ごみを集めている人の話を聞きました!【第3回くるくる講座実施報告】

去る6月24日、市民プラザホールで第3回くるくる講座~ここだけの話~ 「ごみについて考えてみませんか?」を開催しました。運営委員会企画のこの講座も「かわい接骨院」「都市農業」に引き続き第3回になります。当日は市民や事業者の皆様など50名ほどが参加されました。ありがとうございます。

今回は、ごみ収集方法の変更で話題になっている「ごみ」について焦点を当て、また本くるくるチャンネルの「バナー」としてご支援をいただいている大生運輸様のご協力、東久留米市ごみ対策課のご支援をいただき、標記講座を開催することといたしました。

講座では、はじめに東久留米市環境安全部ごみ対策課の中谷課長から東久留米のごみの現状が報告されました。

 

7月からの全品目戸別収集の内容や、10月からの有料化の具体的な実施内容を説明いただき、さらにごみ処理がどこで行われているか(二ツ塚)や、ごみ削減に向けた取り組みなどを丁寧にまた、コンパクトにお話しいただきました。

次いで、今回のメイン講師の大生運輸取締役環境事業部長の新保さんから、ごみ収集の現場の状況をじっくりお話しいただきました。

 

新保さんは、ごみ収集する人の一日を紹介、朝の朝礼からはじまり、収集現場の写真を見せながら、収集中で困ることなどをお話しされました。「収集後にごみを置く人」「〇〇時までに来い、と電話をかけてくる人」「車の陰にごみを出すなど、ごみが見つけづらいこと」「2人でごみを集めるので、集めるメイン担当は相当な距離を毎日走ること」など、たいへんなごみ集めの状況が明らかになりました。

しかし働く皆さんはやりがいを感じ、あまりやめる人はいないのだとか。市内には同業者が4社あり、山下商事さん、丸井商事、東邦運輸の方々もお見えになりました。

その後、市民との意見交換としてディスカッションの時間を設けましたが、「大変なご苦労をしている事業者の皆様に本当に感謝している」「もっと厳しく違反ごみは取り締まった方が良い」などの意見が出されました。

今年度はあと2~3回の講座を実施いたします。お楽しみに!