発達支援サークルで・こぼ から子育て集会分科会のご案内

2016年2月7日(日)子育て集会で・こぼ分科会申し込み        (参加費500円は午前~午後の全一日分)こくち~ずhttp://kokucheese.com/event/index/323044/

2016年2月7日に開催される子育て集会をご存知ですか?

東久留米 教育・保育・子育てを考える集会。

なんと、2016年で33回開催を迎えます。

この集会の午後に開催される分科会(第7分科会)をで・こぼが担当いたします。

当日は、「気になる子・困っている子」に思いを寄せて、うちの子って支援が必要なの?どんな支援が必要?どんなことが出来る?こんな行動に困っている・・・など、少しでも心の重荷が軽くなるよう、また、明日に向けた取り組みができるように、皆で話し合いたいと思います。

アドバイザーにベストセラー「育てにくい子にはわけがある」著者 木村順先生の事務所スタッフでもあり、葛飾区で療育サポートを取り入れた放課後ディを開所している、河高先生を迎え、過去のケースなども伺いながら進めていきます。

お申し込みは専用サイトから、ページトップをクイックしてください。

 

【日時】 2016年2月7日(日)9:50~16:00
 
【内容】

■午前■
9:50~ オープニング(あすなろ組)
10:00~ 実行委員長挨拶、各参加団体によるリレートーク
10:40~ 記念講演 西野博之先生

今回の記念講演には、不登校児童・生徒や高校中退した若者の居場所づくりにかかわる西野博之先生!!!「居場所」に集う若者たち。
若者たち、何を思い、何に迷い、何を得ていくのか?
生きにくい「今」を、若者を通して考える。
私たち、大人ができる事は何だろう。 そんなテーマから講演いただきます。

■昼休み■12:00~13:30

■午後■13:30~16:00(分科会)

 分科会
  1)乳幼児期
  2)学童期
  3)教育
  4)不登校
  5)障害児・障害者
  6)平和

  7)発達支援サークル で・こぼ 「気になる子・困っている子のなぜなぜ?」

思いも大切だけど…その指導適切?

 

Yahoo知恵袋 自閉症と思われる児童の偏食指導 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13152236163

Yahoo 知恵袋に偏食についての投稿がありましたので、転載させていただきます。偏食の相談は多いです。支援者にとって、「少しずつ・・・一口ずつ・・・」という気持ちは、何とかしてあげたい!という思いもあるかと思いますので、一概に誤った考えとは思いませんが、偏食は単純な問題でなく、食べられない原因があることが多いです。

 

本人からすると、ありがた迷惑ということもありますね(笑)

 

我が子の場合、一つ一つの香りに敏感なために中華街にさえも行けない、レストランは香りが混ざるため入口で数十分、混ざった香りになれるまで入れないということが未就学時代にありました。

入学後、初めての給食に親はハラハラしましたが、その日を境に偏食がなくなりました。いまだに、克服した方法は謎です。

時に、混ざりあった香りは頭痛さえも起こします。

その香りが、口の中で混ざり合ったら・・・そのつらさは本人のみ知ることでしょう。

最近は、またまたネギ類の偏食がはじまりました。口がしびれる感覚になる・・・。そのため、家庭ではネギは料理に使うけれど、本人のものだけネギが見えなくなっています。無理に!はしません。食は、楽しく食べることで人を豊かにするといわれています。

お子様が偏食で悩まれている場合、その原因に心を寄せてあげるだけで、ホッとできるかもしれません。

 

 

 

Q:自閉症と思われる児童の偏食指導について。

 

小学校の特別支援学級担任です。一年生男子、偏食がひどく給食が食べられず、一時不登校状態になりましたが、午前中のみの登校で今は順調に毎日登校できています。

 

そこで給食が食べられるようになってほしいと、白ごはんのみ持ってきてもらい、それを食べる時、私の給食のおかずをそれぞれ少しずつ(ほんのひとくち)取り分けて、それを食べるよう促しています。牛乳もスプーン一杯。ごはんはあっというまに食べますが、嫌いなおかずはひとくちでもなかなか食べません。ひとくちがんばろう、と励まし、口に入れたらたくさんほめていますが、なんせ勇気が出ず時間がかかります。全然口を開けてくれず拒否して時間終了ってことも。無理強いしてはいけないとはわかっていますが、このまま食べないものばかりで経験しないままでいいのか?と葛藤があります。

 

お家では嫌いなものは食べなくていい、という方針のようで、やんわりと無理に食べさせないでほしいと言われました。ではお家でもがんばってみていただけないかとお願いしましたが、家では食べないと思います。とのこと。

 

わたしの指導は厳しすぎるのでしょうか?ご家庭に理解、協力を得るにはどうお話したらよいでしょうか?

 

家では好きなものばかり食べることができ、学校では嫌いなものに挑戦させられるとなれば、給食が嫌になるのは当たり前だと思います。偏食だから好きなものだけ食べさせて!の要求に応えてあげるべきですか?

 

ちなみに無理やり口を開けさせ押し込むとか、暴力を奮うなどは一切してませんが、時間延長して食べさせることはあります。安心して食べられるよう、環境も調整しています。2015/11/05 22:25

 

 

 

回答:船越さん(専門家:教育カウンセラー)

こんにちは。京都で教育相談をしています。発達障害の相談も受けています。自閉症「と思われる」子どもさんの偏食指導ですね。お子さんが自閉症であるかどうかで偏食指導のやり方は変わってくるのですが,まずは自閉症であるとして。

自閉症の偏食は,こだわり行動から来ているものです。こだわり行動の仕組みはわかっていませんが,こだわり行動をしなければ安定しないわけですから,今は食べられないものではあっても,食べても大丈夫だと思えるような働きかけをすることになります。そのためには,今先生がやっておられるような自分が食べているものを分けるというのもいいですし,ほかの子や先生も食べていることを意識させるというのもいいですね。

ですので,今のやり方をずっと続けていくしかないかなと思います。まあ,偏食も大人になるまでに何とかなったらいいわけですし。大人になってきつい偏食ってあんまりないですよ。それに何年もかけてゆっくりならなきゃ。すぐに食べられるようになるなんて魔法のようなやり方はありません。気長にいきましょう。

なお,自閉症でなかったとしたら,上記の指導と同時にそれよりも,何でも食べることのほうがいいということをきちんと何度でも説明してください。

さて,自閉症の子どもは基本的に先生のいうことをすぐにそのまま理解できません。ですので自閉症の子を指導するには先生と子どもの関係がより大事になってきます。「この先生のいうことをきいても大丈夫だ」と思えるような信頼関係ができていることが前提なんですね。たとえば,先生が「厳しく」その子に接していたとします。その子は先生の指導の意味がわかりませんので,自分に対する攻撃だと思います。自分に攻撃してくる人と信頼関係は結べませんね。むりやりいうことを聞かせるような接し方をしていては,こだわり行動以外には効果があっても,こだわり行動には効果がないです。

なぜこんなことを書くかというと,この子,給食指導がもとで学校にこれなくなったことがあるんですよね。ということは,先生の偏食指導がその子にとって自分への攻撃にしか思われてませんよということなんです。むりやり食べさせていないって言われますが,「ひとくちがんばろう、と励まし、口に入れたらたくさんほめています」,「時間延長して食べさせることはあります」これらは子どもにとってじゅうぶんプレッシャーですよ。先生から「食べなさい」のシグナルをいっぱい受けてますよね。そのプレッシャーが子どもにとっては「攻撃」なんです。そういった攻撃をいっぱい受けていては,安心して食べられませんよね。安心できるって,なにもプレッシャーがない状態なのではないでしょうか。

ほめてやらせるっていうのは,その子がほめてもらってうれしくなることが前提です。ほめることがプレッシャーになるのであれば逆効果です。まずはほめることでうれしく思ってもらえる人間関係を作ることが大事なのではないでしょうか。これは,先生が厳しい厳しくないの話ではありません。それ以前の話です。

さらに,保護者の方の協力ですが。まず先生が「なぜ偏食を直さなければならないのか」をきちんと考えてください。食べたくないものを食べさせるのは,実は子どもの人権問題です。子どもは何を食べて何を食べないかを選ぶ自由があります。その自由を制限するのですから,その子の人権を制限するのに十分な理由が必要です。これはすべての教育に言えます。先生がその子の自由を奪うだけの理由がなければ,その指導はやってはいけません。常識だからとか上の先生に言われたからとかは通用しません。子どもを教育するよりも子どもの人権を守るほうがはるかに大切です。保護者の方もそれはうすうす感じておられるのでしょう。わが子の自由を奪うだけの理由が,保護者とは共有できていないのです。もし先生が偏食指導をしたいのであれば,先生自身がその理由を考えてください。

偏食指導は,京都では普通学級(私はこの言い方が好きではありませんが)では厳しくやらない傾向にあるようですね。理由はやはり,子どもの人権問題にかかわるから,のようです。人権問題とあれば,特別指導学級でも事情は同じはずです。私は,京都市の食育指導員でもある立場ですが,偏食指導には反対の立場です。やるんであれば,指導ではなく「紹介」にとどめていただきたいですね。

とはいうものの,特別支援学級では「成果」が問われますもんね。偏食があれば食べるものを増やすっていうのも成果です。「できることを増やせ」って,上の先生や同僚の先生などからのプレッシャーもあるでしょう。保護者が偏食指導を求めていなかったら,保護者指導も求められて。だから,仮に先生がやらなくてもいいと考えてもね。そうはいかない事情もあるでしょう。私も少し特別支援学校にいましたから,なんとなくわかります。ですので私が書いたことは,先生にとっては実現不可能な「現場外からの意見」に思われるかもしれません。でもね。そうであっても自分がやってることはどういうことなのか,考えながらやってほしいんです。「これはやらなくてもいいんじゃないか」って思いながらやるのと,「絶対やらなければならない」と思ってやるのとでは,指導の力点も変わるでしょうし指導方法も変わってくるでしょうし,なによりも子どもの受け止め方が変わってきます。

最後に。特別支援教育はまだ歴史が浅いですし実践例も少ないです。いろんな理論が出ては消えしてどれを基にしたらいいのかわからない,手探り状態です。そんなたいへんなお仕事に真摯に取り組もうとする先生に敬意を表しながら。何かのお役に立てたらうれしいです。がんばってくださいね。なにかあれば気軽に問い合わせてください。

2015/11/06 20:53

 

で・こぼよりcafe開催のご案内

で・こぼよりcafeのご案内

おはようございます!
本日12時より生涯学習センター【まろにえホール】調理室にて、カフェを開催します。

掘り立てのお芋とコーヒーで。
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就学前の不安、学校の悩みなど共有できたら…。

よろしければ、お立ち寄りください^_^

 

お申し込みはdecobo2014@gmail.com