タンポポは夜ねむる

4月もなかばになると道ばたに自生するタンポポが一斉に咲き始めます。タンポポの黄色い花は朝日をいっぱいに浴びると光り輝く。「おはよう!キレイだね」と話しかけてやると「私って可愛いでしょ~」といわんばかりです。このたんぽぽのついて、今年、大発見しました。その発見とは・・・。「タンポポは、朝、太陽が昇り始めると目を覚まして花を開き、夕方、太陽が沈むと花を閉じて眠る」ということです。そんなの知っていたよ、といわれる方も居られると思いますが、私はビックリでした。タンポポの花は1週間くらいでしぼみ、冠毛をつけた実が花の後綿毛のように付き、風に乗って飛び散り、落ちたところに翌年芽を出します。

(東久留米 いち)


太陽の光を浴びて咲くタンポポの花

春のおとずれを告げるタンポポ。
朝、太陽に向かって「私、きれいでしょう?」とほほ笑んでいる。

 

 


夕方、花を閉じて眠るタンポポ

タンポポは朝、太陽が昇ると目を覚まして美しく咲きます。そうして夕方になると写真のように花を閉じて眠りに入ります。人と同じです。

 

 

冠毛をつけて實ったタンポポの群生

花が終ると子孫を増やすために実をまき散らす。飛び立つ準備の整ったタンポポの群れ。
東久留米西高裏の空き地に群生するタンポポ。