おはようございます!
日ごろ沢山のことを学ばせていただいている、ボーイスカウト東久留米第2団のキャンプに参加させていただき、千葉県日向に参りました。
昨夜は、野営場場長より、子どもに対しての大人の眼差し、特にスペシャルニーズをもつ子どもたちに対しても区別をしない!という、素晴らしいお話を伺いました。
全てをお伝えしたいほど、ボーイスカウト運動への想いが素晴らしかったのですが、中でも、子どもたちにつけたい力、『生きるチカラ』についての話しは心に残りました。
私たちは、『生きる』ということが当たり前の中で生活し、まわりの命に対しても、あまり意識していないかも知れません。
子ども対しても、こうなって欲しい、これをやって欲しい、そして、これはダメ、こうしないと間違い…と自分たちの思いや、誰かとの比較を押し付けたり、そもそも、周囲から好まれる子ども像を押しつけていることも多いかと思います。
でも、その子にとっての『生きるチカラ』。ひたすらに、それを育てていくことの大切さ。
どの子に対しても、生きるチカラを得られるように育てていく。一貫してその眼差しを持って子どもたちと接したとき、評価は比較ではなくなる。
何かが起きたとき、その子が何を思い、何に困り、何をしよう、したいと考えているのか?などを知ろうとしなければ、その子が生きるチカラを得られるように働きかけることはできない。
だから、叱るのではなく、そのことから、何が学べるかを考えていく…。
一番年齢が低い隊では、こどもは、目を離すと、みんないろんな方向に散らばるでしょう?それが、本来のこどもの姿。みんな、みているところ、興味を持つところが違うのだから。それに対して、大人がどれだけそれを理解できているのか?ということ。
よくよく観察して、その子を知ること。すぐに手を差し伸べるのではなく、その子の考えをじっと待つこと。
だから、障害ということに対しても、差別でなく区別せずに、考えるということ。
素晴らしい方に、巡り会わせていただきました。
区別は必要ない!
本当ですね。
素晴らしい指導者に恵まれたこどもたち。
幸せですね。