詩吟 2014.07.01

7月1日は、4人の講師の方をお招きして、 詩吟を みんなで習いました。

◆詩吟とは◆

詩吟は、漢詩を読み下したものに、節をつけて 詠うものです。 最後の言葉の母音を 長く引いたり、 ゆすったりして、 節をつけます。

詩吟は、幕末の漢学者 広瀬淡窓(ひろせ たんそう)が、 九州の日田(現在の大分県日田市)に 「咸宜園」(かんぎえん)=<桂林荘>(けいりんそう)という 私塾を開き、ここで勉強する人たちの 入学・卒業の歓送会に 漢詩が吟じられ、 これが 全国各地に広まり、 詩吟の基礎になった と言われています。

◆行事の様子◆

この日はまず、笹本先生から 呼吸法を教わり、 深呼吸。

そして、発声の基本として、 「5母音+ん」の 「あ~、え~、い~、お~、う~、ん~」と

全員で 大きな声を出す 練習を行いました。

詩吟で、日本語の音を 一つ、一つ、 お腹から大きな声で 発声すると、 ストレス解消、 体も元気になり、 自分に 自信が つくそうです。

その後、皆さん御存じの 「富士山」の歌の 詩を、吟詠してみました。

皆さんで 詩の朗読、 新田先生の 模範吟を お聴きし、

男性・女性 それぞれで、また、全員で 吟詠 致しました。

最後は、三沢先生の尺八で、薄井先生が 李白の「白帝城」を 吟詠してくださり、 皆で聴き入りました。

外国人の学習者からも 「たのしかった!」 との声を聞くことができました。

 

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