第13回 東久留米市民プラザ夏まつりに参加


令和元年8月4日(日曜日)
第13回東久留米市民プラザ夏まつりが開催されました。会場は、市庁舎1階の屋内ひろば、市民プラザホールと屋外ひろばです。
くるねっとは、夏まつり実行委委員としてまつりの運営に当たり、また、子ども達へ向けての缶つりゲーム、飲み物販売で参加しました。

主催:東久留米市民プラザ夏まつり実行委員会
参加:27団体(ステージ・展示/体験・屋外)

🔶オープニングステージ

毎年恒例の九小舞組によるオープニングステージ。
大江戸ダンス、創作ダンスが、ステージ狭しと躍動的に、そして、元気いっぱいに繰り広げられました。

 

九小舞組による「第13回東久留米市民プラザ夏まつり」の
開会宣言に続いて、並木市長の挨拶が行われ、夏まつりが始まります。

🔶ステージ・屋内ひろば・ホール
ステージでは、クルメイザーのヒーローショーに子ども達の歓声が上がり、そして、空手道演武、ストリートダンス、タップダンスなど、子ども達の元気いっぱいのステージに、大きな拍手が沸き上がりました。
屋内ひろば、ホールでの展示/体験コーナーでは、手作りの木工品、手作りノート、うちわ工作など、様々なワークショップへ多くの子ども達が参加、物づくりに挑戦しました。

🔶屋外ひろば
焼きそば、大阪焼き、フランクフルトソーセージ、かき氷などの屋台、そして、バルーンアート、缶つりゲーム、金魚すくいなどのゲームコーナーのテントが並びます。美味しい食べ物に冷たい飲み物、ゲームコーナーでは子ども達の元気な声が響いていました。

***くるねっとの缶つりゲーム***
人気の高い缶つりゲーム、猛暑の中、子ども達の挑戦が続いていました。
中には、お父さん、お母さんの力の入った応援に大きなプレッシャーを受けて挑戦する子どもさんの姿も。

 今年は、猛暑の中での夏祭りとなりましたが、多くの子ども達が缶つりゲームに挑戦してくれました。つり上げた時の子ども達の嬉しそうな顔を見ると、私達も笑顔になります。
チンドン喜助さん、炎天下での熱演、お疲れ様でした。
くるねっとのメンバーも酷暑にも負けずにガンバリました。

缶つりゲームに参加してくれた、たくさんの子ども達「ありがとう。」

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活動紹介 : くるねっと

第6回ライフプラン講座

  

 

 

 

 くるねっとは市民プラザホールを会場に、第6回ライフプラン講座を開催しました。
今回は、現役世代の方々を対象にした、気になる年金の話です。

場所:市民プラザホール
主催:くるねっと
共催:東久留米市 東久留米市消費者センター
講師:ファイナンシャル・プランナー、社会保険労務士 澤木明氏

現役引退後にお世話になる年金、自分にはどの位の年金が支給されるのか、不安を持つ人も多い中、最近のニュース報道「2000万円問題」は、将来への不安をあおりました。年金は多いほど良いと思うのが普通、少しでも増やす方法があるのであれば知っておきたいですね。
引退まで、まだまだ時間がある働き盛りの人達にその可能性があるのではないでしょうか。そんな、現役世代の人達への提案です。

今回の講座では、年金を増やすための5つの工夫について、具体的な事例を交えながらのお話を伺います。
会場には、55名の方々が集まりました。やはり、現役世代の方が多く、興味のあるテーマであることを伺わせます。

講師は、ファイナンシャル・プランナー、社会保険労務士である澤木明氏、くるねっとのメンバーでもあります。
澤木氏は、高齢者の雇用問題やライフプランなどをテーマに、大学、公官庁、企業などでの講演実績を数多く持ち、今なお日本全国を飛び回って活躍をしています。

ライフプラン講座では、毎回、講演の終了後に個別の相談をお受けしています。今回は、ファイナンシャル・プランナー、社会保険労務士、6名をお迎えして、個別の相談をお受けしました。(写真)

 

 

いつもの様に司会は、東久留米市生活文化課の塚田様にお願いしました。
くるねっとの石川代表の挨拶に引き続いてライフプラン講座の開講です。

 

 

開 講
現役世代の平均寿命はさらに延び、人生100年を意識しなければならないと言われています。必然的に長くなる年金にお世話になる期間、「年金だけで?」多くの人がその期間の生活費に不安を抱いているのではないでしょうか。その不安を解消し、人生100年を少しでも楽しく生き抜くために「公的年金を少しでも増やすことは出来ないだろうか」と考える人は多いはずです。年金を増やすための5つの工夫とは。

先ずは、年金の仕組みを知ることから。仕組みを理解すれば、今、何をしなければならないのか(工夫)、が見えてきます。
以下、講師のお話の概略をまとめてみました。

🔶公的年金の仕組みや役割について
どれ程の人達が公的年金の制度を理解しているのだろうか? 内閣府により公的年金に対する世論調査が行われています。加入の義務、保険料と受け取れる年金額、年金額の調整など、各項目ごとに理解する人の割合が示されています。
その割合は項目で異なりますが、年金制度全体を理解する人は、2/3程度でしょうか。公的年金の仕組みについて確認をしていきます。

◇公的年金制度の体系
・国民年金/厚生年金
・第1、2、3号被保険者
◇公的年金の支給開始年齢
・生年月日によって異なる給付開始年齢
◇様々なケースによる年金額の試算
・独身か既婚か・専業主婦か共働きか
・生年月日、勤続年数、収入、他
◇厚生年金保険料
・保険料と厚生年金の額
◇年金定期便
・保険料の支払い状況が記載され、その時点での年金の見込み額が解る
・自分の年金を把握できる大切な情報
◇マクロ経済スライド
・年金額と保険料収入のバランスを調整し、その時の社会情勢によって年金の給付
 水準(年金額)が調整される仕組み
※調整と言っても増える可能性は低く、リスクとしてこの仕組みを知っておきたい。

年金の仕組みを理解して頂いたところで、本題に入ります。

🔶年金を増やす5つの工夫
年金を増やす工夫について項目を整理し、それぞれの項目ごとの要点と方策を細かく説明してもらいました。
増やすことが可能な要点を整理し、自分の条件に置き換え、何を行えばよいのかを確認することで、将来に受け取る年金額が見えて来ると思います。
◇被保険者である期間を延ばす。
◇60歳以降も国民年金に任意加入する。
◇国民年金保険料を追納する。
◇年金を繰り下げ受給する。
◇個人向け確定拠出年金を利用する。

🔶導かれる結果は
年金額を決める(増やす)のは、年金制度の仕組みを理解し、少しでも増やせる要点を確認し、目的に向かい自らが工夫(行動)することにありそうです。
その中でも、生涯現役で働き続けること、それは大きなポイントの様ですね。

🔶質疑応答
講師は演台で皆さんからの質問をお受けするのが普通の「質疑応答」ですが、今回は、講師自らが参加者の中に入り「何か分からないことはありますか?」「もっと詳しく知りたいことは・・・?」などと聞いて廻りました。
参加者は、講師と目と目を合わせて会話する、これも、この講座での新しい試みです。参加者は、講師に気軽に声をかけていました。

🔶最後に講師からの質問
金融庁の2000万円問題、「年金以外に老後に2000万円必要」について、どう思いますか? 
A:国民の不安をあおるだけ。回避すべき。
B:「100年安心の年金」はうそだった。
C:人によって違うのだから、平均額を用いるべきでない。
D:年金だけでは暮らせないので自助努力で老後資金を準備したい。
E:その他
※参加の皆さんはどうお答えになったでしょうか。

講座を終わって
講師からの最後の問いかけ、2000万円問題。現役世代の方から「老後の生活費(年金額)への問題意識を持つ良いきっかけになった。」と言った意見もあったと聞きます。いずれにしても将来へ向けて問題意識を持つことは重要です。
今日の講座では、どうしたら年金額を増やすことが出来るか、その5つの工夫を教えて頂きました。

参考:内閣府の世論調査(講座の資料から)
〇何歳まで仕事をしたいですか? (回答は男女平均)
・・・60歳以下 約24%  61歳以上と答えた方 68%以上
   90歳以上までと答えた方も 1%近く
〇生活費の中での公的年金の位置づけは?
・・・「年金と何らかの収入の組合せ、出来るだけ年金に頼らない。」と答えた方は   若い世代ほど多い。

第6回ライフプラン講座へ参加して頂いた皆様、ありがとうございました。
今日のお話を実践し、皆様の将来の年金額に反映されれば大変うれしく思います。

 🔶個別相談
講座が終わり、個別の相談をお受けしました。
今回は、各テーブル2名で、皆様の様々なご質問やご相談に対応させて頂きました。

個別相談へ対応して頂きました、ファイナンシャル・プランナーの
伊藤 魅和 様
豊福 臣吾 様
社会保険労務士の
後藤 勝 様
中島 和代 様
福田 浩子 様
谷垣 真由美 様      ありがとうございました。

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くるねっとでは、今後も皆様のお役に立てるライフプラン講座を開催する予定です。
次回の第7回ライフプラン講座は、2020年1月18日(土曜日)市民プラザホールでの開催を予定しています。講座の内容など詳細はチラシでお知らせ致します。

活動紹介 : くるねっと