からだの不思議

今一度、子どもたちのカラダで何が起き、何が必要とされているのか、SOSに出来るだけ早く気付き、手を差し伸べたい。
毎年で・こぼ にも特別に講師として来ていただき、学び、気付きの機会をいただいている 高尾先生。
私自信が、その人柄が大好きな、ファンの一人です。
前回5月の会でも、目からウロコな情報、本人もビックリなカラダの変化がありました。
子どもが、一つステップアップするのを目の当たりにした時、周りの大人たちは、涙です。
フェルデンクライス、チャイルドスペース サイコー!
はじめてフェルデンクライスを知る方、ゴルフの宮里藍ちゃんがトレーニングで取り入れていることは、意外と知れています。
下記ホームページをご覧ください。

読み書きが苦手な子どもへの漢字支援ワーク

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読み書きが苦手で教材を探したいが、適当なものが見当たらない・・・どれを購入したらよいのかわからない・・・。などの悩みはありませんか?

このシリーズ、漢字の覚え方が学べる1冊です。ユニークな学び方を習慣に!何よりも楽しく学習できたらうれしいですね。

 

Amazonで購入なら読み書きが苦手な子どもへの〈漢字〉支援ワーク 1~3年編 (通常の学級でやさしい学び支援 3巻)

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算数の文章題が苦手なんですが…

小学校低学年からの算数のつまずき・・・

特に文章題にはちょっとしたヒントが必要です。学び方を変えれば、できた!という声が聴けることも出てきます。

国立特別支援教育総合研究所 発達障害教育情報センターでわかりやすい記事を見つけたので参考にしてはいかがでしょうか?

 国立特別支援教育総合研究所より 算数の文章題が苦手なんですが・・・

 

ゆたか君は、筆算や暗算などの計算問題は学年相応にできるのですが、文章題では式を立てて解答することができません。 

 そこで、先生はアセスメント(子どもの様子をじっくりと見て、どんなことが このつまずきに関連しているかを考えること)をしてみました。

 

 担任の先生は、とても不思議に思い、どこでつまずいているのかを観察しました。すると、答えがだせているときも、文章題の内容を理解することに課題があり、自分がなぜこのように立式したかを理解していないことがわかりました。

 

 絵文字:矢印

 ここで行われたアセスメントのポイント!

 

 絵文字:チェック

文章題で何が求められているのかが分かっているかどうかを確認する

絵文字:チェック 解答するための式の意味が理解できているかどうかを確認する

 

 

 推測できるつまずきの要因

 絵文字:緑

記憶力が弱い

 絵文字:緑

論理的に考えることが苦手

 絵文字:緑

セルフモニタリング(自己の現在の状況を把握する力)が弱い

 

指導編

 

 
 アセスメントに基づいて、担任の先生は、次のような指導を行ってみました。

 

 A.  文章題を読みあげてから、問題の解決にあたらせる
 B.  文章題の内容をできるだけ子どもの経験した場面や興味のある題材にする
 C.  文章題の中で要点や鍵になることばに印をつける
D.  文章のポイントを絵や図に書いて示す

 

 担任の先生が行った指導の意味

 絵文字:緑

文章を目で読んで理解することが難しい子どもでも、耳で聞いて理解することができる子どももいます。このような子どもにとって、Aのように文章題を読んで聞かせてもらえることは、内容を理解しやすくします。

 絵文字:緑

Bのように身近な話題で問題を作成することにより、文章題が示している状況を子どもが分かり、立式の理解を進めたり、問題解決に積極的に取り組んだりすることができます。

 絵文字:緑

CやDのように要点に注目させたり、図式化したりすることにより、子どもは読んだ内容が忘れにくくなります。さらに、文章題の内容が理解しやすくなり、課題解決の方策を立てていきやすくなります。

  
 先生が行った四つの指導は大切です。算数の文章題に限らず、国語の読解についても、読み聞かせたり、段落ごとの内容を要約して説明したり等同様の指導を行っていくことが必要です。 

    上記のほかにも、先生は、次のような点に配慮することが大切です。

 絵文字:チェック 宿題やプリントでは子どもができそうな課題に印をつけて問題の質や量を調整する
絵文字:チェック 算数の文章題によく使われることば(全部で、あわせて、残りは等)の意味と式とをつなぐような説明を行う

就学相談

7月に入るこの時期、年長児の保護者は就学に向けて、準備やら何やらとせわしくなっていきます。

その中でも、学び方や人とのかかわり方がユニークな子どもたちの保護者にとっては心配が尽きず、就学後の我が子の姿は?友達はできるの?話は聞ける?など不安も増えてきます。また、一人一人違っていい!と分かってはいても、他の子と比べたり、必死に親が求める姿にはめ込もうと…そんな苦労も増えます。

お子さんの就学後の姿は想像がつきますか?

心配をしすぎていませんか?

親であるからこそ、冷静に判断できにくいことも起こりえる時期でもあります。

「就学前相談」って、どんな場所?受けたほうが良いのかな?そんな質問をいただくことがあります。

是非、受けてください。受けるだけで何かが起こることはありません。ただ、これからの学校生活で何の支援が必要で、どのように学校生活が楽しめるのか、少しだけわかります。そして、こどものことが理解できるようになるかもしれません。     困り感を理解いただける場でもあります。困り感が子どもから伝わってきたとき、一番困っているのはお子さんです。

添付の表は、wisc(ウィスク)という検査で言語理解が苦手とでた、お子さんの大凡の姿です。

担任の先生が、この表のような支援方法を事前に得ている場合、教室内での指導がスムーズな場合が多いです。ですから、就学相談の情報を学校にあげる必要があります。情報は、あくまでも支援の策としての利用ですから、そのことで差別を受けることは全くありません。

逆に、言語理解が苦手であること知らずに指導する場合、必要な支援が受けられないこともあります。これは、本当に勿体ないです。

就学前相談では、あらゆる方向から、お子さんにあった支援の方法を共に考えていただける環境があります。

支援ひとつで、教室での子どもの姿が変わります。

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眼をつかっていますか?

ここのところ、耳にすることが多くなった言葉ですが・・・。          ビジョントレーニング!

子どもたちの中にも、眼球がうまく使えていないことから、イメージ通りに体が動かせない、ボールをキャッチできない・・・などの困難さが出ていることがあるそうです。

わかさ生活という企業のひとみ研究室のページで、「眼が本来持っているチカラを向上させるトレーニング = ビジョントレーニング」が紹介されています。

一般的に学校で行われる視力検査での眼の良し悪しではなく、”ものを見るチカラ”の良し悪しが重要だそうです。

音読などが行飛ばしになる・・・同じ場所を読んでしまう・・・などの様子が見られたら、遊び感覚でページ内の追従性(ついじゅうせい)眼球運動 や 両眼のチームワーク跳躍性両眼運動などのチャレンジを親子でやってみるのもよいかもしれません。

板書が遅い、間違いが多いなどの困り感、怠けているわけではないことを知り、支援につなげていくことも大切です。

良い眼とは…

 

わかさ生活 ひとみ研究室 ビジョントレーニング 

このページは、東大和療育センターの作業療法士さんから教えていただきました。みるチカラって大切なんですね。

 

 

 

はじめまして!

はじめまして。de・coboです。

私たちは、年に数回、発達障害をはじめとする”育てにくさを感じる子どもたち”への理解を深めるために、専門の先生をお呼びしての講演会や座談会を開催し、情報を発信している会です。

学ぶことで、迷わずに行けることもあったり、逆に学びが邪魔することが出てくることもありますが、何よりも共に辛さを共感できる仲間や、成長の喜びを分かち合える仲間のいる場所でありたいと・・・。

昨年8月に、初めての講演会を市民プラザで開催しました。遠くは関西から、他県からも沢山の参加をいただき、ナント96名の参加者を迎えての講演会でした。

12月の講演会、毎月の座談会。。。得るものは毎回大きいです。

小さな小さな団体ですが、皆に大切に思っていただける場所となればうれしいです。

さて、今年度夏の講演会の会場もとれて、詳細が決まりました。東久留米障害福祉課の方にもあいさつを済ませ、いよいよ申し込み開始です。

いつもながら、親切にご対応いただける、市職員の皆さま、ありがとうございます。

講演会情報は下記。ご興味ありましたら。。。                 2015年8月8日土曜日市民プラザホールで開催です。

8月8日 作業療法士木村順先生 講演会情報http://kokucheese.com/event/index/303385/