まちジャム in 全生園

ーーーーーー  令和元年7月6日(土曜日)

「全生園入所者と園外の人達との心の交流を
はかる絆にしたい。」を願いに、第4回目の
「まちジャム in 全生園」は、多磨全生園内の
お食事処なごみを会場に開催されました。

主催 多磨カラオケクラブ
協力 たま市民活動ネットワーク
   まちジャム in 全生園実行委員会
   お食事処なごみ
後援 東村山市
会場 お食事処なごみ

***まちジャム***
音楽でまちと人をつなぎ、地域交流や世代交流などを目的に、東村山市を中心に、様々な場所で、数多くのライブ演奏活動を行っています。
http://machijam.com/


くるねっと
は、たま市民活動ネットワークに参加する団体として、「まちジャム in 全生園」の開催に協力しました。

 

 

昨年は、全生園内コミュニティーセンターでの開催でしたが、今回は、お食事なごみが会場です。(写真)

🔶まちジャム in 全生園

◇まちジャム代表者の開催に向けての挨拶に続いて、会場に駆けつけて頂いた、渡部東村山市長から「まちジャム in 全生園」の開催に向け、応援の言葉を頂きました。(写真左)
13時、まちジャム in 全生園の開演です。

◇出演は、まちジャムで活躍するアーティストの方々、全生園からカラオケで参加された方々、10名です。

◇会場は、昨年のコミュニティーセンターよりも少し狭くなりましたが、演者さんとの距離がぐっと近くなり、会場は盛り上がりました。

◇歌謡曲、フォークなど、様々なジャンルの楽曲やギターの演奏、20曲が披露されました。そして、16時、来年、再びの開催を誓い、「まちジャム in 全生園」は終了しました。会場には、園内外から約80名の方々に訪れて頂きました。

🔶まちジャム in 全生園を終わって
この活動が、園外の人達が全生園を訪れるきっかけとなれば、その活動の意味は大きいと思います。活動の積み重ねが「こころの壁を乗り越えよう」との思いを芽生えさせ、育まれていくのではないかと思います。
くるねっとは今後もこの活動に協力していきます。

 

*** 多磨全生園の今 ***
令和元年6月現在、全生園への入所の方は151名、そして、高齢化が進んでいます。今、全生園、東村山市、その他数多くの人達が関わり、全生園を歴史に残し、後世へ伝えていく具体的な方策が模索されています。

◇国立ハンセン病資料館(写真)
全生園にある国の施設です。ハンセン病の歴史や国の政策、隔離施設のことなど、ハンセン病の正しい知識を伝えるための施設です。
入場は無料、一度訪ねてみて下さい。

ハンセン病、全生園を多くの人達に知ってもらうことも重要、様々な人達がその活動を通して情報を発信しています。また、多くの人達に全生園を訪ねてもらうことを目的に、園内の整備が進んでいます。

◇園内
園内は一般の人への開放のため公園の様に整備され、緑豊かで静かな環境が保たれ、そして、残された自然の中を散策することが出来ます。(写真 2枚)

 

 

春には満開の桜の下、園外から訪れた多くの人達で賑わっています。
(写真 2019年3月29日)

 

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活動紹介 : くるねっと(石井)