第3回 多摩六都科学館ツアー

 

 

 

<多摩六都科学館>

2018年6月6日(水曜日)
「身近な自然と科学」をテーマに、多摩六都科学館の協力を得て3回目となる、多摩六都科学館ツアーを実施しました。今回は、私たちに身近な落合川や黒目川の川底にころがる岩石から地球の活動探ります。

エントランスに集合した参加者。
くるねっとの石川代表の挨拶に続いて多摩六都科学館スタッフの伊藤様からスケジュールを説明して頂き、科学館ツアーのスタートです。

今日のスケジュール
◇プラネタリウム投影
⇩   今日のテーマ「小惑星ってどんな星」
◇休憩(休憩室)

◇展示室へ移動 科学館にある5つの展示室を巡る

◇科学学習室にて座学
    テーマ「地域から地球の活動を探る」
 
 

プラネタリウム投影
満天の星が映し出されると、今日(6月6日)の星空、星座の解説、そして、明るく輝く惑星、宵の明星の金星、木星、火星の見える方向や明るさについて詳しい解説がありました。
その中に気になる解説が・木星のにおいをかいだ人。
「もーくせーなー」と言ったとか・・本当?
答えは、木星はメタンで出来たガス惑星だから。
次の解説は、「小惑星ってどんな星」です。
火星と木星の軌道の間にある小惑星帯、そこには数多くの小惑星があり太陽の周りを公転しています。小惑星の数や大きさなどの解説を聞いた後、小惑星を直接観察するため、宇宙船に乗り地球を飛び立ちました。出発してしばらくすると宇宙船は小惑星帯に突入、目の前から迫る小惑星に思わず「ヒヤリ」、その迫力、臨場感はまさに宇宙飛行、驚きの体験でした。
プラネタリウム投影の後、番組の解説を行って頂いた柴崎様から特別に、プラネタリウム投影機器の性能や仕組みについて解説して頂きました。
プラネタリウムの大きさは世界で4番目ですが、でも、映し出す星の数は1億4千万個で世界一。世界中の星空を映し出せる仕組みは、日周軸、緯度軸・・皆さん覚えていますか。

 

 
次に、休憩室へ移動して小休止。
休憩の後は展示室へ移動します。

 


展示室
科学館には5つの展示室があります。伊藤様のガイドでそれぞれの展示室を巡りました。

興味がある展示の前ではついつい時間が経過します。
自分の住む地域の地形や地質構造を示す模型には皆が興味を持った様子、模型を取り囲み東久留米の位置などを確認していました。
    ・・だれか、月面を歩いている人が。>>>

 

科学学習室
展示室を巡った後は科学学習室での座学です。科学館スタッフの小田島様からのお話のタイトルは「地域から地球の活動を探る」です。

落合川や黒目川は私たちに身近な川、その川底に見ることが出来る岩石についてのお話です。私たちの暮す武蔵野台地は、地球規模の気温の変化に伴う海水面の変化や火山活動、多摩川の流路の変遷の影響などを経て出来たものです。そして、長い年月をかけた地域の河川の浸食作用や環境の変化があって川底に表れて来たものを、今、我々が目にしているとのこと。
身近な自然にも地球規模の活動や自然の大きな力が作用していることを知りました。
小田島様には資料も用意して頂き、わかりやすい解説に、地域の自然を見る目が少し変わった様な、そんな気がしました。

 

 

 

 

これで、今日の多摩六都科学館ツアーは終了です。

 

ツアー全体を計画し、案内して頂いた科学館スタッフの伊藤様、プラネタリウム解説をして頂いた柴崎様、身近な自然と科学をテーマに「地域から地球の活動を探る」をお話して頂いた小田島様、打ち合わせでお世話になった原様、関係するスタッフの皆様、大変お世話になりました。

多摩六都科学館ツアーへ参加して頂いた皆様、お疲れ様でした。

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主催 : くるねっと
共催 : 東久留米市
共催 : たま市民活動ネットワーク
     (東村山市、清瀬市、西東京市、小平市、東久留米市)
協力 : 多摩六都科学館