街の景観

無電柱化
無電柱化は、安全や防災、また、バリアフリー都市実現へ向けて
不可欠なもの、と同時に都市景観の改善へ大きな期待が持たれて
います。
昨年、東久留米駅からの「まろにえ富士見通り」から続く西側、
小金井街道へと続く道路が無電柱化され、街の景観が大きく変わ
りました。

無電柱化による景観の改善に期待感を持っていましたが、実際に視界から電柱や電線が消えた風景を見た時、予想以上の変化に驚きました。何か解らないモヤモヤしていたものが取り払われた様な、それは、景観の中に何も邪魔されずに空の広さを感じることが出来たことではないかと思います。この区間に高い建物が無かったことが景観への影響をより大きくしたのかもしれません。
<写真:今年3月24日に撮影 電柱・電線が無くなった風景>

もう一つ、この通りの無電柱化によって変わることへの期待がありました。

 

 

季節は少しさかのぼりますが、冬、この写真は2016年、東久留米駅富士見テラスからまろにえ富士見通りの向こうに望む富士山を撮影したものです。
富士見テラスは関東の富士見百景に選ばれ、多くの人が訪れます。

変ることへの期待、とはこの街から見る富士山のこと。

 

無電柱化と富士山
無電柱化で富士山の見え方がどう変わるか、気になっていました。場所は、まろにえ富士見通りを西に進んでところです。
<下の2枚の写真>
左:2016年末に撮影。
右:2018年1月に撮影。(無電柱化後の写真)

街を歩く多くの人がこの風景を目にすることが出来れば良いのに、と思うのですが、残念ながら歩道からは見にくいのが現状です。一年を通して見ることは出来ない富士山ですが、秋から冬、富士山を望むこの風景を「東久留米の風景」の一つとすることが出来ないだろうか? そんな思いが残ります。

景観の改善と富士山を望む風景、あらためて感じた無電柱化による景観の変化でした。

(市民レポーター:KAZUO)