不登校、登校困難な子どもたちに大きな一手

 

文部科学省の大きな一手に拍手です。
新しい学び方の選択が一つ増えることにつながることと思います。

不登校のお子さんの中には、学ぶ意欲の強いお子さんもいます。
特に小学生の場合、現況では、学ぶ場所が“学校”に限られてしまうため、学校に適応しにくく登校困難になると、学びを得ることがすごく大変になってしまいます。

学び方、学べる場所を増やすことは、それを選択できる子どもたちも確実に増えます。

懸念してしまうのは、現場でこのシステムを生かし運用することができるのか?
個別のニーズに応えていくことは、マンパワーが絶対に必要です。

子どもに関われる人を増やしていく、その方々を活用させていただく・・・そんなサポートの先にシステムを生かした運用があるのだと思います。

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デジタル教科書の活用の在り方①

小学校では、お子さんの困難さを一緒に考えて行こう!という学校サイドからの眼差しが少しずつ広がってきたように感じます。

デジタル教科書の導入、活用も図られて参りました。

でも…
学校によっては…教室によっては、導入がゴールになっている様な事になっている場合もあるでしょうか。

何のためにデジタル教科書なのか、どんな利点があり、どんな改善点があるのかを考え続ける必要を感じます。

文部科学省から、デジタル教科書の効果的な活用のあり方についてのガイドライン 第1回の情報が出されました。

現場の先生方においては、すでに目を通されていることと、思いますが、今一度、目の前の子どもたちのために情報をお取りいただく様にお願いいたします。

配慮の方法、支援の方法は、子どもの姿によって変わります。
よい情報は、立場に関係なく共有できると良いと思います。

保護者の皆様、学校で…教室で、デジタル教科書を活用されている様でしたら、「ご存知だとは思いますが…」の言葉を添えて、公的な機関が出す情報を持参してください。

https://www.facebook.com/100003463942444/posts/1733890293403085/

就学相談を知る学習会

★10月21日 13:30〜16:30
文部科学省 初等中等教育教育局特別支援教育課
田中裕一氏から学ぶ学習会(一般非公開)
「就学相談を知る」
※会場は東久留米市立第3小学校 3階視聴覚室(予定)
※先着25名
※参加費:保護者1000円、先生方1500円
★先生方については、過去にで・こぼ講演会や学習会に参加されたことのある方、または、東久留米市在住(勤務地でも可)の方々のみ、受付いたします!

※別途資料代(1〜3回通しで使用予定)を請求させていただく予定です。金額は実費となります。(カラーのため1000円を予定)

※申込は、でこぼGmail宛 decobo2014@gmail.com に下記の要領で

件名:10月21日学習会参加←このままでお願いします。
内容:
❶参加者の名前
❷お子さんの所属(年長◯歳など)※保護者でない場合は、職業所属を簡単に記入ください
❸就学相談について知りたいこと。今困っていること。
(なんでも構いません)
※一言で構いませんので、必ずお書きください。ない場合は「なし」とお書きください。
※保護者の質問が優先となりますが、できるだけ回答していただく様に田中氏に質問内容を事前にお渡しいたします。
❹連絡先のメールアドレス
※で・こぼからのメールが受信できる様に設定お願いいたします。会場に変更が出た場合など、お知らせいたします。

尚、田中裕一氏から学ぶ学習会は、11月(11/11)と1月(1/20)にも開催予定ですが、その2回は連続編で学校制度を学ぶ予定です。

「もうすぐ思春期…今、知っておきたいこと」学習会

10月13日特別支援教育士  柳下記子先生学習会

我が子の思春期。 

私たち保護者は、どの様な情報を持ち、見通しを持って行けると良いのでしょうか。
思春期は“性”を意識することも多いでしょう。
そんな時、私たちは、何を大切だと、子どもたちに伝えていけたら良いのでしょうか。

私たちの目の前の子どもたちは、必ず成長し、思春期を迎えていきます。
思春期に体で起きること、心で起きること、そして家庭で起きること・・・。

私たちが目の当たりにする思春期の姿とは別に、子どもたち自身も、自分の心身で起きている変化に戸惑い、思い通りにいかないことにモヤモヤとした気持ちを抱くこともあるでしょう。

そんな子どもたちを、支えていくために、私たちが“いま知っておきたいこと”を「みるみる会話力がつくノート」著者でもあり、視覚発達支援センター学習支援室グッドイナフ室長、武蔵野市個別支援教室指導員、特別支援教育士、心理検査士でもある柳下記子先生を招き、今年も学習会を開催いたします。

詳細・申し込みは…専用サイトよりhttps://kokucheese.com/event/index/530223/

 

2015年10月に第一回目の「柳下記子先生 学習会」を東久留米市で開催しました。
定員を大幅に超えた参加者たち。保護者も先生方も共に学び、大人にとっての「学びの場」がスタートしました。
「もう一度!」のリクエストに応え、柳下先生のご協力のもと、毎年学習会を開催しております。 
4回目は「もうすぐ思春期、いま知っておきたいこと」をテーマに、学習会を進めて参ります。
★前回参加いただいた方も、いただいていない方も参加いただける内容となっております。★

発達が気になる子のための文具の工夫

文具紹介PDF①

過去にも、便利な文具として紹介してきましたが、ご質問いただくことも増えてきましたので、PDF
情報の一部をアップします。

Amazonの販売サイトを貼付してありますが、どれも文具売り場などで簡単に手に入るものばかりです。

皆様の参考になれば幸いです。

全てのお子さんに適するものではなく、必要とするお子さんの姿を見ながら文具の工夫を考えていただくと良いと思います。

他にも多数あるので、順次情報を出して行きたいと思います。

 

ここ・hako(座談会)9月の会

予約は不用です。
なんでも話し合える場所。
で・こぼの座談会です。

みんなで嬉しいこと、辛いこと、悩んでいることをシェアしています。

9月も東久留米市 生涯学習センター 地下 調理室で開催します。

参加費は、500円(軽食と飲み物付き)です。

多様なニーズを持つこどもたちが社会につながるための選択肢

今日は、清瀬市にある放課後ディ「AAO!」さん主催の勉強会に参加してまいりました。

「働くために必要な力とは」
あきる野市障がい就労・生活支援センター 原智彦先生のお話し、本当に勉強になりました。

私たちの目の前の子どもたちは、小学校、中学校、そして高等学校を経て社会にでて行きます。

私たちが、子どもたちと関わる時、この先の進路、利用できる制度を知らなければ、子どもの将来を考えて行くことができません。

小学生の娘が言いました
「自分の入れる高校、入りたい高校のことを知らなければ、中学校でどのような生活を過ごせるのかがわからないし、何を頑張ると良いのかもわからない」

本当にその通りだと思います。

高校はあらゆる情報を持って選択できる時代になりました。

情報が少なければ、選択肢も狭まります。
選択肢がなければ、主体的に自分の将来を考え、選ぶことがしにくくなります。

どの子の将来にも選択肢が持てるように、正しい情報が正しく伝わるように、現場の先生方には、就労までのケースを学んでいただきたいと切に願います。
そんなことを改めて感じさせていただける会でした。

地域の中で、丁寧に目の前の子どもたちの将来を考え、保護者に学ぶ機会を与えてくださる放課後ディがあることにとにかく感謝します。

放課後ディサービスAAO!

学校に行きたくないという思い

すでに東久留米市では、中学生は始業を迎え、いつも通りの生活が始まっております。

始業式には、式終了後そのままに休み明けテストが実施されたと聞き、世の中で起きている子どもたちの自死、自殺問題は、自分たちの目の前の子どもたちには起きないと考えていられるのか、それとも家庭でそうならないようにすべき問題だと考えているのか…何ともモヤモヤとさせられた始業の話しでした。

真面目なお子さんほど、始業に向けて準備し、将来という言葉に”つらい気持ち”をしまい込む。

何もしないという選択肢が持てない、認められない、そんな居場所のない子どもたちがいるという事実。

何ともやり切れない気持ちになります。

それでも、ひとりの大人として…伝えられることは、無いだろうか?できることはないだろう?諦めが悪く、思いを深めています。

我が子の「学校に行きたくない!」に向き合わなくなったなら読んでほしい・・・。

我が子が「学校に行きたくない」と言ったなら、その言葉を振り絞った苦しみを受け止めてあげてほしい。

認めなくてもいい、受け止めてあげてほしい。

学校で、どんなことがあり、どんなことに困り、どんな自分自身と向き合って来たのか、察してあげてほしい。

それでも、学校に行った方がいいのか?

そこまでして休まずに行った方が良いのか?ひとりの大人として、考えてあげてほしい。

今受けている配慮、支援、理解は、周りの皆と足並みを合わせるものでは無いだろうか?

誰かのために感張り続けてはいないだろうか?

もしも、その子の人生を豊かにするために行なっている配慮や支援ならばいい、でも苦しさを覚えている学校に通うために得ているものならば・・・誰かに迷惑をかけないために行なっているものならば・・・それ以外の方法がないのか、考えてあげてほしい。

学校は、我が子が何を学ぶべきところなのだろうか?

勉強?それならば、自宅でも個別教室でも配慮もなく、いつものツールを活用して学ぶことができる。

仲間づくり?

集団できる学び?

それは、その場所、その場所を共にする仲間に安心を感じてこその学びで、いじめや孤独などがあるならば、苦しみばかりだ。

子どもは、安心安全な場所で無ければ、チカラを出さない。出せない。

「もう嫌だ!」

「やりたくない!」

「これがいい!」

そんな言葉を出している時に、考えてあげてほしい。

生きることを諦めた時には、そんな言葉さえも出なくなる。

いつも会話は一方通行となり、隣に寄り添うことも難しくなる。

「もう嫌だ!」と言った、あの時に戻り抱きしめてあげたいと思うはずだから・・・。

何よりも大切なのは生きていること。

もっと、大切なのは、自分の思いを持って生きているということ。

どうか、一度だけでも、

「もう嫌だ!」に味方してあげてほしい。

発達支援サークルで・こぼ