来訪者の皆様へ
東久留米では、ジャガイモの花が咲く季節になりました。これから、あちこちでキレイに咲くでしょう。
野島農園の畑のジャガイモも花が咲いています。このジャガイモの花が咲き終わるころに、ジャガイモが一段と大きくなるでしょう。
ところで、皆様は、普段食べているジャガイモの部分はどこだかわかりますか?
地下に生えているので、根っこだと思うでしょう。ですが、実は茎なのです。
同様にタケノコやアスパラガスも食べている部分も茎です。
野島農園では、ジャガイモの種を植えるのを子供達に手伝ってもらいました。
また、ジャガイモの育成管理は自然農法で行なっています。
育てたジャガイモは 7月14日(日)に親子農業体験を開催して収穫致します。
参加詳細は後日公開致します。
野島農園は、MOA自然農法認定ほ場とされており、門前自治会から委託され、ジャガイモ等を育成しています。
育成管理を行うにあたって、自然農法のモデル農場である大仁農場に見学に訪れました。
農場及び関連施設について報告致します。
平成25年4月16日(火)~17日(水)に第1回となる交流会を行いました。
参加者は卒業生8名。
ともえ桜の開花時期に合わせて企画していましたが、残念ながらともえ桜はほとんど花が落ちて葉桜状態でした。
しかし、八重桜や洋風公園の芝桜は満開で咲き乱れていました。ウグイスも綺麗な声で出迎えてくれました。お天気に恵まれ、過ごしやすい陽気でした。
<4月16日>
13時30分に全員集合、伊藤先生と合流しました。
セミナーで使っていた畑のその後を説明して頂きました。農場内の畑や温室などを歩いて、さらに展望台に向けて歩いて行きました。初めて散策する方もいましたが、伊藤先生を先頭にずんずん進んで行きました。展望台に登ると心地よい風が吹いていました。
研修センターへ移動をしてチェックイン。
研修室にて生徒同士で情報交換や近況報告をした後、伊藤先生の「病害虫を減らすポイント」というセミナーを受けました。パワーポイントを使って丁寧に説明して頂きました。
季節のお野菜をふんだんに使った夕食を食べ、入浴した後はラウンジで20時から懇親会を行いました。研修センター料理長の謝名元さんも出席して頂いて総勢10名で乾杯をしました。話に花を咲かせ、場所を談話室に変えて11時頃まで仲良くお喋りをしていました。
<4月17日>
やる気に火がついて当初の予定よりも時間を早め7時30分朝食、8時30分出発となりました。乗用車4台に分かれ、「山田川自然の里」へ向かいました。
大仁農場から派遣されて、自然農法普及に尽力している職員の河野さんに案内をして頂き散策しました。
古くから農業が営まれてきましたが、後継者不足や棚田がある等地形的な問題で農業機械が使えず耕作放棄地となっていました。
3年を費やして整備をして平成21年4月にオープンしました。市民農園の他に障害者支援団体や幼稚園・小学校の為に用意されている農地がありました。
どこを歩いても川のせせらぎが聞こえてきました。竹林では涼やかな風が吹き、梅林ではまだ小さい梅の実がたくさんなっていました。季節には蛍がたくさん出るというお話に皆さんの目が輝いていました。
続いて「三島市佐野体験農園」へ向かいました。
天気が良いと富士山や駿河湾が見えるそうですが、当日は雲が多く見る事ができませんでした。
職員の鈴木さん(大仁農場から派遣されている。)にプロジェクターを使って説明をして頂きました。体験農園はAサポート(初心者向け)Bサポート(経験者)団体サポート(企業や障害者サポート団体)という形で受け入れを行っています。体験農園を行うと70名近くの参加者が集まるそうです。作物の栽培のセミナーも行っていて休日のみだったものが、要望が多く平日にも開催されているそうです。それらの体験農園も自然農法を基本に指導されており、三島市の取り組みは素晴らしいと思いました。
昼食は謝名元さんに手作りのお弁当を届けて頂きました。
懐石料理の様な豪華でおいしいお弁当でした。舌鼓を打った後は、引き続き鈴木さんに市民農園の様子を案内して頂きました。
私達が伺った際には、食品関係の会社の方が畑作用のわさびを植え付けている所でした。昨年の8月にオープンしたばかりで、土作りはこれからといったところで、ソルゴー等の緑肥作物を畑にすき込んでいる様です。元肥として、牛糞堆肥を未だ使っていますが、将来は本来の自然農法に切り替えて行く計画との事でした。
2カ所の見学にも伊藤先生が同行して下さり、適切なアドバイスを頂きました。
柿田川公園の見学は希望者が行く事となり、自由解散となりました。
本内容は広報担当者がまとめました。
今回の交流会はそれぞれが、役割分担を行ない、参加者の要望を満たして、内容の充実を図りました。
現在、日本の医療費は年間約34兆円、1人当たり26万円消費しています。
2020年には4人に1人が高齢者(65歳以上)になり、世界一の長寿大国(平均寿命約83歳)で、不健康(介護や介助が必要)な年数が約7年(世界一)です。
日頃より、生命力ある食材(自然農法のもの、旬のもの等)を食して、高齢者が人間力(病気を予防し、元気に明るく)を高めて、美しい健康生活を営んでいただきたいと思います。
文責:
門前自治会会長 野島貞夫 (MOA自然農法認定ほ場 野島農園耕作者)
TEL:090-3224-0278 FAX:042-476-2555
mail:nojima.sadao@jcom.home.ne.jp
※写真掲載了承済