夏休み!門前祭り 子供ゲーム大会!!(平成25年度)

来訪者の皆様へ

今年も門前商友会主催門前祭りをが開催されます。
門前自治会は、ゲーム担当です。

輪投げやお菓子すくいを予定しています。
また、大太鼓も叩けます!!

日時 平成25年7月21日) 午前10時~12時
場所 東本町ゲートボール場 (東久留米市東本町11)

 

元気出せ!子供ゲーム大会!!

賞品もあるよ!家族や友達を誘って来てね!楽しいよ!!

待ってるよ!!

 

尚、詳細は、下記ファイルを参照して下さい。
H25.7.21_門前祭りチラシ

文責:
門前自治会会長 野島貞夫
TEL:090-3224-0278
FAX:042-476-2555
mail:nojima.sadao@jcom.home.ne.jp

※写真掲載了承済

 

門前自治会 資源ゴミ回収強調月間の取り組みについて!(平成25年度)

来場者の皆様へ

東久留米市では家庭ごみの回収は現在、無料(一部有料)にて行われています。
しかし、ごみの量が増えて行けば、全部有料となるなるかもしれません。
地域のごみ減量に協力下さい。

また、家電製品などにはレアメタルが使われています。
大量に破棄される家電製品を鉱山とみたてて、都市鉱山と言われています。
そこには有用金属が28万トン、844億円に相当する価値があると言われています。
このレアメタルをリサイクルすることは資源の有効活用になります。資源ゴミ回収

さて、門前自治会では門前自治会会員及び東部地域ふれあい交流会会員等の協力者へ訪問し、資源ゴミを毎月1回(第2土曜日午前8時30分~11時頃迄)回収してます。

回収対象として、新聞紙、雑誌、ダンボール、古布、アルミ缶、牛乳パック等も回収をしています。

回収日に、自治会会員及び地域住民の方に玄関前に出してもらい、担当者と業者が回収にまわります。
当日どうしても出せない方や大掃除、引越しなどで大量にごみが出た場合、役員が直接回収に向かいます。conv0005

門前自治会周辺で、ご協力頂ける方は、東部地域ふれあい交流会事務局 野島武夫(門前自治会資源ゴミ担当)(090-1260-1613)迄ご連絡下さい。 conv0006
尚、約1ヶ月分新聞紙を出した方へ、トイレットペーパー1個配布しています。

資源ゴミ回収の取り組みとして、7月~10月の期間を強調月間として、協力者の推進に努力しています。

 

 


現在、東久留米市のごみ減量の取り組みについて紹介致します。

家庭ごみ減量の必要性とは?

・地球環境の保全
  
限りある資源の有効活用
  低炭素社会の実現        等
・ごみ処分経費の軽減
  
収集運搬に要する費用
  焼却処分に要する費用
  エコセメント化に係る費用 等

東久留米市の減量化目標

・家庭ごみ原単位
 平成28年度(目標)  1人1日平均排出量 505.0g/人・日
 平成23年度(実績)  1人1日平均排出量 609.4g/人・日

 必要減量値       1人1日平均排出量 104.4/人・日

家庭ごみ原単位:
家庭ごみ+不燃ごみ+資源ごみ+粗大ごみ+有害ごみ
家庭から排出される、一人一日当たりの平均ごみ量


現在の主な取り組み

  • 生ごみ減量に関する取り組み
  • 小型家電の分別回収に関する取り組み
  • 新しい分別品目に関する取り組み
  • 不法投棄撲滅に関する取り組み
  • 減量説明会に関する取り組み
  • 資源化協力店に関する取り組み

生ごみ減量の必要性              (平成23年度)
 ・燃やせるごみ      
総量17,819t 一人一日当たり 419.3g
 
・厨芥ごみ 19.3%   総量 3,439t 一人一日当たり 80.9g
 ・うち水分         総量 2,751t 一人一日当たり 64.7g

    水分を50%カットすれば一人一日当たり32.3gの減量

厨芥ごみの割合19.3%は持込ごみも含む総量における割合であるため実際の割合とは若干異なる

 

生ごみの減量のために

  • 調理前の取り組み ・・・ 買い過ぎない、作り過ぎない
  • 料理時の取り組み ・・・ 野菜の皮などはぬらさない
  • 調理後の取り組み ・・・ 捨てる前に水切りをしっかりしましょう
  • その他         ・・・ 生ごみ処理機のご利用を検討下さい


小型家電の分別回収

  • 小型家電とは?
    これまで燃やせないごみとして捨てていたデジタルカメラ、CD・MOプレーヤー、小型ゲーム機、各種ケーブル類 等
    (粗大ごみとして収集されるものは含まれません)
  • 分別収集が必要な理由は?
    レアメタル等を取り出し再資源化を図ることで資源の有効活用に資することができます


小型家電排出方法

  • どうやって排出するの?
    本庁舎及び東部、南部、西部地域センターに専用ボックスを設置しております。
    各施設の開館時間にご利用下さい。

 ごみ減量について ごみ減量について

※ご注意

  • 回収するものは、一般家庭ごみでかつ、BOXに入る大きさのもの
    (35cm×15cm以内のもの)にかぎります。
  • 粗大ごみは除きます。
  • デジタルカメラの記録媒体(SDカード等)は必ず取り外し下さい。
  • ボックス投入後の返却は一切出来ませんので予めご了承下さい。
  • 携帯電話など情報端末は個人情報の確保が困難なため回収できません。
    また、その他の記録媒体についても必ずデータ消去した上お出し下さい。

※回収対象品目

1.デジタルカメラ・ビデオカメラ
2.据置型ゲーム機
3.携帯型ゲーム機(及び付属品)
4.CD・MDプレーヤー(※携帯型のみ)
5.各種ケーブル類
6.ICレコーダ
7.キーボード(※パソコン用)
8.マウス
9.ルーター・モデム
10.電卓
11.リモコン
12.電子辞書
13.電話機(FAX付きは除く)
14.携帯用ラジオ
15.デジタル時計
16.懐中電灯
17.ヘアドライヤー
18.電子血圧計・電子体温計

●小型家電回収ボックスへの問い合わせ先
 東久留米市環境部ごみ対策課
 電話:042-473-2117
 ※土日を除く8時30分~17時15分

 

不法投棄撲滅キャンペーン

 ・清掃施設と不法投棄
  ごみ捨てるためのボックスが常設 → 不法投棄の温床となる可能性 高

 ・路上に設置されたボックスの問題
   不法投棄を誘発   → 車を脇に停めて大きなごみも簡単にポイ
   
交通安全上の問題 → 歩行者や車の安全性 悪影響

不法投棄撲滅とマナーアップ

・不法投棄撲滅とあわせて
 正しい分別方法等の説明会を実施 → 分別向上  = 再資源化効率上分

・不法投棄を撲滅すると
 
→ 市税で処理していた不法投棄分 

 → ごみ減量化を実現

減量説明会

  • 自治会などの地域における説明会
  • 清掃施設単位での説明会
  • カラス被害防止のための説明会
  • 環境学習
  • ごみ対策課における(親子)説明会

ごみ減量化を進めるためには

  • 消費の入口  → 購買行動の改善
  • 消費の出口  → ごみ減量意識、分別の徹底
  • 法令尊守    → 不法投棄をしない
  • モラルの尊守 → 曜日、時間を守って排出する

 以上

 尚、ごみ減量の内容の詳細は、東久留米市環境部ごみ対策課
 
住所 東久留米市八幡町2-10-10
 電話 042-473-2117             迄、問い合わせ下さい。

 

最後に門前自治会の活動として、
一昨年度サントリー府中工場に見学したところ、工場ではゴミゼロ・エミッション(ある産業の副産物や不要物(廃棄物)を別の産業において有効利用する)を推進しており、工場としてゴミのサイクルができていました。
見学後、門前自治会でもその指針に感銘し、資源ゴミ回収の品目を増加致しました。

また、リサイクルを行いゴミを減らすことで、可燃処分が減るためCO2削減になると思います。
近年、温暖化の影響で、近年海面が3mm/年上昇していると言われていますソーラー発電
温暖化の対策の一つとして、ソーラー発電が有効であり、そのソーラー発電を活用した、自主防災訓練を定期的に実施しています。
(右画像は自治会員のソーラーパネル。震災時停電の際には、会員に無料にて電力を供給します。)

門前自治会として、ゴミ分別を徹底する他、今後、役員会などにて東久留米市ごみ対策課の担当者に詳細内容を説明して頂き、意見交換し、ゴミ減量を推進して行きたいと思います。

 

文責:
門前自治会会長 野島貞夫
TEL:090-3224-0278
FAX:042-476-2555
mail:nojima.sadao@jcom.home.ne.jp

※写真掲載了承済

元気になる食事法について講演及び調理実習報告(主催:MOA健康生活ネットワーク 後援:門前自冶会)

画像

H250613_元気になる食事法セミナー (6)
セミナーの様子

来訪者の皆様へ

地元生産等の旬の野菜を食べることで、元気に明るく、健康生活を送ってもらいため、食育セミナーを開催致しました。
免疫力を高めるため、その調理法を学びました。その報告を致します。

 

H250613_元気になる食事法セミナー (1)
会場:成美教育文化会館2F料理創作室
H250613_元気になる食事法セミナー (3)
下ごしらえ
H250613_元気になる食事法セミナー (2a)
参加者記帳
H250613_元気になる食事法セミナー (2b)
参加者記帳
H250613_元気になる食事法セミナー (4)
料理室内の様子

 

元気になる食事法

日時:平成25年6月13日(木)午前10時~12時
場所:東久留米市「成美教育文化会館」料理創作室
主催:MOA健康生活ネットワーク
後援:門前自治会、東部地域ふれあい交流会(東部地域自主防災組織)、
    東久留米市町おこし実行委員会市民の会

 

1.東京療院とは統合医療施設

西洋医学による予防と治療に加えて岡田式健康法(浄化療法・食事法・美術文化法)によって自然治癒力を高め、こころと体の健康を増進する。

 

 

2.自然治癒力を高める食事のポイント

①植物性と動物性の「食事バランス」H250613_元気になる食事法セミナー (19)

肉を控えて旬の魚や豆製品を
  魚>鶏肉>豚肉・牛肉

野菜のバランス 葉菜と根菜


②お米を主食とした「日本型の食事」

一汁三菜 主食・主菜・副菜


③生命力ある「食材選び」

新鮮・旬・地場・自然農法※、有機農法、心のこもった物
※MOA自然農法ガイドラインに基づいて生産された、農薬・化学肥料を使用せず作られた作物
「土の威力」「植物の育つ力」を最大限に生かした栽培


④消化機能を働かせる「調理の工夫」

歯ごたえのあるものを食べさせる
食材のパワーを発揮させる調理法・献立


⑤食事の「リズムと量」

体内時計のリズムに合わせる ・ 食べ過ぎない


⑥“食”を楽しむ 五感の働きを促す 美味しく・楽しく・感謝して

視覚・・・色合い・盛り付け
嗅覚・・・におい・香り・風味
味覚・・・味・あじわい
触覚・・・触感・噛み応え
聴覚・・・噛む音・注ぐ音・刻む音

 

ポイント

  • できるだけ素(材)食
    中に何が入っているかわからないものはできるだけ避ける
  • 日本型食生活を見直す
  • “だし”が基本
  • 白砂糖と油脂類に注意

   H250613_元気になる食事法セミナー (7)

 

3.最近増えている“こどものからだのおかしさ”実感

 

小学生

中学生

高等学校

1位

アレルギー

アレルギー

首・肩のこり

2位

授業中じっとして
いられない

平熱36度未満

うつ的傾向

3位

背中ぐにゃ

すぐ「疲れた」という

アレルギー

4位

視力が低い

夜眠れない

夜眠れない

5位

すぐ「疲れた」という

不登校

すぐ「疲れた」という

出典:子どものからだと心・連絡協議会編 子どものからだの調査2010 子どものからだと心白書2011

 

  • 自律神経系の異常 生体リズムが夜型
  • テレビ、テレビゲーム、携帯電話、ファーストフード、インスタント食品等

 

4.これからの季節、食生活で注意する事H250613_元気になる食事法セミナー (20)

飲み物の内容にも気をつけて!喉が渇いたら水か麦茶を!
清涼飲料水 砂糖(異性化糖)10%含有 ペットボトル症候群

例:入っている角砂糖の個数
  ・コーラ 14個
  ・スポーツドリンク 7個
  ・コーヒー 2個

 
食材メモ:砂糖H250613_元気になる食事法セミナー (21a)

白砂糖
 →精製製造 大切なミネラル等がなくなっている。

砂糖の摂りすぎに注意。
急激な血糖値の上昇。インシュリンの分泌により、低血糖が脳に悪影響を与える。
糖の代謝にビタミンB1やカルシウムを消費し、不足をきたしやすい(これらの不足は、情緒不安定、集中力の欠如などの不適応を起こす可能性も報告されている)。
※本日の砂糖はMOAミネラルシュガーを使用

 

本日のメニュー(初夏)

  • グリンピースご飯
  • 旬の野菜のみそ汁
  • 冷やしきつねうどん(旬の野菜添え)

 

色鮮やか旬のグリンピースご飯(4月~6月)

材料(3~4人分)

米2合、グリンピース2/3カップ(約140g・さやから出した状態)
調味料等:塩 小さじ1&1/2、酒 大さじ1、昆布 5cmくらい

準備

  • ①炊飯器の中に米2合入れて洗い、米はザルにあげておく。(ご飯はグリンピースの茹で汁で炊きあげる)
  • ②グリンピースをさやから取り出す。

 

作り方

①鍋に水300ccと昆布を入れて火にかけ、沸騰する直前に昆布を取り出す。

②その鍋に塩を入れ、グリンピースを約4分茹で、ザルに上げグリンピースとだし汁に分け、グリンピースはすぐにザルごと水につけて冷ます、水気をよく切る(緑色鮮やかに)。

③炊飯器の中にグリンピースの茹で汁に酒を加え通常の水加減になるように調整して炊き上げる。

④炊き上がったご飯にグリンピースを混ぜる(この時、飾り用のグリンピースを少し残して盛り付け用に使う)。

⑤器に盛り、木の芽があれば添える。※おにぎりにしても美味しい

 

【前日に漬けておくだけ 簡単だしのとり方】

水500ccを容器に入れて昆布5cm×2枚、煮干5匹位(頭と内臓を除いたもの)を冷蔵庫内で一晩漬けておく。
使用するときザルで漉す。

※昆布は切って煮物や汁物など料理に使う

H250613_元気になる食事法セミナー (11)
容器として500mlペットボトルが便利

 

きつねうどん(油揚げの煮含め)

作り方

①油揚げは、熱湯をかけキッチンペーパーで押さえ余分な油を取り除く。
②次の調味料で落し蓋をして煮含める。
   (油揚げ 2枚に対して)H250613_元気になる食事法セミナー (2)

      • 砂糖 大さじ1(8g)
      • 味醂 大さじ1(8g)
      • 醤油 大さじ1&2/3
      • だし汁 120cc

 

※冷凍保存が出来るので、多めに煮ておくと便利。

 

かつおと昆布の合わせだしのとり方

材料

  • かつお節厚削り 100g
  • だし昆布 15g
  • ナチュラルミネラルウォーター 3リットル

★一番だし

  1. 水3リットルの中に昆布を20分ほどつける。
  2. 鍋を中火にかけ、表面に小さな泡がぶつぶつと立ち、煮立つ直前になったら昆布を取り出す。
     ◆昆布は長く煮ると、ぬめりが出てしまいます。
  3. 煮立ったら少量(さかずき3杯位)の差し水をする。
  4. 厚削りを加え、ぐらぐらと煮立たないように、静かに約2分ほど煮て火を止める。
     ◆強火で煮立てると香りがとびアクが出てしまいます。
  5. 2分ほど厚削りが沈むのを待つ
  6. 万能こし器などでこす。
     ◆沈んだ厚削りをそのまま長くおいてしまうと厚削りにうまみが吸収されてしまいます。
H250613_元気になる食事法セミナー (13)
昆布の説明
H250613_元気になる食事法セミナー (15)
H250613_元気になる食事法セミナー (12)
出しをこす工程
H250613_元気になる食事法セミナー (14)
厚削りかつお
H250613_元気になる食事法セミナー (17)
かつおと昆布の合わせだし

 

★二番だし

一番だしで使った昆布と厚削りを一緒に鍋にいれて、水約1.5リットル位を入れて中火にかけ、ふつふつと煮立ってきたら、少し火を弱め、3~4分位煮てうまみをだす。後は一番だしの作り方4~6と同じ。途中新しい削り節を少し足すと深みが増します。

~だしをとったあとは~

だし昆布は捨てないで、細切りか角切りにして佃煮風に!
削り節は味付けしてレンジでチン!
または天日で乾かし、ミキサーで砕いて、ふりかけにする。

とっただしはよく冷ましてから、ペットボトルや製氷皿などに小分けし、多い分は冷凍保存して使う。冷蔵保存の場合、2日間が目安です。(夏場と冬場では多少違いがあります)

H250613_元気になる食事法セミナー (9)
旬のジャガイモを使用
H250613_元気になる食事法セミナー (10)
自然農法のタマネギ(野島農園栽培)
H250613_元気になる食事法セミナー (18)
食材関係
(スナップエンドウは野島農園栽培)
H250613_元気になる食事法セミナー (22)
彩り良く、旬の野菜を生かしたバランスのとれた食事
素材となる野菜なども自然農法で育てた野菜を使用
左:スナップエンドウの豆ごはん
中:柳窪うどん入りサラダ
右:みそ汁(タマネギ、ワカメ、ジャガイモ)

 

感想として

だしのとり方として、ペットボトルでだしを取ることで、手軽にだしが取れるのは関心しました。
旬の野菜をみそ汁などで手軽に取れることで、これから暑い夏を乗り越えられると思いました。

日本食は季節感ある四季折々の野菜を、みそ汁などで使うことで五感で楽しむことが重要だと思います。
しかし、日本食は塩分が多い傾向があるので、にぼしや昆布などのだしが重要だと思いました。

夏に向かって、コーラやスポーツドリンクなどを飲むのが増えると思います。
しかし、それらにはたくさんの砂糖が入っていることが、セミナーでは数値だけでなく目で確かめられたことが目からウロコが落ちました。
糖分の摂取を抑えるためにも、作っておいた麦茶などを飲むのが良いと思いました。

元気になりたい方はこの食育セミナーを参考にして下さい。
また、健康になるアドバイスなどがありましたら、
参考にしたいのでメール(nojima.sadao@jcom.home.ne.jp 野島迄)を下さい。

 

文責:門前自治会会長 野島貞夫
TEL:090-3224-0278
FAX:042-476-2555
mail:nojima.sadao@jcom.home.ne.jp
※MOA健康生活(自然農法)ネットワーク監修
※写真掲載了承済

 

自然農法家庭菜園セミナー体験報告(平成24年度秋作体験報告)

家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (26) 家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (27)

大自然に囲まれた大仁農場にて、偉大なる自然を、いかに現代の農業に生かすことが大切なのかを、皆で学び、自分も生かされていることがわかりました。

『自分』とは『自』然の『分』身である

自然農法の体験を生かし、今後共地域の特徴を生かして、収穫野菜の育成管理の向上を推進して行きたいと思います。

 

来訪者の皆様へ

ナスやキュウリ等の夏野菜の収穫が始まっているところもあります。
夏野菜では、実りがなる果菜類がメインの作物となりますが、秋作からは、葉菜類、根菜類がメイン作物になります。
また、栽培環境も、夏作とは逆の環境になってきます。

今回秋作について、以下の4つの項目を学んでいきます。

  1. 秋から冬の栽培環境と育成のポイント
  2. 種まき・定植
  3. 生育の特徴と管理のポイント
  4. 次作に向けての準備

では、学んで行きましょう。

1.秋から冬の栽培環境と生育の特徴

(1)栽培環境の特徴
 作物が育っていくには、自然界からエネルギーを頂いていかなければなりません。
 MOA自然農法では、太陽からのエネルギー(光、温度など)、月からのエネルギー(水など)、土からのエネルギー(土の栄養分、地温など)を発揮させることが重要と考えています。
 これらのエネルギーは、四季がある日本では、その季節によって変わってきます。
よって、作物を栽培する季節の特徴を掴んでおく必要があります。

 右図は三島市の年間の平均気温と、日長時間の変化です。
春作が気温が低い状態家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (2)から気温が徐々に上昇し、日長もだんだん長くなるのに対して、秋作は気温は冬に向けて急激に下降し、日長も冬至にかけてだんだん短くなっていきます。

 

 

(2)生育の特徴家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (3)
 秋作の栽培環境から、生育初期は気温が高く、生育後半は気温が低い時期にあたります。
 例えば、ハクサイの生育適温は生育初期は約20℃ですが、育成後半の結球適温は15℃前後で、それより温かいと結球が遅れ、病害も起こりやすくなります。

 また、ダイコンの生育適温は18~20℃ですが、肥大適温は16℃前後で、それより高温は、根の肥大が悪くなったり、品質が低下したりします。
 この作型は生育初期は気温が高いため、生育が早いものが特徴です。

家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (4) 家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (5)

家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (6) しかし、ハクサイの結球時期や、ダイコンの肥大期の気温が低すぎると、寒害をうけてしまいます。

 また、気温の変化が激しく、低温にあって、その後、気温が高い状態にあうと、とう立ちしてくることがあります。

 

2.種まき・定植

(1)作物と品種の選定家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (7)
 現代ではスーパーなどに行けば、どんな野菜も1年中出回っていますが、野菜には、本来の旬があり、その気候が一番作物にとって、育ちやすい気候です。
 秋作を行う上でも、この時期の旬の野菜を基本的に選んで育てましょう。
例えば、ダイコン、ハクサイ、キャベツ、カキナ(菜の花)などが挙げられます。

 また、選定した作物の中でも、越年する場合など、寒い時期にあたる場合には、寒さに強い(耐寒性)品種を選定しましょう。
 また、春取りキャベツや春取りダイコンのように、寒い時期を乗り越え、暖かくなってきたときに収穫する作物については、とう立ちしにくい(晩抽性)品種を選定します。
 品種に関しては、F1品種だけでなく、地元に昔から伝わる品種を作ってみるのも面白いと思います。ダイコンや、菜っ葉類などは、全国的に地元の品種があるようです。

 

(2)畑の準備と種まき家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (8)
 種まきの前には畑の準備が必要です。特に、ダイコンやニンジンなどの根菜類は、土の中に未熟な有機物があると、それを抱えるように又根になってしまいます。
 又根を避けるには、堆肥を用いる場合には、完熟に近い状態のものを用いたり、未熟であれば、種まきよりも前に十分な期間を取り、畑に用いたり、前作の根や雑草の根が残っている場合、しっかり分解する期間を取る必要があります。
 「秋作は播種が1日遅れると、生育が1週間遅れる。」と言われるくらい、気温の低下、日長の短縮が早い作型です。家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (9)
 よって、寒い時期に入ると、生育が急激に遅くなるため、暖かい時期にいかに生育を進めるかがポイントとなってきます。
 しかし、早播きすると、夏の高温・乾燥・病害虫の害を受けやすく、逆に遅播きすると、低温に遭い、肥大充実が悪く、寒害を受けやすくなります。

 よって、自分の地域によって、適期の播種が大きなポイントとなってきます。
周りの自然農法実施者の方々に聞き、参考にしてみると良いでしょう。

 

(3)定植 家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (10)
秋作で苗を定植するときに気をつけたいことは、まだ暑い時期に定植する時に畑が乾燥している場合があります。
その時には、事前に畑に水遣りをしたり、定植後に水遣りをしたり、苗をどぶ付けしたりして対応しましょう。

 また越冬する野菜については、定植時の苗の大きさが、収量・品質に大きく影響してきます。
 たとえば、タマネギは、茎の太さが鉛筆(6mm)くらいが良いと言われています。細すぎる場合は霜害に遭いやすく、ひどい場合は、苗が枯れたりします。
 また、太いと始めの育成は順調ですが、収穫直前にとう立ちしてくる可能性が大きくなりますので、注意が必要です。
もし、タマネギがとう立ちしてきたら、早めに収穫し、葉タマネギとして収穫すれば、玉は小さめですが、葉も食べることができます。

 

3.生育の特徴と管理のポイント

(1)まびき家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (11)
 秋作では多くの根菜類(ダイコン、カブなど)や葉菜類(コマツナ、ホウレンソウ、など)は、直播することが多いため、まびきの時期、仕方がポイントとなってきます。
まびきが遅れると、生育が悪くなったり、病害虫の発生、徒長したりします。
まびきの時期は目処として、本葉1~2枚の頃に一回、本葉4~5枚の時に入ります。

 

(2)害虫防除家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (12)
 温かい時期には、虫の行動も活発で、気温が下がってくるまでには注意が必要です。ちょうど、蝶や蛾などの産卵時期にあたるため、作物の葉に産卵し、幼虫が葉を食害したりします。
右の写真では、ヨトウ虫にどんどん食害され、葉脈だけになってしまいました。

 また、暖冬の場合には、害虫が越冬しやすく、春・夏作に被害が出やすいので、注意が必要です。

家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (12a)

 右写真は、暖冬のために、アブラムシが死滅せず、越冬した時の様子です。

家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (13)

害虫防除の方法としては、
害虫を見つけて直接退治する(捕殺)
ネットや不織布を張り、害虫の侵入を妨げる方法、害虫が嫌う匂いや色を持つ作物を一緒に植えたり(混植)、
逆に、害虫が好む作物をわざと栽培し、そちらに害虫が寄り付くようにし、メインの作物に害虫被害が及ばないようにする(おとり作物)方法などが挙げられます。

 

 

 

(3)温度管理家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (14)
 作物には生育適温があります。秋作では、生育前半が気温の高い時期にあたりますが、酷暑では作物の適温から大きく外れ、生育が緩慢になりがちです。
 その対策として、適時、潅水することで、土の乾燥と地温の上昇を抑えることが考えられます。ただし、気温の高い日中に葉に水がかかり、その水が高温になると、葉が焼けてしまう事があるので、注意が必要です。
 また、黒寒冷紗で遮光し、気温を下げる対策も考えられます。
 逆に気温が下がり、生育の遅れが気になる時には、不織布やトンネルビニールで保温し、育成を促進させてあげることが考えられます。

 

(4)収穫家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (15)

ⅰ.収穫時の注意
 作物が十分に育ってきたら、いよいよ収穫です。
適期に収穫する収穫することが大事です。

 なぜなら、収穫時期が遅れると、ダイコン等の根菜類では、スが入ってしまうことがあります(品種によっても、入りやすい、入りにくいものがあります)。
また、ニンジンでは、大きくなりすぎると、割れが入ってくることがあるので、注意が必要です。尚、ニンジンはとうが立ってくるまではスが入りません。

 キャベツ等の結球野菜は、上部を押してみて、硬く結球したのもから収穫していきます。硬く結球した後、収穫が遅れ、霜が下りると、上部が被害を受けることがありますので、 注意が必要です。また、下部に水が溜まり、そこから腐敗してくることがあるので、注意が必要です。

 

ⅱ.収穫期の延長

冬の寒い時期には、収穫物も少なくなります。
そこで、寒さ対策をとって、収穫期を延長する方法を紹介します。

家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (16)軽い霜害に対しては、裾空きトンネルで被害を防ぎます。5mほどの畝でしたら、畝の前後を開けておくと良いでしょう。それ以上、長い畝では、状況によって、トンネルの側面も所々開け、高温になり過ぎないように注意しましょう。

ハクサイは寒さに強い作物です。しかし、結球後に上部が霜害に遭うと、傷んでしまいます。
そこで、下葉を持ち上げ、上部に新聞紙をかけて、紐で縛ると、霜害を避ける事が出来、春先まで収穫が可能です。

ダイコンでは、青首ダイコンは地上部に根部が出て、そこが霜害に遭いやすくなります。白首ダイコンは地上部に出る部分が少ないため、霜害に遭いにくく、さらに、地上部に出ている根部を土寄せすることで、霜害が少なくなります。

ニンジンも地上部に出ている根部が無い様に、葉の上から5cm程度土寄せすると、霜害が少なくなります。

収穫後の保存方法では、水はけの良い空き地に穴を掘り、土をかけておけば、春先まで食用に使用できます。土の厚さは関東以西では5cmくらい、寒い地方ほど深くし、さらにコモやムシロ、モミガラなどを使用し、断熱、保温効果を高めます。

ゴボウの保存方法は、長いので、穴を掘るのが大変ですので、斜めにして埋めます。夏・秋取りは、収穫時期が温かいので、5cm程度土をかけ、また、首の部分を地上部に出しておきます。冬取りの場合は、霜害に遭わないように、10cm以上土をかけ、首も出さないようにすれば、春先まで食用に使用できます。

ブロッコリーは一番初めの花蕾(頂花蕾)を収穫した後も、わき芽が出てきて、しばらく収穫を楽しめます。また、頂花蕾を収穫後、株を切り下げると、大きなわき芽が収穫できます。このことは、ホルモンの作用によるものだと考えられています。

アブラナ科などの野菜は、未収穫で春先まで畑においておくと、とうが立ってきます。このとうが美味しく、わき芽も次々出てきて、しばらく収穫できます。

家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (16) 家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (17) 家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (18) 家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (19)家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (21) 家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (22)

 

4.次作に向けての準備

 秋作が終了すると、寒い時期に入り、栽培できる作物も限られてきます。そこで、春・夏炸準備をしておくことも一つの方法です。いくつか紹介致します。

  1. 秋作が終了した後、春・夏作の準備として、土づくり・畝作りをしておきましょう。
    特に、火山灰土壌では、乾燥しやすい土質なので、年内に畝作り、枯れ草などで被覆し、土を落ち着かせ、乾燥防止を図ると良いでしょう。
  2. 冬期に土を乾燥しないように、麦類やカラシナなどを播き、土の保護を図ると共に、作物の根による土作りを進めて行きましょう。
    カラシナ栽培後、土にすきこむことで、センチュウの被害を減らす効果があります。
  3. 冬期に落ち葉・枯れ草などを集め、敷き草の材料確保や、堆肥作りをしておきましょう。
  4. 冬期の時間に余裕のある時に、栽培計画の見直しと、1年の栽培計画を立てましょう。
家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (23) 家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (24)
家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (25) 家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (30)
野島農園耕作者 野島貞夫

 以上、秋作について記載致しました。

 

野島農園にて、安心・安全に育たて大根を、子供達が元気よく、楽しく収穫した様子です。

 家庭菜園セミナー「秋作のポイント」 (29)
安心・安全な野菜食べて、免疫力を高めて、丈夫な体!

 

文責:
門前自治会会長 野島貞夫
TEL:090-3224-0278
FAX:042-476-2555
mail:nojima.sadao@jcom.home.ne.jp

※MOA健康生活(自然農法)ネットワーク監修
※写真掲載了承済

 

「地震だ!あなたならどうする・・・」平成25年度東久留米市立第二小学校避難地区合同防災実践的(避難所運営)訓練報告(H25.6.2)

首都直下型地震に備えて、行政等と連携し、
住民による災害時避難所実践合同防災訓練報告

地域住民の皆様へ首都直下型地震に備えて、みんなで参加しよう!
住民による実践的訓練を行いました。

周辺14自治会と東久留米市立第二小学校、東京消防庁東久留米消防署・同新川出張所、東久留米市防災防犯課、東久留米市消防第二分団、行政・防災関係機関等が連携して、地域の市指定避難所第二小学校にて、地域の防災力向上のため防災訓練を行いました。
自治会に入っていない方や子供たち、多くの方にお声をかけさせて頂き、約260名の方が訓練に参加して頂きました。

主催:東久留米市消防第二分団地区協議会会長 野島栄治
    第二小避難地区合同防災訓練実行委員会
日時:6月2日(日) 午前9時30分~12時30分
場所:市立第二小学校校庭・体育館(新川町1-14-16)
    クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパン
参加者:約260名
企画:市立第二小避難地区合同防災訓練実行委員会
実行委員
会長:野島栄治
顧問:粕谷重次、小俣利夫、
委員:木村哲男、早川智、西川保男、西川哲夫、野口明、浅井猛彦、兵藤義哉、野島貞夫、野島武夫、大野孟、大野誠一
事務局:西川保男(事務局長)、野口明、木村哲男、野島武夫、大野孟、西川哲夫、浅井猛彦
参加自冶会名称:
新川町、落合、浅間町、松ヶ丘、門前、大門二丁目アパート、四号棟、神山大橋、スーパーバック、第二公務員住宅、第三公務員、太平洋セメントアサノ寮、サニー大門ハイツ、氷川台一丁目睦会 等
協力:
東久留米市立第二小学校、東京消防庁東久留米消防署、東久留米市防災防犯課、東久留米市消防第二分団、市赤十字奉仕用、田無警察警備課、社会福祉協議会、防災まちづくりの会、大門中学校青少協、一般社団法人クラッシュジャパン 等

 当日の概要
8時30分 会場設営。
9時 避難所運営連絡会の立ち上げました。
   受付を行い、参加者人数把握(参加者記帳欄に各自、氏名等記載)。

9時30分 開会宣言を行いました。

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会場設営
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受付
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間近で消防車が見れました
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実行委員長開会の挨拶
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消防関係者挨拶
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参加者整列
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参加者整列

9時45分頃: 
スタンドパイプ操法実演 
市消防新川出張所による模範演技(道路に設置してある消火栓のフタを開けて、スタンドパイプを使用して、水を放水して消化実演)
小学校に隣接する道路とクリスチャン・アカデミー・イン・ジャパンにて実施

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参加者全員見学
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クリスチャン・アカデミー看板
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スタンドパイプの説明
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道路に設置してある消火栓
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操法実演
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操法実演
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操法実演
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消火するための水確保
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放水

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消防隊員による操法実演

 

体育館で行った防災訓練プログラム

①各避難所防災無線連絡訓練
 (携帯防災トランシイバーにて、訓練状況・設営状況等連絡訓練等)

②避難場所設営・誘導訓練
 (避難所パーテーションによる避難者区割り場所設置。簡易トイレ制作訓練)

③AED心肺蘇生法体験
 (市消防署:AED、及び、人口呼吸用人体各4台にて訓練)

130602防災訓練2小  (72)
ダンボール箱にて区割制作
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ダンボール箱にて休憩用長椅子制作
130602防災訓練2小  (82)
ダンボール箱にて区割制作
(参加者参加)
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ダンボール箱にて区割制作
130602防災訓練2小  (73)
パーテーションすることで
プライバシーの確保
130602防災訓練2小  (74)
パーテーションすることで
プライバシーの確保

 

130602防災訓練2小  (40)
防災まちづくりの会
防災説明会
130602防災訓練2小  (85)
H:避難所、U:運営、G:ゲーム
防災まちづくりの会のブース
130602防災訓練2小  (109)
会場の様子
130602防災訓練2小  (44)
簡単にパーテーションができる
130602防災訓練2小  (45)
パーテーション内のベット
130602防災訓練2小  (56)
災害ボランティアセンター
130602防災訓練2小  (86)
災害ボランティアセンターの説明会
130602防災訓練2小  (42)災害ボランティアセンターの説明会 130602防災訓練2小  (106)
災害ボランティアセンター受付
130602防災訓練2小  (116)
130602防災訓練2小  (20)
消防隊員による心臓マッサージの指導
130602防災訓練2小  (110)
参加者も体験
130602防災訓練2小  (22)
参加者も体験

 

校庭で行った防災訓練プログラム

①初期消火訓練(消火器(水タイプ)を操作して、実際の炎を消化体験)

②けむり訓練(第2分団)

③発電機実演と停電夜間照明点灯訓練

④仮設トイレの設置・使い方

⑤炊き出し訓練
 湯沸し訓練、トン汁(地場産野菜等を使用)炊き出し、アルファ化米、
 備蓄水(ピュアウォーター)、ハイゼックス包装食、
 ※燃料として薪とプロパンガスを使用

130602防災訓練2小  (78)
消防隊員による模範演技
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参加者が消火体験
130602防災訓練2小  (19)
参加者が消火体験

 

130602防災訓練2小  (104)
煙の怖さを知ろう!!

130602防災訓練2小  (105)
煙体験ハウス
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子供達が体験
130602防災訓練2小  (37)
ハウス内は視界不良

 

130602防災訓練2小  (53)
発電機の起動
130602防災訓練2小  (113)
発電開始、照明点灯
130602防災訓練2小  (48)
発電機や照明などの説明
130602防災訓練2小  (87)発電機や照明などの説明 130602防災訓練2小  (88)
仮設トイレ設置
130602防災訓練2小  (52)
仮設トイレについて説明

 

130602防災訓練2小  (115)
炊き出し訓練
130602防災訓練2小  (25)
大鍋で大人数分のトン汁づくり
130602防災訓練2小  (26)
大鍋で大人数分のトン汁づくり
130602防災訓練2小  (31)
新鮮な東久留米でとれた野菜を使用して、地産地消をPR
130602防災訓練2小  (94)1
豆腐や味噌、トレイなど
大人数分用意
130602防災訓練2小  (35)
災害救助用クラッカー
130602防災訓練2小  (98)
簡単に作れるドライカレー(マジックライス)
130602防災訓練2小  (34)
マジックライス
 130602防災訓練2小  (33)
中身の具
130602防災訓練2小  (47)
ドライカレーづくり
130602防災訓練2小  (51)
ドライカレーづくり
130602防災訓練2小  (100)
マジックライスの作り方
130602防災訓練2小  (97)
湯沸し訓練
130602防災訓練2小  (89)
湯沸し訓練
130602防災訓練2小  (90)
湯沸し訓練
130602防災訓練2小  (93)
特別な炊飯袋(ハイゼックス包装食)にお赤飯を入れる
130602防災訓練2小  (92)
大人数分用意
130602防災訓練2小  (27)
お湯の中で30分煮沸し、
外の出して5〜10分蒸らす
130602防災訓練2小  (54)
飲料水試飲(ピュアウォーター)
130602防災訓練2小  (58)
ドライカレー調理
130602防災訓練2小  (55)
整然と列を作り、
  配食を受け取る
130602防災訓練2小  (57)
参加者に配った料理
左からドライカレー、クラッカー、赤飯、トン汁

 
最後に、12時に防災本部前集合。
合同防災訓練講評(消防署、第二小学校関係者、市防災防犯課)がありました。

130602防災訓練2小  (59)
閉会式
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事務局挨拶
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第二小学校関係者挨拶
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消防関係者挨拶
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第二分団整列
130602防災訓練2小  (65)
関係者整列
130602防災訓練2小  (66)
消防関係者挨拶
130602防災訓練2小  (67)
市役所関係者挨拶
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主催者挨拶
130602防災訓練2小  (69)
第二小学校いっとき避難場所表示看板
130602防災訓練2小  (70)
市内いっとき避難所案内図

 

当日、参加者へ配布された、東京消防庁よりの資料です。(詳細「東京消防」検索!)
★地震 その時10のポイント
[地震時の行動]

  • 地震だ!まず身の安全
    揺れを感じたり、緊急地震速報を受けた時は、身の安全を最優先に行動する。丈夫なテーブルの下や、物が「落ちてこない」「倒れてこない」「移動してこない」空間に身を寄せ、揺れがおさまるまで様子を見る。
  • 高層階(概ね10階以上)での注意点
    高層階では、揺れが数分続くことがある。大きくゆっくりとした揺れにより、家具類が転倒・落下する危険に加え、大きく移動する危険性がある。

 [地震直後の行動]

  • 落ち着いて火の元確認、初期消火
    火を使っているときは、揺れがおさまってから、慌てずに火の始末をする。出火した時は、落ち着いて消化する。
  • 慌てた行動怪我の元
    室内で転倒・落下した家具類や硝子の破片等に注意する。瓦、窓ガラス看板などが落ちてくるので、外に飛び出さない。
  • 窓や扉を開け出口を確保
    揺れがおさまった時に、避難できるよう出口を確保する。

    門や塀には近寄らない:屋外で揺れを感じたら、ブロック塀などには近寄らない。

 [地震後の行動]

  • 火災や津波、確かな避難
    地域に大規模な火災の危険が迫り、身の危険を感じたら、一時集合場所や避難場所に非難する。沿岸部では、大きな揺れを感じたり、津波警報が出されたら、高台などの安全な場所に素早く非難する。
     ☆避難場所:地震などによる火災が発生し、地域全体が危険になった時に非難する場所。
     ☆一時集合場所:近隣の人が一時的に集合する場所。
  • 正しい情報、確かな行動
    ラジオやテレビ、消防署、行政などから正しい情報を得る。
  • 確かめ合おう、わが家の安全、隣の安否
    わが家の安全を確認後、近隣の安否を確認する。
  • 協力しあって救出・救護
    倒壊家屋や転倒家具などの下敷きになった人を近隣で協力し、救出・救護する。
  • 避難の前に安全確認
    電気・ガス:避難が必要なときにはブレーカーを切り、ガスの元栓を閉めて非難する。

 

 ★「地震 その時10のポイント」について ~東日本大震災を踏まえて~
「身の安全を図る」ことの必要性
 都民の皆様へのアンケート調査等の結果から、地震発生時に、最も重要となる身の安全を図ることより、火の元を確認するなど、揺れがおさまってからとるべき行動が優先されていることがわかりました。

 また、緊急地震速報の普及により、揺れを感じる前に、身を守る行動を取る必要があることからも、まずは「身の安全を図る」ことを皆さんが広く理解し、地震の際に適切に行動して頂けるように見直しました。

 東日本大震災後に行った、都内の住宅や事務所における、家具などの転倒に関する調査によると、特に高層階では、転倒・落下に加え、「移動」が多く発生しました。今後予想される首都圏での地震においては、新たに長期地震動による高層階での被害が、予想されることからその注意点を追加しました。

 
以上

(※写真画像拡大するには、写真画像を押すと拡大します。写真画像拡大後、元の画面に戻るには左上の「←」を押して下さい)

 

東京都東久留米市東部地域の14自治会が実行委員会を立ち上げ、防災訓練を実施致しました。
各地で防災訓練を実施していると思いますが、その訓練内容・様子の情報を集めています。
より良い内容充実のため、情報連絡をお待ちしています。ご協力お願い致します。

連絡先:野島貞夫(nojima.sadao@jcom.home.ne.jp )迄 お待ちしています。

 

平成25年度第二小避難地区合同防災訓練行事の広報担当した野島貞夫です。

文責:
門前自治会会長 野島貞夫
TEL:090-3224-0278
FAX:042-476-2555
mail:nojima.sadao@jcom.home.ne.jp

※写真掲載了承済

自然農法家庭菜園セミナー体験報告(H25.4.16-17)

大仁農場
大仁農場の景観
大仁農場
4月は芝桜できれいに咲いていました

来訪者の皆様へ

 東久留米市内では、夏野菜の収穫の時期になりました。
キュウリ、ナス、トマトなどの花が咲き、その後実が大きくなり、6月中旬になると収穫の時期になります。
野島農園は門前自治会より委託された、子供達の体験学習のための野菜などの育成管理を行なっています。
未来ある子供達の安心・安全を守るために、自然農法にて野菜の育成管理を実施しています。
その為に、MOA自然農法大仁農場へ研修会などに参加してしています。
今回、野菜の育成管理で一番苦労する病害虫の対策について学んできた概要を報告致します。

日時:平成25年4月16日~17日
会場:大仁農場
研修会:「病害虫の対策」
講師:MOA自然農法文化事業団 伊藤進氏

 

病害虫を減らすポイント

病害虫発生の3条件病害虫発生の3条件

主因(病原菌、害虫)

素因(作物の素質、病気に対する抵抗性)

誘因(土壌環境、栽培環境)

 

病害虫に向き合うポイント

  • 土の力を生かす  土壌に投入してきた物の影響が大きい
  • 畑の生態系を安定させる   共存共栄の世界が基本
  • 人、土、作物の関係をよくする
  • 土や作物は人間の支配下にある

 病害虫を減らす考え方

  • 土の力を生かす葉の比較
    何を土壌に投入してきたか、数年から10年ぐらい前までさかのぼる
    耕盤による根伸び障害も病害虫につながる
    連作栽培にチャレンジ
  • 作物の生命力を引き出す栽培

①自家採種 無肥料、不耕起、
  草生栽培
②健苗キャベツ
③品種特性
④健康な葉づくり・・・光合成能力を高める

 

葉の役割

  • 子供葉:消費大、生産小
  • 成人葉:消費小、生産大葉の役割(葉とエネルギーの流れ)
  • 老人葉:消費小、生産小

葉とエネルギーの流れ
根や成人葉から子供葉や成長点、果実に流れる

 

アンモニア同化作用
(ブドウ糖が分解されてできた有機物と土中のアンモニアが反応して、アミノ酸ができる。複数のアミノ酸が結合することでタンパク質が生成される。)

 硝酸同化作用
(土中の硝酸を、光合成によってできたブドウ糖の貯蔵養分を使用して、
硝酸→亜硝酸→次亜硝酸→アンモニアにする。
その後、アンモニアとブドウ糖を分解してできた有機物が反応して、アミノ酸ができる。
複数のアミノ酸が結合することでタンパク質が生成される。)


水分の安定した土壌

  • 団粒構造、ボロボロの土

水分の不安定な土壌

  • 耕盤 水が動かない。毛細管現象と排水に障害。耕盤の上に有害物が蓄積
  • ハウス土壌 水が下から上に動く→窒素過剰、塩類集積
  • ビニールマルチの畝→ドライスポット

 

適温、適日照

・作物に適した、気温、地温  地温は実際に計ることが大切

・作物に適した日照

(不足の場合)
南北畝、高畝の南側斜面で栽培。ビニールマルチやビニールトンネル、不織布などで保温

(過剰の場合)
東西畝、作物や緑肥の日陰で栽培。黒色青色などのネットで遮光

畑の生態系を安定させる

  • 地中→土壌生物の多様性
    作物や草の根を2~3ヶ月ぐらい残す
  • 地上部→虫やカエルなどの多様性
    点滴、害虫、ただの虫の世界を安定させる
    花栽培、(防風)緑肥栽培、バンカープランツ、草生栽培などを活用

 人・土・作物の関係をよくする

  • 耕作者の性格が畑に反映する
  • 愛情をかけると作物の生長がよくなる
  • 家庭の和合も大切

 病害虫で困ったら・・・相手を知ること(観察と診断)

  • 病気・害虫の生態を観察
  • 畑の来歴を確認
  • 病気・害虫の特徴を知り、改善案を立てる

病害虫を減らす方法

(効果は緩やかだが安定している)
  
・低投入・無肥料栽培、作物を健康に育てる
  
・適地、適期、適作
  
・混作、混植
  
・土着天敵の定着

(効果の長持ちが期待できる)
 ・ネット、不織布の被覆、黄色蛍光灯、粘着板、溝の設置、捕殺

(効果は高いが再発する)
 ・抵抗性品種や抵抗性台木、対抗植物
 
・太陽熱消毒

土着天敵と害虫
土着天敵の保護と活用

・天敵と害虫を間違えないように
・窒素過剰になると天敵の活動が弱る

生命力の高い作物は害虫に負けない

  • キャベツは、コナガの幼虫に食害されると、コナガの天敵の寄生蜂に信号を送って守ってもらう
  • サトイモの連作ほ場に有害センチュウがいるのに、サトイモの根が侵されていない


病害虫の予防の例

(1)アブラムシ

    • 作物が窒素を消化しきれないと発生。窒素過剰の指標であるconv0006
    • 対策は窒素を減らすこと。多いときは消化できるようにする
    • 天敵はテントウムシ。成虫より幼虫で効果大

(2)アオムシ

  • 窒素が多いと発生も多い。施用量を減らす、または無肥料栽培アオムシ
  • キャベツの周年栽培で天敵のアオムシコマユバチが活躍
  • セグロアシナガバチなどは幼虫を肉団子にする
  • 幼虫が小さいときはアリも天敵
  • ネットや不織布も効果あり
  • 緊急対策として、アオムシが小さい幼虫の時に、トウガラシエキスの希釈散布も有効
    (トウガラシエキス・・・焼酎一升とトウガラシ(たかのつめ)半升を2週間漬け込む。
    使用するときは水で500倍に希釈する。例:水10Lに対し、20mlのトウガラシエキス)


トマトの疫病

  • トマトの疫病は、窒素が多いと発生しやすい
     ・
    無肥料栽培、または低投入トマトの疫病
     ・
    2~3本仕立て
  • 多湿を避ける
     ・排水をよくする
     ・雨よけ栽培
  • 感染を避ける
     
    ・手やハサミからの感染をさけるトマト
     
    ・ジャガイモを近くで栽培しない
  • ・抵抗性品種の活用 (例)メニーナ
大仁農場研修
大仁農場ほ場
 大仁農場研修
研修の様子
大仁農場研修
大仁農場研修センター
料理長謝名元氏の自然食品の晩餐会食

大仁農場研修
研修にて記念撮影

 
今回、研修会に参加した大仁農場について紹介致します。

1982年12月開設し、自然農法の研究普及農場、実証展示農場としての充実を図り、MOA自然農法文化事業団が主体となって、農林水産省の補助事業(有機農業に関する基礎データ作成事業)の協力をはじめ、行政などと連携した持続可能な有機農業、自然農法事業、安心・安全で健康な食の生産、または食育活動を推進しています。
今後、食農業事業の推進、充実はもとより、心と体の病など、社会に蔓延する様々な問題の解決、さらには厚生労働省が提唱する健康日本21の運動、世界保健機関(WHO)の健康都市づくりに向けた事業に協力推進して行きたいと思っているようです。

野島農園はMOA認定ほ場として、今後共体験農園として、自らの野菜作りの体験を通して、人間力(病気を予防し元気に明るく、楽しく年をとること)を向上して頂きたいと思っています。

新しいお仲間をお待ちしています!
(野島農園365元気塾)

文責:
門前自治会会長 野島貞夫
TEL:090-3224-0278
FAX:042-476-2555
mail:nojima.sadao@jcom.home.ne.jp

※写真掲載了承済
※MOA健康生活(自然農法)ネットワーク監修