おはようございます。
発達支援サークルで・こぼです。
今日は、進級準備について案内したいと思います。
月日の経過は早いもので、3学期の終了も間も無くとなりました。
お子様が進級を迎える保護者にとって、担任教諭が決まっていないこと、学年によってはクラス替えでの友人関係、学年が上ることでお子様の向き合うハードルが高くなることを懸念した不安感、そうした不安に押しつぶされそうになる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私たち保護者にできること・・・
「保護者ができる、一つ一つ必要な準備だけを行なっていくこと」
これだけです。
時に先を見過ぎてしまうことがあるのも保護者なのかもしれません。
でも、この時期は、振り返りも含めて、お子さんの現在の様子、受けている配慮や支援の姿を把握していく・・・それを次にどの様につないでいくのかを考えていくことができれば良いと思います。
では、それをどの様に行うのかを考えていきたいと思います。
次年度の配慮・支援のベースとなるのが、現在受けている配慮・支援の実績です。
我が子が
❶ どの様な行動(思考傾向含め)に課題があるとされてきたのか?
❷ ❶について、現在の担当されている先生方が、どの様に見てきたのか。
❸ ❷の関わりの中で、今年度・今学期の中で、どの様な姿を目指してきたのか?
❹ ❶課題の発見❷観察❸計画を行なってきた上で、どの様な配慮・支援を行なってきたのか?
❺ ❹を振り返り、❶の課題はどの様に変化したのか?どの様な配慮に対してどの様に変化したか?どの様な支援に対してどの様に変化したのか?
❻ ❹の配慮・支援を行なっている中で、成長過程だからこそ、発達過程だからこそ起こったと思われる行動(様子)は、あったのか?(本来ならば、行動の問題とされることだが、過程段階と理解して見守られた行動)
❼ 次年度、継続が必要と考えている配慮・支援は何か?(根拠のあるもの)
❽ 次年度、必要ではなくなると思われる配慮・支援は何か?(根拠のあるもの)
❶から❽を、記録しておくこと。
そして、次の学年につなげていくことが、大切だと思います。
この情報の蓄積が役に立つことが、必ずあります。
特に、今学期、配慮や支援に恵まれているなば、尚更です。
根拠のある実績、根拠のある計画こそ、子どもの成長・発達に役立ちます。
どうぞ、学期終了まで時間が少ないですが、春休みを利用したとしても、情報をいただけたら良いと思います。
★三月の座談会は、3月20日生涯学習センター学習室4で、10時より12時半まで開催します。