多摩六都科学館ツアー

  2017621日(水曜日)

私たちの暮らす武蔵野台地はどのようにしてつくられてきたのか、武蔵野台地の歴史を探る多摩六都科学館ツアーを、同館の特別な協力を得て実施しました。
<写真:多摩六都科学館>

 

この日、集合時間に合わせるかの様に雨と風が強まる悪条件の中、多摩六都科学館エントランスには35名の方が集まりました。

挨拶する団塊くるねっとの石川代表。

 

今回のツアー、最初はプラネタリウムで美しい星空と星座解説を楽しみます。
その後、5つの展示室を巡るツアーを楽しみ、科学学習室に場所を移して科学館スタッフから武蔵野台地の地形や地質についての話を聴きます。

スタート前、スケジュールや見どころについての説明をして頂いた科学館スタッフの伊藤様。この後、ツアーの案内をして頂きます。

 

 

 

 

 

 プラネタリウム投影>
「全天88星座 ~光が語る天球の地図」というプラネタリウム番組です。
星空解説では、今の季節の星座紹介と、明るい惑星、木星や土星、金星の見える位置が詳しく解説され、その惑星の姿が映し出されました。
そして、今回の番組のテーマである88星座の紹介です。
東久留米市出身のアーティスト、大小島真木様が水と緑と子供をテーマに美しく繊細に描いた星座絵が星空の中に映し出されました。全天に映し出された時、その美しさに感動した参加者も多かったと思います。

プラネタリウム室への入場前、大小島真木様が描かれた星座絵の原画を見ることが出来ました。繊細に描かれた美しい星座絵です。

 プラネタリウム投影が終了後、プラネタリウムの機器について説明をして頂きました。皆、近くでプラネタリウムを見る機会は無いと思います。貴重な体験でした。

☞  ・多摩六都科学館のプラネタリウムドームの大きさは世界で4番目。
   ・このプラネタリウムが映し出す星の数は約1億4千万個で世界1。
   ・このプラネタリウムの仕組みは・・・・・ 等々。

プラネタリウムの機械の周りに集まる参加者と説明をして頂いた柴崎様。

少しの休憩の後、展示室へ向かいます。

示室>
科学館には5つの展示室があり、最新の科学や宇宙、地域の自然等、楽しみながら学べる展示や体験コーナーが数多くあります。
その展示室では・・・・・
①自分が主役になれば必死になれる、挑戦だ。・・・がんばれ。
②見て、触って、動かして、興味ある展示が沢山。
③地球の歴史を物語る岩石や化石、貴重な標本に興味深々。
④我々(団塊世代)だって科学を楽しめるんだ。  触って体験しなくては。

皆さん、それぞれに楽しんでいました。興味のある展示の前では「時間が足りない」と言った声も。

武蔵野台地の地形や地質>
展示室から科学学習室へ場所を移しての座学です。
科学館スタッフの小田島様に武蔵野台地についての話をして頂きました。

 

 

 

 

 

武蔵野台地の北東側は、地球の地殻やプレートの動きの影響を受け、今でも海洋プレートの沈み込みに引っ張られる様に荒川側が沈んでいるとのこと。台地の上に位置する東久留米も当然北東側が低いことになります。

東久留米の川、落合川や黒目川等が北東に向かって流れている理由はそこにあるとのこと。

そして、武蔵野台地は多摩川の影響を受けながら現在の地形が成形されてきました。

住んでいても地域について知らないことが多いのに気づかされます。

 東久留米の地名や川の名前、地図や写真を使っての説明は、親しみやすく身近に感じ、興味を引くものでした。

本講座で今回の多摩六都科学館ツアーは終了です。
参加の皆様に記入して頂いたアンケートは今後の活動の参考とさせて頂きます。

参加して頂いた皆様、ありがとうございました。
科学館スタッフの皆様、ありがとうございました。

 

<ツアー終了後も熱心な参加者は>
科学館のご厚意により、熱心な参加者のため、本ツアー終了後、展示室(地球の部屋)へ場所を移し、武蔵野台地の模型を前に説明をして頂く時間をとることが出来ました。
 参加者からは沢山の質問が投げかけられていました。

 

主 催  団塊くるねっと
共 催  東久留米市
共 催  たま団塊交流会
     (東村山市、清瀬市、西東京市、小平市、東久留米市)
協 力  多摩六都科学館