |
体育館で行った防災訓練プログラム
①各避難所防災無線連絡訓練
(携帯防災トランシイバーにて、訓練状況・設営状況等連絡訓練等)
②避難場所設営・誘導訓練
(避難所パーテーションによる避難者区割り場所設置。簡易トイレ制作訓練)
③AED心肺蘇生法体験
(市消防署:AED、及び、人口呼吸用人体各4台にて訓練)
![]() ダンボール箱にて区割制作 |
![]() ダンボール箱にて休憩用長椅子制作 |
![]() ダンボール箱にて区割制作 (参加者参加) |
![]() ダンボール箱にて区割制作 |
![]() パーテーションすることで プライバシーの確保 |
![]() パーテーションすることで プライバシーの確保 |
![]() 防災まちづくりの会 防災説明会 |
![]() H:避難所、U:運営、G:ゲーム 防災まちづくりの会のブース |
![]() 会場の様子 |
![]() 簡単にパーテーションができる |
![]() パーテーション内のベット |
![]() 災害ボランティアセンター |
![]() 災害ボランティアセンターの説明会 |
![]() |
![]() 災害ボランティアセンター受付 |
![]() |
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![]() 消防隊員による心臓マッサージの指導 |
![]() 参加者も体験 |
![]() 参加者も体験 |
校庭で行った防災訓練プログラム
①初期消火訓練(消火器(水タイプ)を操作して、実際の炎を消化体験)
②けむり訓練(第2分団)
③発電機実演と停電夜間照明点灯訓練
④仮設トイレの設置・使い方
⑤炊き出し訓練
湯沸し訓練、トン汁(地場産野菜等を使用)炊き出し、アルファ化米、
備蓄水(ピュアウォーター)、ハイゼックス包装食、
※燃料として薪とプロパンガスを使用
![]() 消防隊員による模範演技 |
![]() 参加者が消火体験 |
![]() 参加者が消火体験 |
![]() 煙体験ハウス |
![]() 子供達が体験 |
![]() ハウス内は視界不良 |
![]() 発電機の起動 |
![]() 発電開始、照明点灯 |
![]() 発電機や照明などの説明 |
![]() |
![]() 仮設トイレ設置 |
![]() 仮設トイレについて説明 |
最後に、12時に防災本部前集合。
合同防災訓練講評(消防署、第二小学校関係者、市防災防犯課)がありました。
![]() 閉会式 |
![]() 事務局挨拶 |
![]() 第二小学校関係者挨拶 |
![]() 消防関係者挨拶 |
![]() 第二分団整列 |
![]() 関係者整列 |
![]() 消防関係者挨拶 |
![]() 市役所関係者挨拶 |
![]() 主催者挨拶 |
![]() 第二小学校いっとき避難場所表示看板 |
![]() 市内いっとき避難所案内図 |
当日、参加者へ配布された、東京消防庁よりの資料です。(詳細「東京消防」検索!)
★地震 その時10のポイント
[地震時の行動]
- 地震だ!まず身の安全
揺れを感じたり、緊急地震速報を受けた時は、身の安全を最優先に行動する。丈夫なテーブルの下や、物が「落ちてこない」「倒れてこない」「移動してこない」空間に身を寄せ、揺れがおさまるまで様子を見る。 - 高層階(概ね10階以上)での注意点
高層階では、揺れが数分続くことがある。大きくゆっくりとした揺れにより、家具類が転倒・落下する危険に加え、大きく移動する危険性がある。
[地震直後の行動]
- 落ち着いて火の元確認、初期消火
火を使っているときは、揺れがおさまってから、慌てずに火の始末をする。出火した時は、落ち着いて消化する。 - 慌てた行動怪我の元
室内で転倒・落下した家具類や硝子の破片等に注意する。瓦、窓ガラス看板などが落ちてくるので、外に飛び出さない。 - 窓や扉を開け出口を確保
揺れがおさまった時に、避難できるよう出口を確保する。
門や塀には近寄らない:屋外で揺れを感じたら、ブロック塀などには近寄らない。
[地震後の行動]
- 火災や津波、確かな避難
地域に大規模な火災の危険が迫り、身の危険を感じたら、一時集合場所や避難場所に非難する。沿岸部では、大きな揺れを感じたり、津波警報が出されたら、高台などの安全な場所に素早く非難する。
☆避難場所:地震などによる火災が発生し、地域全体が危険になった時に非難する場所。
☆一時集合場所:近隣の人が一時的に集合する場所。 - 正しい情報、確かな行動
ラジオやテレビ、消防署、行政などから正しい情報を得る。 - 確かめ合おう、わが家の安全、隣の安否
わが家の安全を確認後、近隣の安否を確認する。 - 協力しあって救出・救護
倒壊家屋や転倒家具などの下敷きになった人を近隣で協力し、救出・救護する。 - 避難の前に安全確認
電気・ガス:避難が必要なときにはブレーカーを切り、ガスの元栓を閉めて非難する。
★「地震 その時10のポイント」について ~東日本大震災を踏まえて~
「身の安全を図る」ことの必要性
都民の皆様へのアンケート調査等の結果から、地震発生時に、最も重要となる身の安全を図ることより、火の元を確認するなど、揺れがおさまってからとるべき行動が優先されていることがわかりました。
また、緊急地震速報の普及により、揺れを感じる前に、身を守る行動を取る必要があることからも、まずは「身の安全を図る」ことを皆さんが広く理解し、地震の際に適切に行動して頂けるように見直しました。
東日本大震災後に行った、都内の住宅や事務所における、家具などの転倒に関する調査によると、特に高層階では、転倒・落下に加え、「移動」が多く発生しました。今後予想される首都圏での地震においては、新たに長期地震動による高層階での被害が、予想されることからその注意点を追加しました。
以上
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東京都東久留米市東部地域の14自治会が実行委員会を立ち上げ、防災訓練を実施致しました。
各地で防災訓練を実施していると思いますが、その訓練内容・様子の情報を集めています。
より良い内容充実のため、情報連絡をお待ちしています。ご協力お願い致します。
連絡先:野島貞夫(nojima.sadao@jcom.home.ne.jp )迄 お待ちしています。
平成25年度第二小避難地区合同防災訓練行事の広報担当した野島貞夫です。
文責:
門前自治会会長 野島貞夫
TEL:090-3224-0278
FAX:042-476-2555
mail:nojima.sadao@jcom.home.ne.jp
※写真掲載了承済