氷川台自治会の新たな取り組み紹介~資機材シェアリング事業~ 2016年3月31日

    あなたの住む地域には、いろいろな「能力・技術」を持った方が埋もれていませんか。氷川台自治会では、活動の活発化に伴い会員同士の「顔」が見え、「会話」が弾むまちになってきました。

現役時代には皆さんそれぞれの分野で活躍され、退職後は能力を生かすところがないままでおられた会員が「地域のために役に立つなら」と立ち上がってくださいました。

 氷川台自治会350数世帯を「大きな家族」として、各個人で保有されている大きな資機材を自治会に提供して頂き、自治会で一括保管管理しながら貸し出す事業を立ち上げました。当面は、技術職出身の会員3名が担当して、資機材の保管管理・貸出し・作業指導を行います。

 1   電動ノコギリ

 2 高圧洗浄機

 3   植木剪定ばさみ

 これからは、高価な資機材を購入しなくても自治会の保有資機材を利用することにより、無駄な出費を抑えるとともに保管場所に困ることもなくなります。

                                                            氷川台自治会 殿田 俊三

全会員を対象に「救急医療情報キット」を導入♪ 2016年3月28日

住み慣れた氷川台にいつまでも“安心・安全に暮らし続けるために…”

   氷川台自治会では、平成23年度に「緊急時ネットワークシステム」導入、平成24年度から高齢者の「見守り」活動開始、平成25年度から「災害時要援護者支援希望登録」と「要援護者支援避難訓練」、「災害時支援隊員の組織結成」と会員が「安心・安全に暮らしていくため」の手段を段階的に講じてきました。今年度は更に一歩進めて全会員を対象に「救急医療情報キット」を導入し、全会員に配布しました。また、情報シートは家族全員が記入して保管容器に入れられるように全住人分を配布しました。

1  氷川台自治会オリジナル「救急情報キット」

   高齢化が進む地域住民の安心・安全を守る為の取り組みの一環として、一人暮らし高齢者世帯を対象に「救急情報キット」を採用されている自治体が多いようです。氷川台自治会では、一人暮らし高齢者に対する様々な「安心・安全対策」を講じてきましたが、2世帯同居であっても日中は高齢者のみになる世帯の安心・安全確保が課題になっていました。

   高齢者世帯に限らず若者世帯であっても、救急車を要請するような緊急時には、意識混濁や気が動転して必要な医療情報を救急隊に伝えられないことが考えられます。そういった時にも、必要なことがきちんと救急隊員などに伝わるよう、普段から用意しておくための「救急医療情報キット」を導入することにしました。

   もしもの時に備え、かかりつけ医療機関や持病等、救急医療活動に必要な情報をシートにまとめ、冷蔵庫に保管します。必要時には、救急隊員がキットの情報をもとに医療機関などと連絡連携し、スムーズな救急医療活動が行われることを期待します。(冷蔵庫に保管するのは、冷蔵庫はどこのご家庭にもあり、救急隊員が探しやすいため)冷蔵庫内部に保管したくない場合は、シートなどを保管容器に入れずに、専用のマグネットシートで冷蔵庫扉の外側に貼ることもできます。

   自治会会員が氷川台に“安心・安全に暮らし続けるために”安全対策をより推進する目的で「救急医療情報キット」を会員全世帯に配布しました。

                                                                    氷川台自治会

「見守りネットワーク委員会」で新たな支援活動を開始しました♪ 2016年3月21日

    平成2410月から開始した「見守り」活動も36か月経過しました。現在は、「見守り支援希望者」29名を24名の「見守り支援隊員」が、チーム(21)を組んで日常生活の中で見守っています。訪問して様子をうかがったり、外から状況をチェエクしたり、要望によっては軽作業(電球交換・家具移動・庭の草取り・雪かき等)を行って高齢者の方の手助けをしています。

1 草取り作業支援状況

  氷川台自治会の大きな課題である高齢者対策の一つの手段として、平成231月から手探りで始めたのが「見守り」への取り組みでした。高齢化率38%弱の自治会において、高齢者が“住み慣れた氷川台にいつまでも暮らし続けるには・・・”の課題解決に向けて、平成231月に「見守り」についての意見交換会がキックオフでした。当時の自治会役員、民生委員、東部包括支援センター長を交えて課題を抽出し、以降の自治会役員会(1/2か月)には、必ず民生委員さんと東部包括支援センター長に出席をお願いして、高齢者対策の行動スケジュールを検討していきました。235月・緊急時ネットワーク登録、239月・会員実態調査を実施して高齢者の実態を把握、243月・地域支え合いについてアンケート実施して方針を固めて245月に「見守りネットワーク検討委員会」を設立しました。メンバーは自治会役員4名、会員代表2名、防災会2名、老人会1名、民生委員1名、ライフパートナーこぶし(障碍者施設)1名、東部包括支援センター1名、NPO法人 ワーカーズコープ1名の13名で、アンケート調査結果等を参考に具体的な「見守り活動の手段と内容」を検討決定しました。

  2  みんなで支えるシステムの構築

  18か月の検討準備期間を経て2410月に「見守りネットワーク委員会」の設立と同時に「見守り」活動を開始しました。開始時は見守り支援希望者の方は22名・見守り協力員24名でした。36か月の間にご逝去されたり、施設に入居されたりしての出入りがありますが、現在は見守り支援希望者29名に増えています。

 氷川台自治会では「みんなが主役の支え合い助け合い」運動を展開するため、全ての活動は「PDCAサイクル」が実践されています。313()に開催された、「第14回見守り活動報告会(1/3か月)」で「見守り支援作業」内容の充実が討議されました。 

??????????????????????????????? 第14回見守り報告会

  見守り支援対象者の近況や要望事項を出し合い、高齢者が“より暮らし易いまち”を目指して新たな作業支援を始めることになりました。幸い、支援隊員に設備・電気関係に詳しい方に参加して頂いたため、設備関係の点検と軽微なメンテナンス、電球交換だけでなくLEDに対応した相談・取替え等も加えることになりました。 

4 換気扇の清掃・管理

  自治会高齢者世帯の大部分は、昔から取引のある電気屋さんに点検・作業を依頼していましたが、頼よりの電気屋さんも高齢化や後継者不足で閉店等に追いやられて困窮していました。

5 LEDへの交換

氷川台自治会の高齢化率は、平成23年の38%から今年度33%台と若返りは進んでいますが、地域活性化へ向けての高齢者対策は最重要課題です。高齢化率が高いことは、地域に貢献できる余裕時間を持っている人や退職間もない団塊世代の人材の宝庫でもあります。今回も退職後の地域貢献活動として現役時代の「技」を駆使して貰うことになりました。

                                   氷川台自治会 殿田 俊三

【東村山市】自治会フォーラム・・朗読劇の紹介内容を読売新聞が掲載しました♪ 2016年3月16日

   313()に東村山中央公民館で開催された、東村山市「平成27年度 自治会フォーラム」の第2部・朗読劇「明日へ・・・わが街」で、地域が抱える様々な課題を朗読劇で取り上げる中、「空き地を有効利用している、東久留米市の氷川台自治会などの活動も紹介された」と315()読売新聞朝刊で紹介されました。

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東村山市「自治会フォーラムinチャレンジ!自治会」朗読劇「明日へ・・・わが街」で氷川台自治会の活動事例が物語に・・・♪ 2016年3月13日

    平成28313日、東村山市中央公民館で東村山市主催「平成27年度 自治会フォーラム」が開催されました。

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東村山市では、年々減少傾向にある自治会加入率、地域コミュニティーは少子高齢化、住環境の変化、個人主義の浸透などの社会構造の変化を起因として弱体化しつつあることに危機感を抱かれて、自治会と行政が力を合わせて適切な役割分担のもとに地域課題に臨んでいくことが重要と考えられて、様々な対策を講じられています。第7回目の開催となる「自治会フォーラム」は、回を追うごとに盛んになり、市民の皆さんの手による定着したイベントになっています。

??????????????????????????????? 耐震化工事が完了し、3月から開館されたばかりの東村山市中央公民館で

??????????????????????????????? 定員450名の大きなホールで開催されました。

  平成262月から、東村山市市民部 市民協働課と自治会活性化委員会の皆様と氷川台自治会との情報交換が始まり、昨年度の「第6回 自治会フォーラムin東村山」で初めて氷川台自治会の活動事例をパワーポイントで紹介されました。昨年度から市民協働課と自治会の皆さんによる手作りの「朗読劇」で地域課題やあるべき姿を分かり易く伝えるなど、年々充実してきています。

東村山市 渡部 尚 市長の市民目線での語りかけるような分かり易い挨拶の後、多摩地区他市市長からの祝電等が披露されました。

???????????????????????????????  渡部 尚 東村山市長挨拶

 今年の「第7回自治会フォーラム」では、

   第Ⅰ部:「自治会チャレンジ」~私たちも地域のなかま~5自治会の活動事例発表

56 こども達も参加して事例紹介する自治会

   第Ⅱ部:朗読劇「明日へ・・・わが街」2015年度ver.

 市内の高校生二人の目を通して、地域のコミュニテイのあり方を考える社会劇。        高齢化社会の中で翻弄されながらもたくましく生きようとする姿を描く。

  高校生 瑠奈は述べました。

「地域のことって、傍観者でいるわけにはいかないよ。」「・・・自治会の仕事も続けたら・・・地域のきずなも深くなるんじゃない?」

7 台本を手にした出演者の皆さんと稽古風景のスナップ写真

8 協力者:東久留米市氷川台自治会と掲載されました。

  朗読劇は、八国山の近くに住む老夫婦、志村太郎、敦子。二人には、長男、浩太郎及びその妻玉子の一人娘、瑠奈という高校三年生の孫娘がいた。瑠奈が東村山市の姉妹都市、米国・インディペンデンス市に親善派遣の一員として旅立ち、帰国した瑠奈を待ち受けていたものは・・・。

 瑠奈と同級生の佐藤香澄、若い二人が東村山市を舞台に、地域に目覚め、成長していく姿を描いた物語でした。

9 志村家5人家族の皆さんです。

  瑠奈は、夏休みの課題として地域コミュニテイの課題、自治会活動の停滞や高齢化(認知症)の現状に接しながら成長していきます。ある日、友達と空家の近くを通りかかったとき、怖い思いをした話を両親にする中で“東久留米市の氷川台自治会では、空き家を農園にして地域のコミュニテイの醸成に成功している”として朗読劇で演じられました。

??????????????????????????????????????????????????????????????氷川台第1農園の視察状況

???????????????????????????????氷川台第1農園

???????????????????????????????空家の数 2025年には940万戸

??????????????????????????????? 福祉大学の教授が登場して、地域の課題について語ったり

15 志村 勉さん(志村 けんの従弟)が登場して、高齢者健康体操を指導したりの笑いがあったり

 最後は、大学受験の最終面接に行く途中、踏切に入った認知症高齢者を発見し、自分の危険性も顧みず夢中で助けたため面接時間に間に合わず浪人を覚悟したとき、事情を知った世論の反響が大きく大学側が特例で面接を認めて朗読劇は終わりました。

16演出家 青山伊津(演劇集団 円)壇上に上がり出演者の勢ぞろい

17 300名を超える観衆(市民)から拍手が鳴り止みませんでした。

 行政と自治会が一体となって手作りで作り上げた朗読劇は、300名を超える市民の皆さんの心を打ったものと思います。たかが朗読劇でしたが、“鬼の目にも涙”で感動しました。素晴らしい朗読劇の内容と真に迫った演技に吸い込まれているうちに、あっという間に予定時間の1時間が過ぎ去りました。朗読劇を観劇するうちに、氷川台自治会での6年間の活動が走馬灯の如く駆け巡りました。現在、東村山市が行政と自治会が一体となって取り組まれている様々な活動を羨ましくさえ思いました。自治会加入率が53%の自治体が、現状に甘んじることなく、2025年問題に備えて地域コミュニテイの醸成に取り組まれている姿に驚きを感じました。特に、フィナーレの出演者が壇上に上がられて紹介されている間中、拍手が鳴りやまず、まさに行政と市民が一つになった素晴らしい時間でした。本日の朗読劇を参観された市民の皆さんは、必ず地域に帰って“自治会の重要性や地域コミュニテイの大切さ”を近隣の皆さんに伝えられるものと思います。他市のこととはいえ、地域課題の抽出や対策が遅れている自治体との差は大きく、2025年までには、元気で活力ある地域コミュニテイが再生され「支え合い・助け合い」のある街が出来ているものと思います。東村山市の市民協働課と自治会活性化委員会の皆さん有難うございました。現状に甘んじることなく、まだまだやることは山積しているとご教授頂いただいた2時間半でした。

                                       氷川台自治会 殿田 俊三

子育てサロン氷川台「ひよこの会」で人形劇を上演♪ 2016年3月10日

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 子育て交流サロン氷川台「ひよこの会」は、自治会活性化事業「子育てに優しいまちづくり」の一環として一昨年7月に開設しました。社会福祉協議会の支援・指導を受けながら開設した「サロン」も開設時は参加登録会員は5組でスタッフのほうが多い状態でした。よちよち歩きでスタートした「サロン」でしたが、会員の献身的なボランティア活動で運営されてきました。今では、地域活動としてすっかり定着し、子育て中のママさん達の「息抜きの場」「交流の場」「子育て相談の場」として頼りにされる「サロン」になりました。開設時は5組の登録会員だけで、スタッフの方が多い時もありましたが、今では参加登録会員も20組を超えて賑わっています。氷川台自治会の活性化事業として始めた「サロン」でしたが、「自治会の枠」を超えて「地域の活動」として子育て中のお母さん達に定着するとともに、頼りにされる「サロン」になりました。氷川台自治会員はもとより、近隣の小山、東本町、新座市や引っ越先のひばりヶ丘から自転車でやって来るお母さんもおられます。

  この「ひよこの会」が子供たちに楽しんでもらいたいと、けやき座公演の人形劇を企画しました。会場の氷川台自治会館には、子供を伴ったお母さんたちを中心として30名を超える観客が詰めかけ、大盛況でした。

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上演に先立ち、「ひよこの会」の代表が、子供たちと歌を歌い、子供たちの気持ちを和らげます。

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続いて、「けやき座」の司会者が、さらに歌と手体操で子供たちの気持ちを劇に導きます。

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そして「はらへぺこあおむし」が始まりました。そのあらすじは・・・

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青い葉っぱについた卵からかえったあおむしが腹をすかし手当たり次第に見つけたものを食べつくし腹痛に襲われ、

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 生まれ故郷の青い葉っぱにもどり元気を取り戻し大きく成長、

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 めでたく繭になり、美しい蝶になりました。

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10けやき座・オールスターキャスト

観衆は、本格的で熟練したけやき座の演出・演技に見入り、劇中の「あおむし」の問いかけに子供たちは元気に答え、劇と観衆が一体となった、楽しいひと時でした

人形劇「けやき座」は、設立35年になるそうです。地域の子ども達や高齢者に見ていただき、生きる喜びを、共に分かち合いたいとの思いで 活動されている団体で、週に1回「けやき児童館」に集い、すべて手作りで人形劇を作ってボランティアで公演を行っておられます。今回、初めて氷川台自治会「子育てサロン」で上演して頂きましたが、まさしく、人形劇「けやき座」の活動目的にふさわしい「こどもから高齢者まで楽しめた演劇」でした。代表の佐藤さんからまだ他にも作品があると伺いましたので、次回は、もっと多くのお母さんや子供たち、高齢者の皆さんに見て貰えるように企画したいと思いました。

 子育て交流サロン氷川台「ひよこの会」は、

開催日時:毎月第24木曜日 13301530

    開催場所:氷川台自治会館(小山台遊園隣り)

    開催内容:子育て中のお母さん達が集まって交流をはかっています。条件等はあり                            ませんので名前を登録するだけで参加できます。

     スタッフ:氷川台自治会会員がボランティアで運営しています。  

                                              氷川台自治会                          

殿田会長と苅部・ライフパートナーこぶし施設長が事例報告~防災情報交換サロン~ 2016年3月7日

   東久留米市社会福祉協議会(社協)では定期的に「防災情報交換サロン」を開催し、参加者の防災情報共有を図っています。今回のサロンは「住民と地域の社会福祉施設の協働による災害時の要援護者対策について」をテーマとして、37日午後、市役所・大会議室で開催されました。講師は氷川台自治会殿田会長とライフパートナーこぶしの苅部施設長。

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  はじめに殿田会長(写真右上)が、パワーポイントを使い、会長就任以来6年間でいかに氷川台自治会が「地域包括ケアシステム」(再来年度実施)の先取りモデルに足る地域になったか、その地道な取り組みを語りました。50名を超える聴衆は熱心に聞き入り、共感を覚えた様子で、たいへん好評でした。

???????????????????????????????  氷川台自治会・殿田会長

殿田会長講演の要旨

  平成22年から氷川台自治会が様々な活動を展開しながら「支えあい・助け合い」の強い地域、“安心・安全で暮らしやすいまちづくり”の過程において、自治会が抱える課題解決の方策を実施する材料・資源の中に「ライフパートナーこぶし」があり「聖グレゴリオの家」等がありました。両施設とは最初から要援護者支援対策を目的に協働した訳ではなく、防災情報交換サロン企画書の目的にある“私たちの住む地域に「今あるチカラを見つけ合うこと」をテーマに・・・”を実践した結果が、現在の氷川台自治会と「社会福祉法人龍鳳 ライフパートナーこぶし」や「聖グレゴリオの家」とのかかわりや協働があります。災害時の要援護者対策は協働の一部でしかありません。

・地域資源との協働がなぜ必要か?

他人事ではない2025年問題、10年後に後悔しないように今から真剣に議論しておく必要があります。今ある資源を見直し、お互いに使える資源を持ち寄り、有効利用することが“安心・安全で暮らしやすい地域をつくる大きなポイントであり近道です。”また、そこに住む住民自ら動かなければ、安心・安全で暮らしやすい地域はつくれません。地域住民が主体となった活動が展開されてこそ、それぞれの生きがいや楽しみ、地域での役割や出番が生まれてきます。行政が形をつくるのではなく、地域資源、自治会や自主防災組織、集合住宅の管理組合組織などを中心とした活動から「地域の支え合い」システムをつくるのが大事です。

・地域資源との協働による効果は、

 資源(知恵・もの・場所)の出し合いにより、硬直化した発想からの脱皮や活動の種類・範囲の拡大が図れます。また、高齢化社会を迎えるにあたり、もの・場所の有効利用による無駄のない活動ができ公的サービスにない仕組みができるようになりました。

  最後に、平成294月からの介護保険制度改正を前に、東久留米市でも高齢者が“住み慣れた地域でいつまでも生き生きとくらすために”地域包括ケアシステムの構築が急がれています。形ができてもシステムが機能するためには「地域の力と住民の支え合い」が最も大事です。氷川台自治会では、既に、地域資源の有効活用や連携及び「みんなで支える、みんなが主役」を実践して、子供から若い世代や高齢者がともに暮らし、共に支えるまちづくりに努めています。即ち、日常の活動から「自治会版の地域包括システム」の構築を目指しています。

   次いで、苅部施設長が社協・宮田主査のインタビューに答える形で施設の現状、氷川台自治会との協働の経緯、さらに今後の展望を語りました。

???????????????????????????????  ライフパートナーこぶし・苅部施設長

苅部施設長の発言要旨

 こぶしのある氷川台には、自治会があります。こぶしも「氷川台自治会」の会員です。実は私が赴任する前は会員ではありませんでした。しかし、障がい者が地域社会で生活する上で、ご近所の皆さんと交流を深めることはとても大切なことであると、殿田会長とお話しさせてもらったのが始まりです。

 氷川台自治会との協力関係は幾つかありますが、その中で最も重要なことは「災害時支援協定」を結んでいることです。これは、日中災害が発生した時には「こぶし」の職員が大勢いるので自治会の高齢者の救出や受け入れを行います。反対に夜間「こぶし」の職員が手薄な時には、利用者の避難に地域の人々がお手伝い頂きたいというものです。加えて非常用品備蓄や防災無線の拠点としてもご利用いただきます。

 また、毎月2回、自治会館にて「ふれあいサロン」を開いています。これは、自治会員同士が、お茶でも飲みながら気軽に集まりお話ができるようにと、こぶしで作ったケーキやお菓子、コーヒーなどを出張でサービスする企画です。このような活動を通して、地域の方々に直接顔を知っていただくことや、障がいについて理解していただく良い機会になっています。障がい者の自立を考えるとき、差別や偏見のない地域社会の環境が重要です。

 氷川台自治会は高齢化率が非常に高く東久留米市の中でも上位です。こうした高齢化にかかわる課題は、実は障がい者の課題と共通することが沢山あります。認知症による徘徊で事故や事件を引き起こしたり、知的障がいのために判断が難しく困ったりしているとき、氷川台自治会の皆さんの理解ある対応が本当に有り難く思います。

 数年後に訪れる「超高齢化社会」ですが、もう他人事ではありません。それは、障がい者に映しても同じです。現に職員不足は喫緊の課題ですし、障がい者が社会参加するためのシステムは、公的サービスだけでは限界があります。これまでの「行政主導」「福祉専門」の考え方を転換する必要があると思います。障がい者に触れ合うのは福祉専門職員とごく一部の人で、専門的なスキルを持っている福祉職員が全て行わなければと思っていました。しかし、氷川台自治会の皆さんとかかわるようになって、職員だけの力ではとてもできなかったことが、できるようになってきたのです。これからも、地域の皆さんと共に、行政ではできないようなサービスの提供とか地域の高齢者に何らかのお役に立てるようなシステム構築のお役に立ちたいと思っています。

                                               氷川台自治会

「空き家の庭を地域の庭に」(柏市)パンフレットに氷川台自治会の事例が掲載されました!  2016年2月19日

   千葉県柏市では、市民の憩える緑豊かな空間を増やしていこうと、緑の取り組みを積極的に進められています。宅地化されずに残っている土地、荒れた植林地、使われなくなった畑など沢山あり、こうした空き地を市民と行政が協力して手を加え、住民が使える「地域の庭」にすることで、柏の緑を守っていこう、増やしていこうと「カシニワ制度」(かしわの庭・みんなの庭)をつくり、「地域の庭」つくりを支援されています。公園のような、みんなで楽しめる空間を、みんなで造って管理していくという取り組みです。

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 昨年1127日に柏市公園緑政課の皆さんが、氷川台自治会で行っている「空き家・空き地を利用した町づくり」の活動を視察・研修にみえました。今回、従来の「カシニワ制度」を利用した「空き地を地域の庭」にする支援に加え、新たに「空き家の庭を地域の庭に」とした取組みが加わりました。「カシニワ制度」では、こうした空き家の庭を活用した取り組みを1つのステップとして、魅力的な緑地の創出だけでなく、地域の安全性確保や空き家自体の利活用も目指して自治会や市民団体の皆さんと一緒に、豊かな地域づくりを進めるパンフレットを作成されました。

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【 パンフレット 】氷川台自治会の活動紹介

空き家の庭を“地域の庭”に ~カシニワのすすめ④

   ❷で「空き家問題、どうしたらいいの?

全国各地で空き家問題への様々な取り組みが行われています。東京都東久留米市では、自治会が地域内の空き家の庭を借り、農園として管理することで、周辺への悪影響を未然に防ぎ、住民同士の貴重な交流の機会も生み出しています。

管理に困っている所有者がひとりで抱え込むのではなく、地域住民と手を組み、互いに協力することで、地域に新たな魅力を生み出しています。 

  人口減少や高齢化の進展等により社会問題化してきた「空き家」は全国で約820万戸と住宅総数の13.5%を占めると云われています。東久留米市でも平成20年の統計では10.7%の数字が出ています。平成2611月に「空き家対策特別処置法」ができ、平成275月から施行され、空き家の適正管理が義務付けられました。法律が制定されたから「空き家」が減少するということでもないと思います。

 東久留米市でも「空き家対策」等が市議会で取り上げられるようになりましたが、基本的には地域の皆さんが「空き家」をどう考えられているかだと思います。どうして空き家になったのか? 空き家は持ち主が管理しているのか? 持ち主と連絡は取れるのか? 空き家が増えないようにするにはどうすれば良いのか? 空き家の利用価値はあるのかないのか? など、基本的な情報・状況を整理しないと対策も考えられないと思います。先ずは、「空き家・空き地」を地域の資源と捉えて利用価値の有無を考えてみてはどうでしょうか。

 行政に「空き家対策」を委ねて早急な対策を求めても限られた「人・時間・情報」の中での対応になり中々進みません。 氷川台自治会では、4年前から「空き家・空き地」問題に取組み、「空き家・空き地」を地域の資源としての活用を模索して来ました。持ち主を捜して連絡を取り、自治会農園として活用させて貰ったり、軒先を借りて青空野菜市を開催したり、自治会で草刈管理等を引き受けたりして放置された「空き家・空き地」を無くしています。また、「空き家・空き地」を利用した様々なイベントは地域の活性化・地域のコミュニテイを生み出し、地域の若返りが進んで来ました。空き家を発生させない地域づくり、“高齢者が安心・安全に住み続けられるまちづくり”にも努めています。

4読売新聞に掲載されました。

 5空き家の庭を農園に活用(1農園)

6空き地を利用した農園で芋ほり大会(3農園)

 昨年、氷川台自治会の活動を視察研修に見えた6(あきる野市・東村山市・市原市・日光市・鹿嶋市・柏市)の皆さんは一様に“空き家・空き地の有効活用によるまちづくり”に強い興味を示されました。視察・研修後も各市の担当者の皆さんと意見交換を続けています。また、市原市では広報いちはら(1115日号)で事例紹介、柏市ではパンフレッドになって事例紹介、東村山市では昨年3月に「自治会フォーラム」で事例紹介されたのに続き、3月13()には東村山市中央公民館で開催される「自治会フォーラムin東村山」で朗読劇になって紹介されるそうです。(他市の活発な自治会活動や活性化対策を参考にされるのもヒントになると思います。)

7広報「いちはら」で事例紹介

8昨年度の東村山市フォーラムで紹介されました

9今年度は朗読劇に昇格して紹介されます。

 東久留米市内の自治会や団体・個人、市議会議員の皆様からの問合せ等は一度もありませんが、「空き家対策」が市議会の一般質問に上がっているようですから、地域の課題として捉えられている皆さんも多いのではないかと思います。行政に委ねるのと並行して地域での有効活用を模索されてみたらどうでしょうか。(活動を通して感じたことです。)

                                                                       氷川台自治会 殿田 俊三

地域リハビリテーション支援事業市民交流会において氷川台自治会の事例紹介 2016年2月13日

     213()13:0016:00、平成27年度地域リハビリテーション支援事業・市民交流会が「住み慣れた地域でいつまでも生き生きと暮らすために~東久留米の地域包括ケアを考える~」のテーマで、成美教育文化会館にて開催されました。これは、北多摩北部地域リハビリテーション支援センター・清瀬市・小平市・東村山市・東久留米市・西東京市が主催し、今回は東久留米市をモデルにした交流会です。

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???????????????????????????????  会場

1部は、内閣官房社会保障改革担当室審議官・髙橋俊之氏による基調講演。「地域包括ケア~参加型社会保障!みんなで支える、みんなが主役」と題し、氏の前職・厚生労働省老健局総務課長の体験を踏まえ、介護保険制度の現状とその今後・介護保険制度の改正・地域包括ケアシステムの構築について、詳しく解説。

??????????????????????????????? 高橋氏

 2部は、東京都医療学院大学教授・鴨下博氏を座長にしたシンポジウム「地域包括ケアシステムの構築に向けて~活動と参加~」。初めに3名のパネリストによる講演。

 ①東京都老人総合研究所在宅療養支援研究副部長・大渕修一氏「データで見る東久留米~予防とリハビリ、市民参加について」

??????????????????????????????? 大渕氏

  東久留米市が実施している「高齢者元気度アンケート」をデータとし、様々な切り口から市民参加の取り組みを考え、「サービスの受給者から提供者へ」の実践を提案。

 

②東久留米市医師会会長・石橋幸滋氏「地域包括ケアシステム構築に向けて~医療の立場から~」

??????????????????????????????? 石橋氏

   医師会会長として自らが推進している地域包括ケアシステム構築について、市の現状から周辺市との連携についてわかりやすく解説。

 

 ③東久留米市福祉保健部介護福祉課課長・田中潤氏「東久留米市でおこなう地域包括ケア~今後の展望~」

??????????????????????????????? 田中氏

 地域包括ケアしすてむへの市の取り組みについて解説。

??????????????????????????????? パネルディスカッション

 講演後、基調講演の髙橋氏も加わり、5名のパネリストによるパネルディスカッションに移り、東久留米市の現状を踏まえた地域包括ケアシステム構築について討論。その中で、鴨下座長が客席の殿田俊三氏(氷川台自治会会長)を指名して発言を求めた。これは、事前に市より殿田氏に「この件に関し、すでに様々な取り組みを実践している氷川台自治会の事例を紹介してほしい」との依頼があり、当日配布されたレジュメにもその内容が組み込まれていた。

 ??????????????????????????????? 客席から事例発表する殿田氏

 殿田会長は、客席からマイクを使い氷川台自治会で取り組んでいる「見守り」活動を始めとする6年にわたる活動を詳しく解説した。特に地域包括ケアシステム構築については

「地域の『支えあい』が重要であり、地域の課題を解決するためには2つの「力」が必要です。その一つは地域のために『こと』を実行する力、二つ目は地域住民の『つぶやき(要望)』を拾い集める力です。また、地域の住民が参加したくなる組織や活動づくりをすれば、行事の参加者を通してネットワークも広がっていきます。最初は少人数でも、活動を継続するうちに地域住民の信頼を得られ協力者も増えてきます。従って、継続することが何より大事であると思います。」と訴えた。

10111213 市の作成したレジュメ  

 パネルディスカッション終了後、質疑応答となり、その最後に殿田会長が発言

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6年間の氷川台自治会の活動を通して感じたことを行政側に要請したいと思います。今回の地域包括ケアシステム構築に当り、東久留米市で計画されている様々な方針・戦略を具体的に市内各地域へ展開するには、福祉保健部介護福祉課所管で4月から配置される生活支援コーディネーターが中心になり、地域住民が組織する自治会組織や防災防犯組織・民生委員などとネットワーク化を図り、地域住民のニーズを拾い上げてサービスを展開する手段が一番ではないかと思います。しかし、現在の庁内の縦割り組織(自治会窓口は市民部市民生活課、防災・防犯組織は環境部防災防犯課、民生委員は福祉保健部福祉総務課など)では、関係者のネットワーク化は難しいし、拾い上げたニーズの展開もスムーズにいかないように思います。今後は、庁内の横の連絡を密にして組織の枠に捉われない対応をお願いします。」

さらに

「氷川台自治会では、『みんなで支える、みんなが主役!』を実践しており、子どもから若い世代・高齢者が共に仲良く暮らし、共に支える町づくりを目指してこれからも活動をして行きます。」

と力強く言いきり、シンポジウムのテーマの具体化へ道筋の一端を示すこととなった。

                                     氷川台自治会 馬場 定美

氷川台自治会の活動事例が宮崎県小林市市議会議員の視察研修題材に!(東村山市への視察研修の中で) 2016年2月8日

        126日(火)、東村山市へ宮崎県小林市市議会議員の皆さんが視察研修に見えました。(九州から見えるなんて凄いですね(@_@)

 1東村山市に視察研修にみえた小林市市議会議員の皆さん

東村山市はホームページを覗くと一目瞭然ですが、「人と人 人と緑が響きあい笑顔があふれる東村山」をつくるため、行政が先頭に立って地域コミュニテイの活性化に取り組まれています。

   東村山市ホームページ https://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/

 2平成27年度 自治会フォーラムポスター

    *313()15時~自治会の活動事例が「朗読劇」で上演(無料)されます。

 一方の小林市は平成18年に誕生した新しい市ですが、町おこしに向けた非常にユニークな情報発信を積極的に行われ、今全国的に注目されている市です。

・宮崎県は合計特殊出生率が全国第2位、「いい子どもが育つ」都道府県ランキングでも3回  連続第1位または第2位を獲得しているが、そんな宮崎県のなかでも小林市はトップクラスの環境だという。

・「住みよさランキング2014」九州・沖縄地区トップ20でも、宮崎県内では唯一小林市がランクインした。小林市は、201220143年連続宮崎県第1位を獲得しました。それくらいバランスの良い住みやすいまちです。

東京都で小林市単独の移住相談会を開催!

・移住促進PR動画が話題沸騰している

3

 小林市ホームページ  http://cms.city.kobayashi.lg.jp/government.html

 多彩な企画やユニークな情報をどんどん発信をして町おこしを図っている小林市から、行政と地域住人の協働で市の活性化を図っておられる東村山市へ視察研修に見えたのも理解できます。

多くの市で自治会加入率が年々低下傾向の中で、311東日本大震災以来「地域の支え合い」の重要性は高まっています。行政では対応できない地域の様々な課題に取組み解決するのは自治会であり、今後も2025年の超高齢化社会を迎えるにあたり益々自治会の役割は高まっています。東久留米市の氷川台自治会活動事例が東村山市を通して宮崎県小林市へ紹介される珍現象が起きましたが、氷川台自治会が、今取り組むべき課題に会員が力を合わせて取り組んだ結果が多くの自治体に評価されたことを大変喜んでいます。膝元の東久留米市の発信でないのが残念ですが、住み慣れた場所に安心・安全に住み続ける為に始めた様々な活動を東村山市さん経由で紹介して頂きました。

以下の様に主な活動を分かりやすく整理して頂きました。

4 空き家の活用

 5要援護者支援避難訓練

 6美化運動(助成金を利用した)

7 防犯ウオーキング・わんわんパトロール

8餅つき大会(教会との協働)

9ふれあいサロン(障碍者施設との協働)

 氷川台自治会の様々な活動は、“住み慣れた地域にいつまでも安心・安全に住み続ける為には・・・”を原点に、子供から高齢者まで共に楽しく暮らせる町づくりに邁進しています。その一地域の活動が地域の枠を超えて多くの皆さんが参考にして頂けることに大変喜んでいます。特に今回は、他市自治会の活動事例にも係わらず上記の様な素晴らしい資料を作成して、是は是として対応して頂きました東村山市市民協働課の皆様に感謝致します。

 最後に今回の視察で氷川台自治会の「防犯ウオーキング&わんわんパトロール」に大変興味を持たれたとの話を聞き、自由参加の日常パトロールで子供から高齢者まで健康管理を兼ねたウオーキング中のコミュニケーションや犬を介在にしてコミュニテイが構築されていく姿を推測されたのかなと勝手に納得しました。           

                                        氷川台自治会 殿田 俊三