元気で歩こう会・独り歩き    2・4・16

 コロナウイルス感染症拡大を防ぐため「元気で歩こう会」は複数の参加者のウォーキングは中止しました。代わって、

 独り歩きをしています。

 コース中、お近くの方はコースと関係なく、見どころをきめて歩いてみてください。できるだけ独り歩きを勧めます。

 心のケアのためになります。気分転換にもなります。

歩行コース

52路線バス停「中央公民館入り口」 ⇒ 米津寺 ⇒ 旧延命寺跡 & 史跡お鷹場跡 ⇒ 八幡神社 ⇒ 落合川上流端 ⇒ 坂のお地蔵さん(小金井街道) ⇒ 中央町三叉路のお地蔵さん(六仙通り)⇒ 六仙公園 ⇒ バス停「中央公民館入口」

   歩行距離  約4キロ

米津寺

都指定史跡1号・大名米津(ヨネキツ)家の墓所

2代藩主田盛の墓所、傍の樹木はシキビ(市名木100選)

 

 

 

 

 

市指定文化財石橋供養塔 ウナギ供養塔は珍しい    筆子塚

ヤマザクラ  市名木100選

石庭ボタンがきれい

国分寺市の武蔵国分寺にある元米津寺にあった楼門である。明治28年に移設された。現在国分寺市指定重要文化財である。

旧延命寺跡

天台宗の寺で1835年に大圓寺に合併。下の画像は門前にあった石造物で市指定文化財。

 

 

 

 

 

お鷹場跡

墓地内には1641年から尾張藩の鷹場として36年にわたって鷹狩に使用された跡地で、宿舎は前澤御殿として賑わった。前沢宿付近には糸や、わたや、おけや、とうふや、だんごや等の屋号が残っている。

八幡神社

 前沢地域の鎮守の杜、八幡神社と新田神社が併立していた。元禄時代に火災で焼失したが、米津田盛によって再建されたといわれている。
 新田神社は新田義興(義貞の次男)を祀るための新田大明神を建てたが焼失、米津家の応神天皇像が祭神として安置されている。

天皇陛下御即位御大典 皇紀二千六百七九年 東京都神社庁 と記されている。

名木100選のイヌシデ

神社の左から坂道を下ると落合川へ出る。

落合川の上流端、ここから南沢氷川神社裏、南沢いこいの水辺を通って黒目川に流れている。

川沿いに沿って歩くと小金井街道にでる。右に折れてすぐお地蔵さんがある。

 坂のお地蔵様と呼ばれ、子供が夜泣きする時、お地蔵さんの着物を借りて着せて寝かすと治り、そのお礼に新しい着物を作ってお返しをするという習わしがあるそうである。

 台座に左江戸道、右大山道と刻印されている。江戸時代の道しるべであった。

 街道を少し上り、最初の信号を右にわたるとすぐ桜の木の下に庚申塔がある。多分大山道であろう。滝山方面の近道でもある。

 

 

 

 

 

信号を再び渡り左(江戸道)へ行くと六仙通りとの三叉路にお地蔵さんがある。市内で2番目に古い(1718年)といわれている。二重の石仏で上の地蔵さんは後世に造られたもののようである。

 

都立六仙公園
いよいよ目的地の六仙公園である。

 

コロナウイルスの影響で殆どが子供連れのお母さんたちが目立ち、いつもと違った光景である。

 

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歴史の丘には日本列島の誕生から縄文時代の遺跡の発掘などの年譜が刻印されている。東久留米の古代を知るには一見に値する傑作である。

「元気で歩こう会」は体と心の健康のために歩く会であるが、ウイルス感染の収束まで、独りで心と体をケアしましょう。そして再開の暁には「元気」で歩きましょう。

六仙公園の詳細地図はこちらをクリックしてご覧ください⇒map-rokusen