むかしの東久留米の農業のこと、農村のことについて話を聞きました(第4回「語ろう!東久留米」

中央図書館が、東久留米市郷土研究会、市生涯学習課文化財係と共催で実施する「語ろう!東久留米」今回は、「東久留米と農業」と題し、昔の農業の様子や、農村の風景などを学習します。(12/11,於:中央図書館視聴覚ホール)

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 まず、昔の東久留米市内の風景写真が紹介されます。市内の多くが畑だったことが分かります。田んぼもあったようです。

その後、郷土研究会の當麻好雄氏(元市職員)から、農地解放があった昭和20年代前半の話を中心に伺います。農地改革で、多くの土地が小作人に払い下げられました。しかし、市内には5ha以上の地主はいなかったとのことで、その農地を分割したことで、かなり小規模な農地が多くkなったようです。ただし、この時代の資料がほとんど現存していないとのことで、わずかな資料をもとにしたお話しでした。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

次に、南町(旧柳窪新田)在住の小沢氏(昭和8年生)より、昭和20年代の農村の様子が語られました。玉川上水から水を引いてくるのが大変だったこと、雑穀が主で生活が貧しかったこと、周辺に電気が通っても、しばらくはランプの生活が続いたことなど。当時の苦しい状況がしのばれました。

最後に、前沢在住の松本氏より、昭和30年代の農村の様子がさらに語られました。やはり、収入が少なかったこと、養豚等も兼営しており、餌を集めに滝山団地から残渣をもらっていたこと、小学生の時から手伝いをしていたことなど、非常に興味深い話でした。

農業を次世代に残していくには、周りの市民との調和、理解が不可欠なこと等を強調しておられました。

とても貴重なお話を伺えました。

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