命を守ること

今日は8月29日。
新学期まで数日を迎えました。

子どもたちの中には、始業式をとってもつらいと感じる子どもたちがいます。

理由は様々です。

始業式を休んでも誰にも迷惑はかけません。
行かないといけない!ということなんてありません。

でも、保護者の思いとしては、みんなと同じように学校に行ってほしい!という気持ちがあります。
だから、「半日で終わりだから行ったら?」などなど、学校に足が向くように語りかけることも多いでしょう。

始業式に行かないという決断に至るまでには、ものすごいエネルギーを使い、保護者に話せています。

ですから、行かないと決めたお子さんを信じて見守ってあげてほしいです。

きっと、わが子も始業式は行かないでしょう。
行かないということを決めたなら、信じてあげたいと思います。

子どもたちの中には、「行かない」という選択が見えずに、命を絶つ子どもたちがいます。

命が何よりも大切です。
命あっての、喜びや楽しみや希望です。

人によって、楽しみや喜びを感じる時期が違います。
人によって、つらさや哀しさを感じる時期が違います。

だから、今の命を大切にしてほしいのです。
だから、どうか保護者の皆さま、子どもたちの心の叫びを無駄にしないでください。

宿題が終わっていなくても、命はとられません。