しんやま親水広場で川遊びしませんか

 水の恋しい季節になってきました。プールも良いですが、川遊びはもっと楽しいですよ。東久留米には黒目川と落合川が1級河川として流れています。その黒目川で安全に川遊びできるところをご案内します。

それは黒目川が久留米西団地内を流れる間で、柳橋1から新所沢街道までの約624メートルの「しんやま親水広場」です。この間は柳橋分水人孔により水深40センチメートル以下に水位が保たれるようになっているうえ、途中にも余水路が設けられており増水分を川筋から逃がすように工夫されていますので、子供を遊ばせるのに適しています(右の写真)。しかし、自然は何があるかわかりませんから油断は禁物です。また、子供は大人の及びもつかない独創的な遊びを発明します。それとなく見守りが必要です。

<川遊びをするうえでの注意>
①裸足で川に入らないこと。必ずぞうりなどを履いて入る。
川の中には何が落ちているかわかりません。ガラスのかけらなどで足を切ることもあります。
②海水パンツだけで上半身はだかで川に入らないこと。
川には蚊やぶよなどがいます。はだかだと刺されることがあります。また細長い固い葉は先が鋭くとがっているうえ(例えばススキやヨシの葉)、葉の周縁はギザギザして鋭いため肌を傷つけることがあり、また、葉の先っぽで目を刺す恐れがありますので注意しましょう。
③小魚を獲ろうとする時は下流から上流へ向かうようにします。よく上流から下流へ向かっている人を見かけますが、これでは魚を逃がすことになるので魚は獲れません。
④網を魚のいそうな草むらに突っこんですくっている人がいますがそれでは獲れません。まず右岸(上流に向かって右側)なら魚のいそうな草むらの下流に網を置いて、左足で草むらを踏みつつ網の方へ足を寄せて魚を追い込んでいく。左岸なら反対に右足で追い込むようにします。

黒目川は梅雨まで川に水がなく干上がっていましたので本流から小魚が上ってきていないかもしれません。しかし、ザリガニは穴を掘ってひそんでいられるので水が流れるようになれば取れるかもしれません。

自然はそんなにやさしくはありません。油断は禁物。気をつけながら楽しく自然に親しんでください。また、近くには柳泉園もあります。楽しく川遊びをした後、柳泉園でお風呂に入り、大広間でゆっくり休んでいかれるのもいいですよ。

(東久留米 いち)